5月の読書ログ、ログにする必要もないぐらいの磐音祭りでした。(大人気時代小説です、今頃手に取りました→居眠り磐音)
あっという間に1巻から19巻まで一気読み、この勢いのまま6月に続いています。これだけの長編シリーズ(51巻で完結)ですと中だるみしそうなものですが、あの手この手の仕掛けで読者を飽きさせません。磐音の毎日を本当に丹念に追っているのも妙に臨場感があります。(一瞬で数ヶ月とか過ぎたりしません。せいぜい数日)
なんとなく先月読んだフジコを思い出してしまう、魔性なのか悲しい女なのか。
坂木作品はこれで3作目。代表作というひきこもり探偵シリーズ(3部作)に次は手を伸ばしてみようかな。
吸収合併される側の出身はいやですね。ブルブル。
結構なボリュームでなんとか上下を読みきったものの、小説としての完成度は少々低め。商社マンという馴染みのある題材だから読めました。
思わぬ収穫だったのは、こちらの著作についての感想をネットで拾った際にたどり着いた元商社マン、現在76歳の独居老人の方のブログ。
淡々とした語り口にひかれ小一時間ほどバックナンバーを読みふけることに。奥様を10年前に突然亡くされてからの老老の日々はちょっと人生の最終章を考えるきっかけに。(僕は妻より先に逝こうと計画してますので、独居老人の予定はありません)
ふりかえってみれば5月はほとんど江戸の世界で遊んでました。6月も引き続き江戸の世界にトリップしていることでしょう。(磐音の続きを読みふける予定)面白いことに目の前の色々な事象を江戸の幕藩体制に置き換えて考えるように。
5月は少々多めの24冊。(娯楽小説ばかりですが)
6月は折り返しですので23冊を確実に読んで、累計100冊としていければと思います。
■ 87冊(2016年)