「家飲み推進派」カテゴリーアーカイブ

家飲み43宴目〜ラムチョップとバーモントカレー(甘口)

こちらも先週末の話。40〜42宴目の男飲みからうってかわって家族連れのご招待。なにかとお世話になったK家の送別です。

遡ること数時間前、前夜のアルコールも抜けてきたので今晩の献立会議@脳内。問題はいかにおこちゃま4人に食べてもらうか、大人はなんとなくおまけ。子供の舌はだませませんので。(おつきあいでは決して食べてくれない)

やはりここは初心に戻り日本の伝統王道メニューに登場願うしかないだろうと決断しバーモントカレー(甘口)を召喚。

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(じゃがいもが溶けるタイプだったようでもっさり系に)

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(実はかなり緊張して出しました)

幸いにボチボチ食べ進んでくれて、メンズはおかわりもしてくれてホッと一息。うちの娘達だったらどうだったろうか。

親達については、テーマはワインに合う料理。

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(めずらしくバゲットなども買ってきました)

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(ワインのあて、前菜3種ディップ)

左から、T家にご紹介頂いた辛いオリーブ漬けとクリームチーズのディップ、海老とアボカド玉ねぎのディップ、最後がホタテ缶詰とドライトマトのディップ。こちらをバゲットと。

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(サラダは海老とマッシュルームをクリーム仕立てしたレタスの温野菜サラダ)

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(Sさんにカツオのたたきとデザートを持ってきて頂きました。きっといつもと同様に日本酒系の宴だと思ったに違いない・・・)

メインはメンバーの嗜好も伺わず、ホールフーズの肉売り場で目を奪われた立派なラムチョップに。塩胡椒して寝かせただけのラムチョップをオーブンでじっくりと焼き上げました。

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(塩胡椒、お好みで柚子胡椒に合わせても)

みなさんラム好きでホント良かったです。赤ワインにもよく合います。妻が好きなので焼きの腕をあげて次回振舞わないと。

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(〆はアンチョビクリームパスタ)

アンチョビを久しぶりにつかってみましたが、やっぱり鉄板の魚介発酵味。普段愛用しているベトナムのヌクマム(魚醤)も秀逸ですが、それよりも少々上品な味ですね。

前菜とバゲット、サラダ、肉か魚介、そしてパスタ、この流れであれば結構簡単に大皿料理でのおもてなしも出来そう。ちょっとこの方向のワインに合わせやすいレパートリーも今後増やしてみたいと思います。

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(どうか移駐先でもお元気でー)

ここ何回か単身で食堂を開いてみての感想。

うちのダイニングテーブルのサイズと食器関係の制約からすると、やはり人数は4人から6人が収まりが良い感じです。その人数ならば、その後の食器洗いも二回転となりますし。(今回は洗いまで見据えた食器の運用で一回転で終了)こうして食堂レベルが徐々に上がっていく。

■ 家飲み食堂☆ヒューストン・・43宴目

家飲み42宴目〜すき焼きと一升瓶

先週末のお楽しみイベント、家族で仲良くして頂いているOさんをお誘いしてのゴルフ〜からの家飲み企画。

久しぶりにすき焼きを食べてみたくなって午前中にHマートで肉と野菜を買い込み、さらに大道で生卵を大量ゲット。これで準備は万端です。

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肉は合計8ポンドですから3.6キロ。メインはプルコギ用の牛肉。あとは脂たっぷりの牛カルビ肉、しゃぶしゃぶ用の黒豚、あと牛タン薄切り。

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野菜もどっさり。長ネギを中心に、春菊と各種キノコの食べ比べいたしました。(豆腐とかしらたきも買っておりましたが・・出し忘れた)

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今宵の参加者の出身地は北は北海道から南は四国、九州までと様々だったのですき焼きの割り下の味加減が悩みどころでしたが、まずまず好評だったようです。(レシピは、だし汁200mlに、みりん、酒、醤油を各75ml、砂糖が大さじ4です)

そして本日のお酒は・・・

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獺祭の一升瓶様!

精米歩合50%の一番安いやつですが、それでもヒューストンで一升瓶は貴重。Hマートで60ドルで売っているのを発見して即買いしました。(買い占めなかったことを今になって後悔してます。次に行ったらもう無かった・・)

日本だと酒屋での定価は3千円ちょいだったと記憶しますが、ネットで調べるとプレミアムがついて百貨店などでは5千円超え。ヒューストンで60ドルで買えるなんて、殆ど値段に遜色ないじゃないですか。(また売らないかなぁ・・・)

楽しい夜は勢いが止まらず、さらに備蓄していた白鹿の純米吟醸(紙パック900ml)も飲み干し、メキシコで仕入れたテキーラとメスカルの利き酒まで楽しんでしまいました。

つまみにはチャンジャやピリ辛きゅうりのHマートお惣菜や、うなぎ肝なども参戦しすき焼きの脇を固めました。

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(このRevolucion、トロッとした甘みが絶妙な味)

こうしてヒューストンでも、妻や子供達のつながりを介してパパ友の輪が少しずつ広がるのは嬉しい限りです。

そして家飲みと聞いて喜んでかけつけてくれる若手達にも感謝。

■ 家飲み食堂☆ヒューストン・・42宴目

家飲み41宴目〜小料理屋のオヤジプレイ

単身生活2日目に予期せぬ流れで食堂開きをしてしまいましたが(→単身で食堂開き2016)、7日目にあらためて準備の上で営業させて頂きました。この日のイメージは食堂から少々小料理屋方向で。

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仕事後の単身の若手中心にまずは声がけさせてもらいました。驚くほど良く食べてくれたので何やらずっと料理してました。平日夜20時からの開店です。

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(豆腐ホタテ缶ディップトマト添え)

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(ナスと自家栽培シシトウの揚げ浸し)

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(ニラ玉鶏豆腐)

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(レタストマトホタテ炒め)

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(大道のおでん)

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(Hマートの骨つきカルビ)

このあたりでようやく一息ついて盛り上がっていた会話の輪に参加。お酒も、スパークリングワインからはじまり、ビール、白に赤ワイン、おでんと熱燗、さらにはマッコリまで飲んで・・と盛り沢山。

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(ポークカレー)

トドメとばかりにポークカレーを出して各自に自由によそってもらったのですが(流石にお腹も一杯だろうと思って)、なんと白米4合含めて見事に完売。自分入れてもわずか5人なのですが・・・

美味しい、美味しい、と食べて頂いたので料理する人冥利につきました。こうして非営利で気が向いたときに小料理屋のオヤジプレイするのは楽しいですね。その為には少しずつでも腕を磨かなくてはと思います。自分も楽しみながらで一石二鳥。

なんだかんだとこれだけ目一杯食べても高級なものはないので食材費は100ドル程度。(お酒はストックから拠出)ちゃんとお一人様20ドルを回収させて頂きましたので、家計にも特段痛みなしです。(この2ヶ月は節約志向でいきます)

2週間に1回として、あと3-4回は家飲み企画を単身期間中に実行出来ればと思います(基本は1人でブートキャンプ)。こうした宴が調理訓練にもなるといえばなりますね。1人前作るよりも手応えありますし。

そして例によって食堂が宿泊所に。

■ 家飲み食堂☆ヒューストン・・41宴目

単身で食堂開き2016

単身期間の2ヶ月、1人でもくもくと自炊生活も良いですが、週に一晩ぐらいは誰かと晩御飯を食べ、酒の一杯も飲む生活を送りたいと思います。(通常は妻に付き合って頂きほぼ満たされておりますが)

ところがヒューストンには帰りにちょっと寄って飲み食いしたいお店が基本ありません。(しいていうならGENJIが好きです)

というわけで家飲み食堂☆ヒューストン〜単身バージョンの店開きです。ヒューストンに来て3年目、記念すべき40宴目の家飲みのお客様は・・・ゴルフの練習に行ったらたまたま会った会社同僚の若手単身3名。

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ハーフラウンド後に、一旦解散のうえで再集合頂きました。何も言わずともUberに乗ってビール持参で駆けつけてくれるあたり、食事とお酒を楽しみに来てくれた意思が感じられ嬉しい限りです。(全員が初訪問)

2014年4月に着任した際は、そこから6ヶ月単身生活があったので、その時にいた若手達ともすっかり遊んでご飯もよく一緒に食べたのですが、その後は近い年代の子供がいる家族持ちとの週末が中心になるので、どうしても若手単身達とは疎遠になりがち。

普段の自炊に苦労しているのは主に彼らなので、この2ヶ月は若手を誘う頻度が多くなりそうです。(一方でシニア単身な方々もお誘いしたいと思っています)

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(とっておきアイテムの一つ、鰻の肝)

やはり鰻の肝を本当に喜んでくれるのは酒飲み、それも日本酒ラバーな方だろうなということを確認。普通の方にとってはちょっとほろ苦い不気味な物体ですので。

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(鳥もも肉とネギのニンニクバター炒め)

こんな感じの簡単なおかずのほうがビールも進むようでした。材料費わずかに5ドルで山盛り作れますし。

野菜不足だというので、コールスローサラダをボール2杯、冷やしトマト山盛り、キャベツ1.5玉を使った豚バラキャベツ鍋も出して大量に繊維質を皆さんには摂取してもらいました。ほとんど給食のおばちゃん気分です。

さて次回は何を作りましょう。(献立を考える悩み)

■ 家飲み食堂☆ヒューストン・・40宴目

テキサスで穴を掘る!?

公立小学校のプリキンダーに通う長女は、授業で色々な英語の歌を仕入れてきます。昔から愛されている童謡の英語版(オリジナル)もあれば、聞いたことの無いテキサスや米国を讃える歌も。

その中でも、妻も僕も大好きなのが、「ナナナーナ、テキサース!」で両手を広げる勇ましい歌。ナナナーナが、どうしても僕の耳には、ディギング・ザ・ホール・イン・テキサーーース!に聞こえていたので、

テキサスに穴を掘るとは、これは一体何事か?と考えていたのですが(石油でも掘るんでしょうか)、それ以上考えずに放置しておりました。

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(満漢全席的な山ほどのおかず)

先週末に向かいの隣人B家にお呼ばれして家族で食事に行った際にこの話を持ち出したところ、疑問が一気に解決。

なんと正しい歌の名前は、Deep in The Heart of Texas でした。全然穴掘って無いし!!(思いっきり笑われました)

→Youtubeのページ、こんな歌です

ヤッピーヤー!とか叫ぶ長女を見ながら、あと3年もこの地で公教育を受けさせたらしっかり地元のTexanに成長(洗脳)されるのかもしれないと感じました。

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(なぜか向かいの家で踊りまくる娘達)

音楽がかかると自然にカラダが動き出す娘達を見ながら、確かに父も後天的にはダンサー体質を手に入れて気がつけば踊る男になたけど、生まれつきではなかったので、これはやっぱり母方、つまり妻の家系の血ではないかと思ったり。

穴を掘っても石油が出なかったり、出ている石油が安くなりすぎたり、大人の世界も色々悩ましいことだらけですが(特にヒューストン周り)、歌ったり、踊ったり、そんなことで日々の悩みを吹き飛ばして元気に生きていきたい、そんなことを思う訳です。