「一万冊プロジェクト」カテゴリーアーカイブ

9月の読書ログ

気がつけば2016年も残り3ヶ月。月初のルーティンである前月の読書ログを粛々と更新です。(→一万冊プロジェクト

今月は江戸の太平の世から少し離れてその前後、江戸幕府開設の前の時代と、明治維新の時代ものを少し。

 

初の和田竜先生作品読み。話題のベストセラー(2014年本屋大賞)の村上海賊の娘に手を出す前の露払い的に。読んだのは1作目と3作目。うーん、大好きな感じです。特に合戦のシーンは花の慶次の活字版的で燃えます。次は村上海賊の娘だ(4作目)。

 

 

 

大御所である浅田先生の新撰組三部作の完結編という一刀斎夢録を手に。なぜ人斬りと言われた新撰組三番隊隊長斎藤一は明治の世まで生き永らえたのか。独自の新撰組物語解釈が心に響きます。いやー、読書って素晴らしい。

数ある浅田作品の中でも壬生義士伝をTOP5入りで数えている自分としては、遅ればせながら三部作の二作目である輪違屋糸里を直ぐにでも読まなくては・・・(10月に!)

戦国、江戸、そして明治維新につながる幕末、これらの時代を行き来する贅沢を堪能しました。

 

次に読み始めるべき佐伯先生のシリーズも並行して物色中。この古着屋総兵衛が定評あるシリーズのようですが、これかなぁ、どうかなぁ。

まだ居眠り磐音51冊の余韻さめやらぬ感じで、佐伯先生の世界に戻るのも早い気がしますので、時代ものでも他の作品を経由してからかなぁという感じも。

 

まったくもって、いやはや、いやはや。シーナ先生の粋な生き方は自分の人生観を考えるうえでも参考になります。

 

もはや巨匠の安定感、池井戸先生。既に俺たちバブル組の半沢直樹を読んでいるのか、下町ロケットを読んでいるのか分からないぐらいなんですが、今回も老舗の足袋メーカーがランニングシューズ開発に乗り出してやってくれます。

ドラマ化されて人気作となること間違いなしの高レベルなエンターテイメント作品。

 

 

さらさらと濫読。定番の巨匠作品を読みつつも一定のリソース(冊数)は新規開拓に向けることを継続するのはビジネスとも似ております。

 

継続追いかけ中の坂木先生作品。今回もかなりのレベルで楽しませて頂いたのですがKindleで既刊作品を全て買い漁ろうかどうかは少々悩む。(図書館で読める既刊作品は全て読んでしまったので)

 

 

福井先生の作品を再読するプロジェクトをスタート。自衛隊の存在や日米安保についてあらためて考える良い時期かとも思い。

9月は14冊。

10月の読む本として6冊は既に決まっています。(浅田新撰組三部作の残り、村上海賊の娘、そして亡国のイージス)どれも上下巻の大部なので読破には相応の時間かかりますが、冊数をこなすために読書しているわけではないのでじっくり参りたいと思います。

残り3ヶ月を平均20冊。果たして2016年200冊越えは出来るかな?

■ 141冊(2016年)

8月の読書ログ

8月の読書ログを更新。(ゆっくり着実に→一万冊プロジェクト

今月はちょっとペース後退気味です。単身期間が終わったことを自分の中で理由にしてしまいがちです・・。。

居眠り磐音終了後にあんのじょう磐音ロス中ですが、ちょっとだけ佐伯作品を味見もしてみました。

 

 

これが噂の佐伯先生の初時代劇作品。この作品が増刷されなかったらひょっとすると筆を折って人気作家は生まれていなかったかもしれない・・と思うと感慨深い。

そしてこの作品内に完全に居眠り磐音の原型が存在しています。きっと他の作品にも様々な要素でこの作品の中の要素が散らばっているんだろうな。

 

 

密命は16年間をかけて26巻で完結したそうです。剣豪小説であり家族小説であるとの佐伯先生の自己評ですが、はたしてこの先どのような展開を迎えるのか、、、と思いつつ、一旦2巻で止めます。まだ磐音の余韻を楽しむことで十分との気持ちも。

 

 

 

 

 

ふと目にして懐かしくてKindleで買ってしまいましたアダルトウルフガイシリーズ。読んだのは中学から高校生ぐらいかなぁ、、25年ぐらい前。それにしても今でも色褪せない部分が多いというのはやはり名作の証。

 

 

 

海外で頑張る日本人、パリ編。この著者の川内さんご自身がパリの国連機関で働いていた方。どうしてノンフィクション作家に転身したのかはご自身を書いた著者「パリの国連で夢を食う」を読めば分るのかな。

そして大世界史。歴史とかって読むそばからどんどん忘れていくので、繰り返し繰り返しインプットしながらも、少しずつ全体感というか、大局観というか、ひっかかる部分を増やしていくような読み方があっている気がします。

 

 

これ好きだなぁ、初読みジェーンスー様。自称「未婚のプロ」であり「生粋の日本人」。

 

 

8月の〆は巨匠奥田先生。抜群の安定感。モデルとなった財政破綻した北海道の街とは夕張のことだから、道産子としては自分の人生のアナザーストーリーを読むかのごとく引き込まれてしまいました。読書の幸せを噛み締める一冊、特に最後の話がいいわ、うん。

さて、残り4ヶ月で74冊ということは、単純計算で19冊か。12月はクルーズもあるので、9〜11月は20冊以上の進行が目標です。

■ 126冊(2016年)

7月の読書ログ

7月の読書ログを淡々と更新。

本を読むように体重を減らすことが出来れば、あるいは本を読むように勉強が出来れば、、と思います。

7月は涙、涙で約3ヶ月をかけた磐音祭りが終焉に。出張先のマンハッタンで最終51巻を読みきりました。

 

 

 

まったくもって祝着至極にござりまするなぁ。。

 

 

最終巻まで読んでから、磐音が歩いた江戸の街並みや各藩の位置関係、磐音が暮らした金兵衛長屋や尚武館道場の見取り図などがまとめらてるムック本を読み込む。はい、完全にファンですね。

磐音の実家である坂崎家は豊後関前藩の中家老の家で630石ですが、これは現代の年収に換算すると1,500万円ぐらいだそうです。なんか少ない気もしますが、家賃や税金を払う必要がないので、現代よりもずっと裕福な生まれであったのは間違いないそうです。そんな感じのトリビアが満載。

江戸の世界に行きっぱなしではお江戸馬鹿になってしまいますので、それ以外の世界の様子も一応眺めております。

 

これは完全にホラー。社会から家族も恋愛もセックスも何もかも消えていくとどんな世界が生まれるのか。2016年の芥川賞作家。

中国って、自分の想像力を超えて存在していると時々思います。

カツマ先生、まずは部屋汚くしすぎでしょ。。。

他の百田作品のクォリティに比すれば少々凡庸。

もう数冊ほど読みたかったのですが、実は30冊ほどkindleで漫画を読んでしまいましたので時間をそちらに取られてしまいました。てへっ。(まだ独身の頃、TSUTAYAで貸し漫画にはまり年間400冊は漫画を読んでました。。ビジネス書・小説の年間200冊と同時並行にて・・)

■ 116冊(2016年)

居眠り磐音をNYにて読了〜祝着至極に存じます

5月から貪るように読み続けてきた佐伯先生の居眠り磐音シリーズ、大団円を迎えたシリーズ最終巻、51巻を読了。

感動に打ち震えながら溢れる涙をこらえきれず@マンハッタンはブロードウェイ近くのスタバ。あまりに不審者すぎてNYPD通報される勢い。

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それにしても一介の浪人の人生絵巻を(元々中規模の藩の中老の嫡男だから坊ちゃんですけども)ここまで丁寧に追いかけ、波乱万丈な日々を通じて広がる周囲の人々との温かな交流を描き、身分制度の厳しい江戸にありながらも、上下ごっちゃごちゃなファンタジーを見事にまとめ上げられた手腕が素晴らしい。

佐伯先生がご自身のエッセー中で書かれているように、鳴かず飛ばずの初版作家、リストラ作家でいよいよ進退詰まった際に「あとは官能小説か時代小説しかないですね」と編集者の方がポツリともらされたという言葉がまさに慧眼。人生を変えた一言。(読者的にも感謝、感謝)

57歳で初めて書いた時代小説で一気に売れっ子作家へ転身されるとは、全くもって、祝着至極に存じます。。。

佐伯先生は磐音シリーズ以外にも、吉原裏同心シリーズ(既23巻)、古着屋総兵衛シリーズ(旧11巻、新12巻)、他にも何シリーズか多数の既刊があって(どんだけ多作なの!?)次をどうしたものか迷ってしまいます。

1-2ヶ月他の作家さんらにも目を向けた後、また佐伯作品を手に取ってみようかと思います。(再びハマってしまうのは必至かも)

最後に磐音読本を手に取ったら、今津屋の老分、由蔵さんとおこんの出会いを描いた中編が収録されていて、また胸がキュンとしてしまいました。

古くは司馬遼太郎先生にはじまり、池波正太郎先生の主な作品を貪り読み、最近では女料理人を描いた高田郁先生のみおつくし料理帖シリーズや、江戸の市井の人々の暮らしを描いた山本一力先生の作品群をどっぷり読んだ上でたどり着いた佐伯先生のシリーズ。佐伯先生の作品は勿論、時代小説というジャンルにたっぷりと未読作品が残っているのが嬉しくてしょうがないです。

6月の読書ログ

6月の読書ログ、前月に引き続きの磐音祭り。(でも8月頭には終了予定、なぜならおそらく全巻読み終えてしまうから・・悲しひ・・)

 

 

(すじのネタバレ含むので嫌いな方はご注意を)

いよいよ40巻の佳境に入り残された磐音一統の物語もわずか10巻ほどに。5月末時点では19巻を読んでいたのに?と。

幕政を変える期待された次期将軍の家基も謀殺されてしまい、磐音一家は江戸を追われ雌伏の日々。そしてようやくの江戸帰還。ここから権勢を誇るタの字の親子とその取り巻き達にどうやってギャフンと言わせるかがもう気になって気になって・・。T村の旦那の傍若無人ぶりはますます目に余り、聖人君子だらけの面々への一服の清涼剤に。。。

ちょっと江戸の世界でバーチャルに過ごす時間が長すぎたせいか、リアル世界でも自分の所属部署を西国の小藩になぞらえて幕閣内での権力闘争を夢想してしまったり、このポジションは幕府の旗本、御家人だったらこれぐらいかな・・とか、む、あやつは直参旗本で御側御用取次的なポジションか?などと密かに考えてしまう変態です。誰にも共有してませんけど・・。

 

 

羽田圭介さんの芥川賞受賞作。日経新聞のコラムを読ませて頂いていたので手に取ってみました。又吉の火花との同時受賞というのは記憶に残っておりました。まだ30歳、若い。ま、やはり自分は純文学ではなくエンターテイメントな直木賞派、ということで。

 

 

結果を出している経営者の語録集と思って読めばいいのか。最近は喝をいれる系のビジネス書には食傷気味なのを再度確認。

 

 

ウツでもないしOLでもないですが。例によってのはあちゅう応援買いということで。noteの有料マガジンも購読しておりますし。(→はあちゅうファンなブロガー

こうした女性向けで自己啓発的な内容はそれなりに売れるのでしょうが(古くはカツマーブームを思い出します)、自分のなんてことない日常を彼女の視点で切り取ったエッセーがやはり好きです。エッセーって売れないそうですが。

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単身の6月は思うがままに読書させて頂きました。(繰り返しですが殆ど磐音祭り)合計23冊。これで2016年200冊に向けてちょうどキリよく折り返しです。

■ 100冊(2016年)