「家飲み推進派」カテゴリーアーカイブ

家飲み52宴目〜ちゃんぽん

ちゃんぽんとは、さまざまなものを混ぜること、または混ぜたもの。

食べ物では長崎が有名ですが(リンガーハットの功績)、元祖は中国福建省の麺料理が起源で、日本各地、沖縄、韓国にも似た麺料理が。でも我が家で語られる時は主にお酒の飲み方。

(この日のセッティング、、ビールからスタート)

(あらためてモエで乾杯。W家、お世話になりました!  K家、これからよろしく!)

米国赴任以来シャンパーニュといえばカリフォルニア産の CHANDON。久しぶりに本家のモエを頂きました。結構舌に残る甘みがあるんだなぁとじっくり味わいました。

本日の妻による突き出しは、濃厚ゴボウスープと、自家製フィッシュボール。他には切り干し大根とワカメ豆腐サラダなど。

メインは豚しゃぶ。正確にはSeiwaの豚すきやき肉による豚しゃぶ。肉を調達しにいったところきれいさっぱりお目当の豚しゃぶ肉が売り切れており(きっと他の家の豚しゃぶパーティーとかぶったんでしょう)、少し厚めの豚すき焼き肉とバラ肉で。一応少しだけ牛しゃぶ肉も。

(豚しゃぶには焼酎ですね)

さぁ、焼酎に行こうとする前に、日本酒が一口飲みたいということで久保田萬寿を。そしておもむろに本日の焼酎を2本選んで飲み始め。

(まさかの例のフレンチベーカリーのスペシャルケーキがホールで登場、ありがとうございます。。)

我が家も在米2年半、お出迎えもすれば送別の機会も。特に仲良くしていた友人がいなくなるのは寂しいものです。

(娘達が大好きな通称お尻マンともお別れです)

そして〆にテキーラを。このあたりから記憶が少々不確かです。翌日携帯を確認するとなぜかお尻をだしたアラフォー男が3人うつってました。そしてカレンダーにはゴルフとキャンプの予定が。

Uberで帰ってく皆さんを見送りして・・して・・気がつけば朝でした。全く洗い物と片付けが出来ず、本日もすみませんでした。

酔いつぶれた理由を妻が、ちゃんぽんしたのがいけないんじゃない?と言ってましたが、飲みすぎれば当然の帰結です。蒸留酒が中心だったのでさして二日酔いにはならなかったのは幸いです。(これがビール、ワイン、日本酒が中心で酔い潰れるまで飲むとキツイ)

ちゃんとその日の宴の洗い物、片付けが出来るぐらいの余力を残す大人の飲み方が出来るようになりたい・・と願うアラフォー。(急がないと人生終わっちゃうわ)

家飲み51宴目〜チキンの丸焼き

英語風に言うとローストチキン。日本語風に言うと鶏の丸焼き。

2017年は丸焼きスキルを伸ばすべく、オーブンに向き合う回数を増やしてみたいと思います。基本は温度設定と焼き時間の試行錯誤、そして焼け具合をみながらの微調整。

先月焼いたコーニッシュゲームヘンなる雛鳥が美味しかったので今回も買いたかったのですが売り切れ@Whole Foods。やむをえず普通のチキンを購入。オーガニックで1羽18ドルほど。(雛鳥は半分ぐらいのサイズで15ドルほど)

雛鳥よりずっと大きいので400度で60分、その後に380度で40分。それでも少し焼きが足りず。むむむ。前回の雛鳥の方が上手に焼けました。確かに表面の焼き色の感じが大分と違う。(→クリスマスディナー

妻が仲良くさせて頂いているSさんをお誘いしての新春ランチ。旦那様をお待ちしておりましたが三が日から予算作業でご出社とは残念。でも妻が楽しいおしゃべりでリフレッシュできたようで何よりでした。

(モエに思いを馳せながら味わうシャンドン)

(このマッシュルームスープが美味)

(美容の味方キヌアサラダとナス&豆腐のヘルシーグラタン)

スープ、グラタン、サラダは全て妻作。安定のクオリティ。お酒は泡、白で。

次回は雛鳥を予約して確実確保して再度丸焼きに挑戦したいと思います。お腹には玄米をガーリックバター風味にして詰めたのですが、もう少し固めに炊いたものがいいのかも。再度火が通りべちゃっとするので。

室内のオーブンと裏庭の炭火グリルの二刀流をうまく使い分けして焼き奉行の地位を確立したいと思います。

■ 家飲み51宴目 (since 2014)

家飲み50宴目〜クリスマスディナー

記念すべき家飲み50宴目となる先週末のクリスマスディナーには後輩のT君家族をご招待。ちょうど日本から奥様と生まれたばかりの愛娘さんがヒューストンに遊びに来たので。

(本日の妻のテーブルセッティング)

本当は昼過ぎに僕も出張先から帰宅して来客準備を手伝える予定だったのですが、NYの空港で雪でスタックしてしまい、帰り着いたのが午後4時過ぎ。ちょうど義父(パパ)が外の掃除をされており、恐縮しきり。。

本日は前菜やサラダ、コーンスープなどなど全て妻プロデュース。娘の料理の手際が格段に良くなった!と義母(ママ)が後で喜ばれており、なんだか僕まで嬉しくなりました。味もバッチリ。

設宴に何も参加できていない僕のことを可哀想に思ったのか、本日のメインディッシュである鶏を焼くという課題だけ頂いたので早速ネットで情報収集。

本日の鶏さんはコーニッシュゲームヘンという長い名前で売られているのですが、コーニッシュという種の「ひな鳥」と理解しています。

(妻の手で下ごしらえ済み)

昨年食べてみたら美味しかったので今年も。サイズも手頃ですし、思ったより肉がしっかりついており味も詰まっている感じでオススメ。(ターキーは巨大すぎるので)

オーブン400度で50分、余熱で10分で綺麗に焼きあがりました。

お腹の中につめた玄米が肉汁を良く吸って、ニンニクと生姜の風味がいい感じ。1羽を2人単位で分けて食べたのですが、1羽が15ドルぐらいですから牛肉に比べると大変リーズナブル。もっとしょっちゅう我が家の食卓に登場させたいですね。

長女も次女もお客様、特に4ヶ月の小さなお客様に大興奮。君らもちょっと前まであんなんだったんだよ!

(我が家に遊びに来たもっとも若いお客様)

2016年の家飲みは今回で最後。続きはまた来年!

家飲み49宴目〜日本酒の会

先週のハロウィーン週末の夜は日本酒好きをお誘いしての宴。各家庭の冷蔵庫に秘蔵された日本酒四合瓶が持ち寄られ利き酒師的には楽しい宴に。

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(10月3回目のハロウィーン系妻セッティング)

口開けは安定の獺祭三割九分から。値段は少々高いですが、海外生活でも安定して手に入るというのが獺祭の魅力。(今回の獺祭は輸出品ではなくおそらく日本からのお土産品)スパークリングワインの中でのモエ的なポジションを純米大吟醸で取ろうとしていることがわかります。

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(妻得意の冷製スープとアミューズから)

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(手前は妻得意の切り干し大根とMちゃんの卵焼き)

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(本日のSeiwa刺し盛り)

サーモン、ハマチ、平目、シメサバ、マグロ中落ち、これで40ドルぐらいでしょうか。このクオリティの刺身達がこの値段で近所で簡単に手に入るようになったことがただただ幸せです。Seiwa万歳!

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獺祭の後は、我が家で既に口が空いていた初孫を飲んで頂き、精米歩合が85%の舞美人も利き酒頂きました。(こちらは名前買いです)

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本日のメインとして、Aさんが好きだという鶏唐揚げを山ほど揚げさせてもらいました。道産子的にはザンギ。本日も全体監督の妻が僕の担当パートを割り振ってくれています。

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栃木の天鷹酒造の純米大吟醸酒天鷹心・・美味しかったぁ。このクオリティのお酒が1,700円ぐらいで酒屋で手に入るのですから、日本酒のコストパフォーマンスはワインと比べると相当なものだと思います。(自分には四合瓶で2千円以下の純米吟醸か純米酒という目安あり)

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子供達には僕が前夜しこんだ甘口カレーを食べてもらいました。唐揚げも結構売れたかも。

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締めのデザートは妻の新作。わらび餅の中に生クリームを仕込んだ甘味で。生クリームを冷凍してから包むという一手間がかかっており黒蜜が合います。

皆で日本酒四合瓶を4本ほど美味しく飲んで、このあたりでやめておけばよいものを・・・お酒の強いMさん、Aさんに引きずられるようにお土産のテキーラを〆に飲み始めてしまい、ボトルを半分ほど空けてしまったがゆえに翌日午前はすっかり行動不能に・・。

次回以降、気をつけます。。。(妻にすっかり怒られました)

家飲み48宴目〜プリズナー白赤

欧州出張から戻った翌日の先週日曜は、東京からのお客様を迎えてのヒューストン家飲み48宴目。

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ディップ2種にMちゃんの卵焼き、そしてキヌアサラダという安定のスタートは勿論妻の手によるもの。本日のテーブルセッティングも見事でいつもありがたい限り。

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ホタテの揚げ焼き。表面にチーズをまぶしているそうで濃厚且つ美味。魚介系の火の通し方が妻はとても上手だなぁといつも感心します。

ワインに詳しそうなゲストだったので本日の趣向はプリズナーワインカンパニー縛り。白のブレンドのBlindfoldと、赤のブレンドのThe Prisonerを。(Saldoも準備してましたが、これはまた次回に持ち越し)

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Blindfold、、目隠し・・・

問われた時の為にとプリズナーワインカンパニーについても簡単にネットで予習。

若き醸造家デーブ・フィニーが1998年に興したオリン・スウィフト・セラーズが世に送り出して爆発的な人気を得たのがジンファンデルベースの赤のブレンドワイン、The Prisoner。このThe Prisonerをはじめとする4ブランドをオリン・スウィフトから切り離し設立されたのがプリズナーワインカンパニーだそうです。(ヒュネイアス・ヴィントナーズが購入し、現在は更にコンストレーションに売却)

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どうやら、ワインの世界もスタートアップ企業と同じように売れてブランド価値が高まるとブランドごと売却してキャピタルゲインを得ることが出来るものなのですね。。

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日本では一時正式輸入されていたようですが、現在は供給も止まり一部専門店が販売しているぐらい。公式HP見ると米国でも限られた州でしか販売されておらず、どこでも買えるという訳ではなさそうです。(近所の量販店で42ドルぐらいで買えましたが、日本でネットで買うと1万円ぐらいしてます。)

我が家はもともと友人T家ではじめて出会ったThe Prisoner。(その後、出会ったことを僕は忘れてましたが)まさかこうしてテキサスの生活でお世話になるとは。(T家ももともとテキサスに留学された時に出会われたそうです)

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ホールフーズで吟味して購入したリブアイ、サーロイン、そしてラムチョップ。ヒューストンで多分一番高めの価格帯の肉達、うまし。ジンファンデルベースのThe Prisonerがよく合います。

我が家の基本はトレジョーの10ドルワインに収束しつつありますが、たまには30-40ドル台のワインを背伸びして楽しむことがあっても良いかなぁと。(10ドルと40ドルのワインの違いはなんとなく感じることが出来ます)

急な設宴だったのにも関わらず、嫌な顔ひとつせずに協力してくれた妻に感謝です。