「利き酒師トレーニング」カテゴリーアーカイブ

利き酒師あらため、ワインエキスパート見習い

1ヶ月半を米国で過ごし、方向が定まってきました。

やはりワインです。ビールじゃない。(酒か・・というなかれ)
せっかくの地の利を活かし米国産、カリフォルニアよりはじめたいと思います。

■ ワインエキスパート見習い(カリフォルニア専攻)

利き酒師活動はやはり赴任前の想像通り活動休止です。
まずはワイングラスが無いと始まらないので購入。

(リーデルの柄のないシリーズ、食洗機で洗いやすいので)

あくまでカリフォルニアワインや、南米産のワインを中心に飲みながらワインについての勉強を少しずつ進めようと思います。

ただ、車通勤ですので、外食先ではワインを思う存分飲むわけにはいきません。あくまで家飲みワイン生活。(早く妻が来ないかな。。。授乳も早々に卒業して)

近所のホームスーパーであるKrogerで何本か買って飲んでみましたが、今ひとつ知識のない中での自分買いでは暗中摸索的。(方向性が作れない)

そこで値は少しかさむかもしれませんが、酒屋を決めて購入してくことに。できれば同じ店員さんが働く曜日に通いつめようっと。(覚えてもらわないと)

今回のお題は、ピノ・ノワール x カリフォルニア。

(15ドル前後で人気のある定番3本を店員さんがセレクト)

フランスのブルゴーニュ産のピノ・ノワールは日本では高かったけど、これなら。味の基礎は15ドルぐらいの普段ワインで固め、たまに少し高いのに挑戦。(実際は外のレストランで30~40ドルで飲むのは、酒屋の15ドルですし)

日本への一時帰国や友人が遊びに来る時までに、少しはワインも学ばないとおもてなしできませんので。。(ナパとかにも遊びに行きたい!)

利き酒師の今後

利き酒師活動も、米国赴任に伴い岐路へ。


(こういう素敵な品揃えの酒屋が近所にあるはずもなく)

さて、まずはNPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)への会費上納をどうするか。もう今年で退会しちゃうのも選択肢かなぁとも思ったり。(飲み会のネタ的には利き酒師に合格しただけで十分な気もします)

一方で、今後も日本帰国時を見据えて、あるいは海外滞在中に世界を広げる手も。(日本からの日本酒プロモーションに協力するなどして)

とりあえず保留にして渡航しようかと。

(そんな中で私的利き酒の会も継続)

おそらく北海道の地酒として販売される中で最も高価であろう千歳鶴の吉翔。四合瓶で驚きの6千円也。

対抗馬は世界での評価がうなぎのぼりの山口の獺祭、の中で安めの5割。2割3分に比べればグッとお得な2千円以下。

(この日の利き酒仲間はK君)

結論としては、どちらもうまい酒。甲乙つけがたいとなれば、リーズナブルな方は明らか。しかしながら、贈答品の価値として考えるならば高い方がやはり有利。

これがワインの世界ですし、今後日本酒の世界でも求められていくことなのかも。人は権威に弱く、舌も権威になびきがち。

自由な舌を持つためには・・・利き酒師の考察の日々は続きます。(飲んでるだけ?)(米国ではカリフォルニアのワインや南米のワインを研究しようかと)

ドンペリなんぼのもんじゃー

仮説です。

どうも泡の上位種の価格競争力は通常の赤白より格段に弱い気がします。具体的な仮説検証としては以下。

■ ドンペリ 対 無名クレマン(仏産スパークリングワイン)

結果、ドンペリの圧勝。

しかしながら、その値段差は決して「13対1」ほどではない。
つまり、価格差ほど味に差がないよね・・という確認。

確かに、10倍の差はないよね、というのは広く共有できる気がする。再来週あたり再検証してみよっと。

利き酒天国

この1週間で飲みに行った回数7回。(毎日か・・・)各会だいたい4合~6合ほど日本酒を飲んでいるので30合以上=3升以上。。

(飲んでも飲んでも知らない日本酒に出会えます)

凄いのは種類にして20種類は飲んでいること。まったくもって、日本は利き酒天国なのです。(選択肢の多いこと!)

勿論、久保田、八海山、酔鯨など定番大手地酒メーカーのお酒も含まれています。でも、今週も新しい出会いもありました。
(仲垣で頂いた京都の蒼空が美味!またラベルが涼しげで素敵)

そして食中酒である日本酒が美味しいのも肴がよいから。

(富山・石川の海の恵)

(おでんには熱燗)

(築地での大盛りの魚介もいい)

やはり日本以上に、日本酒と和食を楽しめる国はありませんね。
その背後に豊かな自然や(勿論資源は有限ですが)高い流通の力を感じます。

週末の夜から10日間ほど海外出張予定。(行き先はシンガポール+UAE)しばし、日本酒ともお別れです。(出発日前日の土曜日夜にお別れの儀)

(2歳からノドグロの焼き物を楽しむとは贅沢!)

(あと18年したら一緒に飲もうか)

利き酒師魂

「利き酒」というセールスアピールに弱いのが利き酒師。
たとえそれが日本酒以外だとしても。


(本日は庶民的な中華料理屋)


(紹興酒・・・正直、イメージはイマイチ。。)

ビール以外に中華にあう食中酒はやはり中国酒でしょうか。(日本酒もいけそう)中国酒は経験も少なく、あまり研究できていないので、その実力は未知数。

本日飲み比べた紹興酒5種の中では好みの味は残念ながらナシ。
過去にはまろやかな甕出し紹興酒や、香りの良い老酒などにもあたったけど。年数を経た少し高めのものだったりすると美味しいものもあるかしら。いずれ中華料理と共に研究してみたい中国酒です。

2014年も日本酒研究(主にフィールドワーク)は継続中。
たまには座学も交えながら。

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■ 14冊 (2014年)