「家飲み推進派」カテゴリーアーカイブ

家飲み48宴目〜プリズナー白赤

欧州出張から戻った翌日の先週日曜は、東京からのお客様を迎えてのヒューストン家飲み48宴目。

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ディップ2種にMちゃんの卵焼き、そしてキヌアサラダという安定のスタートは勿論妻の手によるもの。本日のテーブルセッティングも見事でいつもありがたい限り。

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ホタテの揚げ焼き。表面にチーズをまぶしているそうで濃厚且つ美味。魚介系の火の通し方が妻はとても上手だなぁといつも感心します。

ワインに詳しそうなゲストだったので本日の趣向はプリズナーワインカンパニー縛り。白のブレンドのBlindfoldと、赤のブレンドのThe Prisonerを。(Saldoも準備してましたが、これはまた次回に持ち越し)

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Blindfold、、目隠し・・・

問われた時の為にとプリズナーワインカンパニーについても簡単にネットで予習。

若き醸造家デーブ・フィニーが1998年に興したオリン・スウィフト・セラーズが世に送り出して爆発的な人気を得たのがジンファンデルベースの赤のブレンドワイン、The Prisoner。このThe Prisonerをはじめとする4ブランドをオリン・スウィフトから切り離し設立されたのがプリズナーワインカンパニーだそうです。(ヒュネイアス・ヴィントナーズが購入し、現在は更にコンストレーションに売却)

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どうやら、ワインの世界もスタートアップ企業と同じように売れてブランド価値が高まるとブランドごと売却してキャピタルゲインを得ることが出来るものなのですね。。

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日本では一時正式輸入されていたようですが、現在は供給も止まり一部専門店が販売しているぐらい。公式HP見ると米国でも限られた州でしか販売されておらず、どこでも買えるという訳ではなさそうです。(近所の量販店で42ドルぐらいで買えましたが、日本でネットで買うと1万円ぐらいしてます。)

我が家はもともと友人T家ではじめて出会ったThe Prisoner。(その後、出会ったことを僕は忘れてましたが)まさかこうしてテキサスの生活でお世話になるとは。(T家ももともとテキサスに留学された時に出会われたそうです)

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ホールフーズで吟味して購入したリブアイ、サーロイン、そしてラムチョップ。ヒューストンで多分一番高めの価格帯の肉達、うまし。ジンファンデルベースのThe Prisonerがよく合います。

我が家の基本はトレジョーの10ドルワインに収束しつつありますが、たまには30-40ドル台のワインを背伸びして楽しむことがあっても良いかなぁと。(10ドルと40ドルのワインの違いはなんとなく感じることが出来ます)

急な設宴だったのにも関わらず、嫌な顔ひとつせずに協力してくれた妻に感謝です。

家飲み47宴目〜一足早いハロウィーン

会社の同僚でもあり、あちらの次男さんとうちの長女がキンダーのクラスメイトでもあるS家との送別ディナーを週末に。もう長女と次女がいつものように大興奮。

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今年は10月末のハロウィーンシーズンを楽しむ前に帰国になってしまうS家を一足早いハロウィーンデコで歓待。こうしたアイディアがするすると出てくる妻を毎度ながら尊敬します。

我が家はこれから1ヶ月はハロウィーンモード。そしてハロウィンが終わると間髪入れずにクリスマスモードへ。まるで商業施設だな。

本日のテーブルセッティングと料理を備忘メモ。

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(やはりハロウィーンといえばオレンジ)

オレンジの椅子がまるで誂えたかのようにはまっていますが、ハロウィーンだけを狙ったワケではございません。(→ダイニングチェア新調

本日は定番の和系メニューではなく、最近の我が家のテーマである糖質制限メニューにて歓待するチャレンジを。

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(チーズにディップ、焼き豚)

明太子とマスカルポーネのディップは相変わらず美味です。

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キヌアチキンサラダとMちゃんの卵焼き(我が家ではこの呼び名でレギュラー化)。良いお酒のアテです。

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藤春シェフレシピの、チーズとナス、アボカドのグラタン。(→藤春シェフのケアリングフードレシピ)このグラタンは冷えても美味しいんですよね。

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先方ご家族と子供達用にカルボナーラたっぷり。お代わりオーダー入ってシェフも大興奮。

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スルメイカのスペイン風・・になるはずがインド風。これは少々完成度低し。サフランの代わりにカレー粉を投入したのですが、いまひとつ狙った味に落とし込めず。再挑戦です。

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糖質制限のアイスティラミス。

カルボナーラとイカ以外は全て妻の作品。本日はあまり料理準備には貢献出来ず。前夜に仕込んでおけるものでレパートリーをもう少し増やさないとなぁ。

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S家の息子さん達にはオレンジのバケツにお菓子を詰め合わせてプレゼント。ついでに我が家の娘達もご相伴。(ここでもSeiwaで購入した日系のお菓子が大活躍です)

こうして順番に皆さんを送り出しながら、最後は送り出されることになるのかなぁと。そして170m2の現在の米国の住まいから、どうやって日本の70m2の家に引っ越せばよいのか・・・と悩むのだろうな、きっと。

■ 家飲み食堂☆ヒューストン・・47宴目

家飲み46宴目〜Zじゃなくて五

家飲み46宴目はお世話になった先輩ご家族を送別する宴。

短い間でしたがお世話になりました。ご自宅にも二度ほどお邪魔させて頂き温かくもてなして頂いたので、ご異動の直前ですがお誘い実現出来て良かった〜。

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(同じくお世話になったK家もお誘いし大賑わい)

本日はお一人ずつのスペースはかなり狭くなりますが、皆でテーブルを囲むように詰め込む妻のセッティングでいきました。

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(大人6人、ここに子供達が5人は時間差つけて)

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刺身舟盛り、鶏はちみつ煮、おいなりさんと卵焼きでスタート。

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妻が、東京のMちゃんより料理教室直伝のレシピを教えて頂いた卵焼きが良い仕上がりで美味しかった〜。(先日の卵焼きとの出会い→おもてなしジャパンな家飲み

これだけ具沢山の卵焼きだと立派な酒の肴。今後もリピートオーダー必至なぐらい好評でした。

蒸し立てのシュウマイと鰻白焼きも妻に担当頂いたのですがあっという間に売れてしまい画像見当たらず。

本日は刺身を切った以外に、揚げ物と焼き物を一つずつ担当。

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揚げたて鶏唐揚げ、北海道的にはザンギ。

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ハリバット(おひょう)のムニエル。

アラスカ帰りに土産として買って帰る魚介を物色してたら、アラスカ出張中に自ら釣ったというハリバット(おひょう・・でっかいカレイ)が食べきれませんので・・と後輩Sくんが冷凍の切り身を分けてくれました。淡白な白身の魚。

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本日のメイン日本酒は一番右のZ・・・ならぬ五(five)。

山口県岩国市の酒井酒造五橋のゼットならぬファイブ。これは香り高くバランスが良くて美味しい! 獺祭的なのは同じ山口ということもあるのかしら。そして、獺祭より美味しいような。

一同で日本を懐かしみながら美味しくZ(ファイブ)を頂き、その後は米焼酎の鳥飼を。吟醸香が感じられて、焼酎なのに日本酒のような感覚で飲めます。こちらも美味しかった。。。

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それにしてもZ(ファイブ)。ネットで調べてみると、五橋Z(ファイブ)シリーズは全国約25店舗のみでの限定流通とな。。なんとあの雪谷の酒屋がその選ばれし一店の一つだったのか・・。(→日本酒もジャケ買いの時代

Z(ファイブ)というだけに5種類ありますので、5本大人買いして飲み比べしてみたいなぁ。。。超限定品となるとさすがにあの仕入れ分だけで12月のパパママ来訪時にはないんだろうな、まさに一期一会でZのうちの1本、ブルーと出会えました。

人もお酒も出会いと縁を大事にしていきたいと思います。

家飲み45宴目〜水族館と魔女

ヒューストンに戻って最初の家飲みは仲良しO家と。

土曜日の午後を、妻チームはミュージカル鑑賞、旦那&娘達チームは近くの水族館と数時間を別行動する新企画。(たかが数時間子供達を預かるだけで大騒ぎしすぎ・・と妻に叱られる)

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(動物園、博物館は何度か行ってますが水族館はお初)

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こじんまりしておりますが、一通りの淡水魚から海水魚まで種類は揃っております。イルカやペンギンのショーがないのが寂しいぐらいでしょうか。(品川アクアワールドのせいで我々の水族館ハードルが上がっていることは否めません→オキゴンドウの水しぶきで納涼

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(なんとエイへの餌やり)

でも斬新だったのがコチラ。なんとエイへの餌やりコーナーが。エイって凄く下の方に口があるので、魚をうまく上げるのが難しいけど面白い。

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水族館以外にもいくつかアトラクションがあり、混んでいた観覧車などを除いて一通り楽しみました。(しかし外は灼熱のヒューストンですので大変)

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(妻達は終演間近のWikedを堪能、感激チャージ)

それぞれ3時間ほど楽しんだ後に再合流して帰宅。途中オープンしたばかりのSeiwaに寄ってお刺身を調達(素敵!)して、家飲み開始でございます。

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(まずはお風呂に入れた子供達の夕食を先に)

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(あっしが昨晩仕込んだカレーと妻作のフィッシュボール)

嬉しいことに一晩寝かせたカレーを娘達がパクパクと。単にいっぱい遊んでお腹が空いていただけかもしれませんが料理人冥利。

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大人達は刺身でスタート、日本から持ち帰った鰻の白焼きを堪能し、ししゃも焼きを齧り、最後はスルメイカの肝煮(ぽくぽく煮)を白いご飯にざぶざぶかけて〆。

刺身もスルメイカ(解凍)もどれもSeiwa仕入れですので、Seiwaオープンの恩恵を受けております。(→Seiwaマーケットオープン

日本で購入してきたばかりの日本酒四合瓶を1本ずつ披露しあって何とも幸せな家飲みとなりました。(1本飲んで残り5本)

お酒の勢いも借りて?どこに出かけようかと悩んでいた9月上旬の連休も一緒に近場のリゾートホテルに二家族で出かけることが決まり(更に予約もその場で完了)、楽しみな予定を作りながらの家飲みとなりました。

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(注*マイクじゃなくて掃除機の先)

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(注*マイクじゃなくて掃除機の先)

娘達は本日も大喜びで大騒ぎ。

あとは楽しみにしていたWiked鑑賞の感想交換ですが、なんと妻も自分と同じアンサンブルの女性に注目しておりました。妻と格別に気が合うのか、誰が見ても彼女が図抜けており目立つものなのか。(→WICKED〜ミュージカル感激メモ

Seiwaで見繕ったその日の良さげな刺身を舟に載せて、というのも我が家の定番になりそうな予感。(そして水族館は定番にはならぬ予感)

■ 家飲み食堂☆ヒューストン・・45宴目

おもてなしジャパンな家飲み

日本滞在の最終コーナーは家飲み二連戦。

初戦はかれこれ16年を超えるお付き合いとなる会社のO先輩宅にて。この一時帰国に向けて単身赴任先の上海より出張を作って弾丸帰国頂きました。

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(いつお邪魔しても食べたいRさんの絶品ビーフシチュー)

この日は二部制で午後から飲み始めて、夜まで中年が呑んだくれるという長い夜となりました。久方ぶりの皆様にも沢山お会いできて嬉しい時間となりました。残念だったのは大学に進学された娘さんが不在で会えなかったこと。

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(屋上スペースで呑んだくれる人々)

長いお付き合いを通じて感じる人の縁や、有難さを実感する機会でした。ご準備頂いた幹事メンバーの皆様、そしてO先輩、一時帰国を祝って頂きありがとうございました。

そして翌日の第二戦は、こちらも早5年を超えるお付き合いとなったパパママ友のT家。この3年ほど我が家がおもてなし頂くばかりとなり恐縮至極。。(こちらが海外より訪ねるばかりとなった為)

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(長女は大好きなM君と最後のセッション)

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(パパ達はまずは日本の美味しいビールから)

もう大関の刺身がピカピカですし、Mちゃんの料理は相変わらずツボを押さえてますし、Aさんが色々趣向を凝らしてネットから調達してくれた日本酒がうまいわで、すっかり家飲みの醍醐味を堪能させて頂きました。

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(枝豆炒めに卵焼きにおひたしなんて王道!)

途中ルーフバルコニーでの水遊びも挟み、二日連続でびしょ濡れに。41歳がパンツ一丁で屋上を走り回れるのですから日本は本当に平和だと思います。

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短い滞在中に色々と日本酒を飲ませて頂きましたが、これが今回の滞在中のベストオブ日本酒。醸し人九平次の別誂純米大吟醸。これは良かった。酸味と甘みのバランス、うまみが凄い。。Aさん、ありがとうございます!!!(ちょうど飲んでいる間に宅配されるという演出も流石)

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(〆はコーンご飯に黒胡椒をたっぷりと)

ヒューストンでの家飲みをここまで44宴ほど開催してきましたが、自分のおもてなし力はまだまだ駆け出しレベルだなぁとこの二連続の素晴らしいおもてなしを受けて思いました。(妻は既に相当な遣り手なんですけどね、プロでしたし。。)

謙虚に初心にかえり精進したいと思います。