「一万冊プロジェクト」カテゴリーアーカイブ

12月の読書ログ

12月もわりと雑食系での濫読継続。

JALには破綻以降あまりお世話になっておりません。大西会長の連載記事を読んで同社の再生ストーリーに興味がわいたので手に取ってみました。

文春で話題の告発記事を読む前にまず読ませて頂きました。名前を変えてアルバイト一年潜入とか普通やりますかね。累計800時間の勤務とは、ちょっと潜入取材の枠をこえている気がします。その間、文春が経済的にサポートしたのでしょうか。背景が興味深いです。

タイトルと内容は一致していません。社会学の教科書のような本。現代社会論の頭の整理には良いかも。

俺たちバブル入社組こと半沢直樹シリーズの副読本的な。

レバジッジシリーズの本田さんの奥様の著書、ということで手に取ってみました。ご夫婦でハワイと日本のデュアルライフを実践されている本田直之さんの生き方は一つのロールモデルと思っています。サーフィンにもトライアスロンにも今のところ興味ないのでハワイに行く理由は自分にはないですけど。

面白い・・・永江さんの他の著作にも手を出したいと思います。

どんなたわごとを並べているのかを書籍でも再確認。(買ってません、借りてます)

もはや、巨匠・・・のひとこと。安定の巨匠ウォッチ。

奥田先生、さすがだわ。。巨匠ウオッチ継続。

辻村先生、相変わらずうまい。。そして、まだ36歳。引き続きの良作執筆宜しくお願いします。。

マリモもそうですが、好きじゃないんだけどな・・と思いつつ読んでしまうのは一種の魅力なのか。

小宮先生、あいかわらずの鋭い視点。地味な印象に包まれているのは変わらずですが。

日経新聞の広告で繰り返し登場するのでようやく手に取りました。ある意味、ビールって嗜好品でありながらも非常にコモディティな商品なので、その営業って大変だろうなぁ、、なんて思いながら。営業マンの出世物語として読めば痛快な物語ですが、妙に日経でプッシュされているところが何か裏にありそうです。

なお、日本に帰ったら私はプレミアムモルツかエビス派で、一番好きなのはサッポロクラシック(北海道限定販売)なので、キリンとは縁もゆかりもございません。

鋭い視点。エッセー漫画も良いですが、単なるエッセーも面白い。普通の方にテルマエロマエは書けませんよね。お母様がビオラ奏者で札幌交響楽団に在籍していたということを聞くだけで妙な親近感が。北大でもイタリア語の講師をされていたそうなので、学内ですれ違ってないかなぁとか夢想。

かれこれ10数年もウォッチしてきている藤原和博さん、リクルート出身のスーパーサラリーマンあらため藤原校長。あいかわらずのご活躍ぶりの軌跡を再度書籍でも確認。(内容についてはだいたい講演で以前伺ったものと同じ)

雑誌記事で見かけ気になっていたので。バングラデッシュでドラゴン桜をかまされた後は、ロンドン大学修士をへてアフリカの未承認国家ソマリランドに活動を広げているとか。。自分には欠けてる行動力という未確認なパワーを意識。

こちらも行動力系の方でしょうか、やはり雑誌記事などでよくおみかけする立花さん。オーガッツの方。すごいですね、この熱量。

2017年こそ・・・まずは早起き。それも朝6時起き習慣化から・

楽しみにしていた新刊。・・・2017年の自己実現分野のテーマは公私共に「生産性」で行きたいと思います(単純)。詳しい肉付けはまた年明けに。

これで12月は20冊。2016年の累計は201冊。

31歳〜40歳を過ごした2015年末の10年間の累計が1,687冊。41歳から10年間の目標を2,000冊とおいた1年目が201冊ですので、まずはグッドスタートです。(→一万冊プロジェクト

■ 201冊(2016年)

11月の読書ログ

11月は割と雑多な感じのラインナップ。もともと濫読を志向してますのでこれでいいのです。(→一万冊プロジェクト

きました百田節。徹底的にデイブレイクこと朝日新聞をディスっており愉快です。ご自身を投影したと思われるハンドレッドもさっくりラストで食われてますので決して自分も安全地帯にいるとは思われてないことは健全かなと。

貯金兄弟や猿の部長が面白かったのでデビュー作である本書も。荒削りですが、ボチボチ。(→貯金兄弟が今のところ一番面白かったです、自分の興味がある分野だからか

さすが国税局の本職の方が筆をとると迫力あります。国民皆でしっかり納税したいと思いますが、使い方がなぁ・・とも。

結構響いたので、慌てて妻が100歳まで生きるシナリオで貯金推移を占ってみました。すると・・・(→米国生活の家計簿〜貯まる生活

世の中には色々な仕事があるなぁとしみじみ。

ごはんものエッセイ三連発を読みながら、我が家の食生活に思いを馳せる。

ダーリンは70歳(漫画)を読んでから、おもむろにこちらの反論?を。これまた仲のよろしいことで・・・としみじみ。

階級的組織で働いている人にはまさにホラー。でも確かに!とうなずくことしきりの古典です。

日経新聞の下段に広告が出ている終わった人。期待通りの終わった感とちょっとラストに希望。しかし、終わったとはいえかなり成功したサラリーマン人生だったと言えますね、羅漢さん。(この方向にはなりたくないものの)

全然違うようでいて、どこか似ているお二人の対談。でも誰もがお二人のような一歩を踏み出せるものなのか?との疑問しきり。(結果は全て自己責任)

米国に滞在するうちに上達したいものはなんでしょう。ゴルフ・・あとは語学を一つ、そしてテニス(未経験者)。語学は来年あたりからスペイン語をとうとうやってみようかと。さもないと、やるやる詐欺になるので。

パリに興味がないからフランス語はまぁいいかなと。

読書家だったんですね。

女子向けの小説をついつい覗き読んでしまいドキドキする感じ。

日本に帰国したら、財形貯蓄でただ寝ている現金を投信に振り向けるつもりです。やっぱりポートフォリオだけ真剣に決めて、積立自動設定ですね。短期の勝ち負けは無視。

・・・そうかなぁ。でも、やっぱりそうなのかなぁ・・(我が腹を眺めつつ)

2016年も残りわずか1ヶ月を切りました。今年は年間200冊、読めるかな? 残るは19冊。

■ 181冊(2016年)

10月の読書ログ

前月に引き続き、歴史物万歳な流れが続いています。(→9月の読書ログ

浅田先生の新撰組三部録の完結編である一刀斎夢録を読んだ上でのさかのぼり。(壬生義士伝は10年ぶりぐらいに再読)



こうして読み返してみると、壬生義士伝でも語り部の一人として登場する三番隊隊長である斎藤一に、彼の視点からもう一度新撰組とは何だったのかを語らせたいと思うのは必然ですね。 もうこれは3作品で一つの物語だと思います。

続いて、和田竜先生の大ベストセラー。

 

 

前月に、のぼうの城と小太郎の左腕を読了済みなので俄かではないですね。しかし、景よりも眞鍋七五三兵衛の存在感が凄い。すんなり映像が脳内でイメージできるのは脚本家ならではの筆力でしょうか。読み漏れている第三作の忍びの国を読まないと。


福井先生の作品も再読中。

 

小説としての完成度は期待しすぎてはいけませんが着想が面白く他の作品群も手を取ってみたいと思われる良作。(→貯金兄弟)まずはデビュー作の会計天国から順にいってみますか。

 

 

〜いけない系を2作。どっちも好きです、内容的にはなぞりづらいながら。

 

 

共通点はドラえもんという不思議(Sukoshi Fushigi..)。我が家でも、安易にひみつ道具とドラえもんに頼っているように見えるのび太は妻子から批判の対象ですが本当にそうなのかなぁと物語の裏を考えるきっかけにもなりました。

 

明治の人々の熱量の凄まじさとは一体なんなのだろうかと考えさせられます。官民共に凄い勢いです。

 

鈴木パパとは違うなぁ、色々。。。

 

米国に住んでいるだけにちょっと力が入って読んでしまったノンフィクションの良作。NYには、こんな感じでなんとなくやってきてしまい、気がつけば大変な世界に巻き込まれてしまう日本人もいるのかなぁと考えさせられました。(確率はやはり低いでしょうが)彼氏がロシアンマフィアのドラッグディーラーと知った瞬間に縁を切って欲しいとは正直思いますが。。。

なんとか10月は目標の20冊。このペースで残り2ヶ月!

■ 161冊(2016年)

9月の読書ログ

気がつけば2016年も残り3ヶ月。月初のルーティンである前月の読書ログを粛々と更新です。(→一万冊プロジェクト

今月は江戸の太平の世から少し離れてその前後、江戸幕府開設の前の時代と、明治維新の時代ものを少し。

 

初の和田竜先生作品読み。話題のベストセラー(2014年本屋大賞)の村上海賊の娘に手を出す前の露払い的に。読んだのは1作目と3作目。うーん、大好きな感じです。特に合戦のシーンは花の慶次の活字版的で燃えます。次は村上海賊の娘だ(4作目)。

 

 

 

大御所である浅田先生の新撰組三部作の完結編という一刀斎夢録を手に。なぜ人斬りと言われた新撰組三番隊隊長斎藤一は明治の世まで生き永らえたのか。独自の新撰組物語解釈が心に響きます。いやー、読書って素晴らしい。

数ある浅田作品の中でも壬生義士伝をTOP5入りで数えている自分としては、遅ればせながら三部作の二作目である輪違屋糸里を直ぐにでも読まなくては・・・(10月に!)

戦国、江戸、そして明治維新につながる幕末、これらの時代を行き来する贅沢を堪能しました。

 

次に読み始めるべき佐伯先生のシリーズも並行して物色中。この古着屋総兵衛が定評あるシリーズのようですが、これかなぁ、どうかなぁ。

まだ居眠り磐音51冊の余韻さめやらぬ感じで、佐伯先生の世界に戻るのも早い気がしますので、時代ものでも他の作品を経由してからかなぁという感じも。

 

まったくもって、いやはや、いやはや。シーナ先生の粋な生き方は自分の人生観を考えるうえでも参考になります。

 

もはや巨匠の安定感、池井戸先生。既に俺たちバブル組の半沢直樹を読んでいるのか、下町ロケットを読んでいるのか分からないぐらいなんですが、今回も老舗の足袋メーカーがランニングシューズ開発に乗り出してやってくれます。

ドラマ化されて人気作となること間違いなしの高レベルなエンターテイメント作品。

 

 

さらさらと濫読。定番の巨匠作品を読みつつも一定のリソース(冊数)は新規開拓に向けることを継続するのはビジネスとも似ております。

 

継続追いかけ中の坂木先生作品。今回もかなりのレベルで楽しませて頂いたのですがKindleで既刊作品を全て買い漁ろうかどうかは少々悩む。(図書館で読める既刊作品は全て読んでしまったので)

 

 

福井先生の作品を再読するプロジェクトをスタート。自衛隊の存在や日米安保についてあらためて考える良い時期かとも思い。

9月は14冊。

10月の読む本として6冊は既に決まっています。(浅田新撰組三部作の残り、村上海賊の娘、そして亡国のイージス)どれも上下巻の大部なので読破には相応の時間かかりますが、冊数をこなすために読書しているわけではないのでじっくり参りたいと思います。

残り3ヶ月を平均20冊。果たして2016年200冊越えは出来るかな?

■ 141冊(2016年)

8月の読書ログ

8月の読書ログを更新。(ゆっくり着実に→一万冊プロジェクト

今月はちょっとペース後退気味です。単身期間が終わったことを自分の中で理由にしてしまいがちです・・。。

居眠り磐音終了後にあんのじょう磐音ロス中ですが、ちょっとだけ佐伯作品を味見もしてみました。

 

 

これが噂の佐伯先生の初時代劇作品。この作品が増刷されなかったらひょっとすると筆を折って人気作家は生まれていなかったかもしれない・・と思うと感慨深い。

そしてこの作品内に完全に居眠り磐音の原型が存在しています。きっと他の作品にも様々な要素でこの作品の中の要素が散らばっているんだろうな。

 

 

密命は16年間をかけて26巻で完結したそうです。剣豪小説であり家族小説であるとの佐伯先生の自己評ですが、はたしてこの先どのような展開を迎えるのか、、、と思いつつ、一旦2巻で止めます。まだ磐音の余韻を楽しむことで十分との気持ちも。

 

 

 

 

 

ふと目にして懐かしくてKindleで買ってしまいましたアダルトウルフガイシリーズ。読んだのは中学から高校生ぐらいかなぁ、、25年ぐらい前。それにしても今でも色褪せない部分が多いというのはやはり名作の証。

 

 

 

海外で頑張る日本人、パリ編。この著者の川内さんご自身がパリの国連機関で働いていた方。どうしてノンフィクション作家に転身したのかはご自身を書いた著者「パリの国連で夢を食う」を読めば分るのかな。

そして大世界史。歴史とかって読むそばからどんどん忘れていくので、繰り返し繰り返しインプットしながらも、少しずつ全体感というか、大局観というか、ひっかかる部分を増やしていくような読み方があっている気がします。

 

 

これ好きだなぁ、初読みジェーンスー様。自称「未婚のプロ」であり「生粋の日本人」。

 

 

8月の〆は巨匠奥田先生。抜群の安定感。モデルとなった財政破綻した北海道の街とは夕張のことだから、道産子としては自分の人生のアナザーストーリーを読むかのごとく引き込まれてしまいました。読書の幸せを噛み締める一冊、特に最後の話がいいわ、うん。

さて、残り4ヶ月で74冊ということは、単純計算で19冊か。12月はクルーズもあるので、9〜11月は20冊以上の進行が目標です。

■ 126冊(2016年)