「利き酒師トレーニング」カテゴリーアーカイブ

箱入りデビュー

2月の家計ももうすぐ締まりますが、なかなか生活費が絞れません。さらに予想外の突発出費もあり、痺れる展開。

そんな中、我が家は一つの新しい世界を開きました。厳密には開いたのは世界ではなく、箱。

(カベルネ3リットル箱入り)

紙箱入りワインは幾つも種類がありますが、こちらはやや高めな部類。それでも驚きの20ドル弱。。

瓶で4本分と考えれば、1本5ドル弱、でも味は確実に5ドルより上。正直、10ドル前後といわれても信じるし、15ドルと比べても分からないかも。

白ソーヴィニヨン・ブランも揃えて、しばらくは緊縮財政のデイリーワイン。普通に瓶に入ったワインはお客様が来た時に取っておこう。

ちょっと目を離すと「これ、いつでも開いているから気楽に飲めるね。」と妻が1箱目を飲み干していたので、早々に赤2箱目を購入。

果たして家計にはプラス効果はでるのか!?
3月の家計を要観察です。

マンハッタン酒価

観劇前の腹ごしらえ。


(NY観光客用寿司盛り)

吉乃川の熱燗を頼んだのですが、なぜか一番安い八重垣がきました。(八重垣ならばヒューストンでも容易に調達可能なのに。。)

1.5リットルで10ドルで売ってる酒を、1合で10ドル取るとはまさに暴利。せめて4ドルぐらいにして欲しいもの。(酒屋価格の3倍が本来は目安では)

観劇後、就寝前の口直しに、といつもの酒蔵へ駆け込む。

(こちらは0.5合で10ドル、やっぱり高い)

キンピラをアテにして、お目当ての自家製塩辛で締める。

(ちゃんとご飯は半分残しました)

利き酒師の自主練としては、純米か純米吟醸の飲み比べをしたいところですが、さすがにこの値付けを見ると少々ひるみます。(以前、1人で150ドルになったし)

ヒューストンでは最近は外食時も、あまり高いものは選択してないので、、なにやらマンハッタンの物価にココロがついていけません。

結局、お酒1杯、キンピラ、塩辛、白飯で終了し、30ドル。それでも安くはないのよね。

・・・ヒューストンの我が家に帰って、、八重垣熱燗で飲もう。(それなら1.5リットル飲んでも10ドルですし)

ジンファンデルとの出会い

最近、ワインエキスパート見習いを自称したことを忘れてました。いかん、いかん。

カリフォルニアワインを飲み始めてピノ・ノワールの美味しさにまずは注目。(並行してNZの白ソーヴィニヨンブランも普段ワインで飲みまくりでしたが)

日本ですとブルゴーニュなイメージで少々高価な印象だったのですが、ここなら20ドル以下のチョイスが多数ありますので。


(同ブランドのカベルネ、メルロー、ピノの比較試飲)

あらためて、赤ワインの主要3ブドウの味の違いを舌で転がす機会など作りながら、先日の夕食会でワイン通の先輩より、非常に有益なアドバイスが。


(カリフォルニア飲むなら、ジンファンデルはいいよ、と。)

カリフォルニアで固有に作られる赤ワイン用のブドウの一つがジンファンデル。(イタリアでも同一品種が存在しており、そちらはプリミティーヴォという名前)

あ、これ美味しいかも!

カベルネやメルロー、ピノに負けない個性があり、なおかつ地域的な希少性もあり。これは面白い研究課題を頂きました。

ジンファンデルのブレンドの銘品「プリズナー」を暫定ホームワイン候補と設定して、経験(飲酒)を積みたいと思います。
早く妻と一緒にボトルあけられる日々が楽しみ。

若手ワイン会に向けて

ヒューストンでの飲酒生活。

高らかにワイン転向を宣言したものの、美味しい日本酒を飲んだりして暫し停滞。(日本からのおみやげ品やマンハッタンなどで飲む機会もあり)

週末の若手ワイン会(いつもの家飲み食堂)に向けて、少し頭を整理。整理するほど大して知識は入ってないので、まずは基本のおさらいを。

30分で一生使えるワイン術/ポプラ社
¥1,296
Amazon.co.jp

やはり地の利を活かすならば、カリフォルニア産、たまに南米産から。4つの要素のうち、まずはブドウの種類と生産地。(ヴィンテージと作り手は後回し)

ブドウの種類の違いを味わえて、あとは生産国、できれば地域がイメージできる、、このあたりからトライしてみたいと思います。(ラベルを読み解くのではなく)

人数が集まれば種類も沢山飲めるので、色々味わいの違いも感じられるかな。一人で1本を2日掛けて飲んでいると、今ひとつ味わいの比較が難しい。(とはいえ複数ボトルを平行して開けるのも抵抗あり)


(カリフォルニアのピノ・ノワールを累計10本ほど飲みました)

最近のお気に入りはNZ白のソーヴィニョンブランで、リピート買いしてましたが、同じようなワインだけ飲み続けるのは安全ですが、世界が広がりません。

少し腰をおちつけて味覚の幅を広げたいと思います。
ということで、本日は実践ではなく座学。(ビール飲みながら)

利き酒師@マンハッタン

米国駐在を機に一時休止となった利き酒師活動(修行)。(→利き酒師あらため、ワインエキスパート見習い

ヒューストン上陸後に少々闇雲にですが西海岸中心にアメリカのワインを飲み始めましたが、マンハッタンであれば日本酒も楽しめることを体感できたのが今回。

蕎麦鳥人と酒蔵という43rdの姉妹店を日を変えて訪問。美味しい日本酒を久しぶりに色々味わわせて頂きました。

青森の田酒、秋田の新政や雪の茅舎、山口の獺祭に群馬の水芭蕉、福島の大七まで、名前を聞くだけで懐かしい皆様との再会@マンハッタン。

2晩で300ドルが飛んできましたので、決して財布に優しいお店ではありませんが・・ヒューストンでは全く手に入らないことを考えればそれだけの価値が。

(〆に蕎麦を選べるというのも泣かせます)

普段はヒューストンにて自炊とワイン研究の日々。たまに都会に出た時に日本酒リハビリ・・・これって、いい組み合わせ!

利き酒師存続の光が見えました。