「リーマンダンサーズ」カテゴリーアーカイブ

上京ダンサー夫婦

北の国からユパ&バニラ(茶々)のダンサー夫婦が上京。

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東京に来ること自体が10数年ぶりということなんで、既にガクブルな2人を羽田までお出迎え。何処にご案内すると面白いかなぁと考えつつ、足はシーバンスに。。(確信犯)

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(ドサクサに紛れて彼女もダンス練習場デビュー)

やっぱりダンサー夫婦なんですから、初遠征試合の前日は東京の練習場体験かなぁと。はたして楽しんでもらえたかは分かりませんが。(僕も最後の練習から半年ぶり)

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(東京に来た証拠もパチリ、これはテレビ塔じゃないですもの)

移動時間も長かったでしょうし、試合前日はのんびり過ごして欲しいので我が家飯。シェフは・・・不肖のわたくしめが。

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千葉は銚子の金目鯛様にてご歓待。やはり、勝利とはいいませんが、善戦をお祈りしての鯛(の仲間)。

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おそるおそる毒見するユパ氏(笑)イチイチ愉快なお二人と半年ぶりに談笑、前回は僕らがお二人の家に押しかけたんだよなぁ。

今回は僕達がホスト側。充実した東京遠征(大人の修学旅行)になりますように。

成城のタンゴマン

久しぶりに小田急線沿いの高級住宅街に参上。こちらでダンス教室を開いてかれこれ6年になろうかという友人Gンちゃんと飲みたくて。

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ようやく彼女を引き合わせることが出来ました。彼のたっての希望で目線無し。(なんか犯罪者のようでいやなんだとか・・そうですかね。。)

何度かこのブログでもふれておりますが、彼との出会いは東京に就職して以来の10数年前。会社の独身寮があった街のダンス教室に彼が勤務していたから。

3歳年上の彼は、とっても適当で、男前で、ボロイ部屋に住んでダンスに打ち込んでいたのでした。意気投合した僕らは最終レッスンのお客様におねだりしては飲みに行ったり、楽しかったなぁ。

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(美女を召喚した野獣)

毎年、目黒雅叙園でひらく教室のパーティーで素敵なピアノを披露するAさんを召喚。くだけた宴席での彼女はプリチーを通り越して笑える淑女でした。

彼が踊る社交ダンスで感動した記憶はありませんが(笑)、アルゼンチンタンゴは実に素晴らしい。自分の強みを見極め、周囲を冷静に分析できる彼は、きっとビジネスの実力も相当高いはず。

その実力を見る前に、いつも酒の海に溺れている訳ですが。・・・僕含めて(また飲みましょう)。

舞魂

札幌に参上した訳・・それは大学時代の恩師の教師生活30周年を祝う宴に出席する為。

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恩師といってもゼミの教授ではなくて、ダンスの師匠。本当にお世話になった、Mナブ先生&Mツコ先生。

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先生も気が付けば還暦を迎えるお年に・・・僕が習っていたのは14年も昔なんだなぁ。でも昨年は念願の帰省レッスンと北海道インター出場を実現させたことを思いだす。

さて・・パーティーはとにかく盛大。

50組近いアマチュアデモに、北海道総局をあげてのプロデモ。オールドスターとして出てきた昔のファイナリストの先生方の懐かしいお姿。

現役プロのトリ4組をつとめるのは同期や上下の先輩後輩達。仲間達は本当に北海道のトッププロなんだよなぁと感じ入る。(以上・・3年前の教室開設20周年の感想より抜粋・・って、まるで同じ状況!?)

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前回とやや違うのは、歴代弟子テーブルにKバがいることぐらい。欠けているのは、Kムさん、Nガマツさん、Hラマツと、各自のパートナーさん達ぐらいか。

会場には10代から80代の幅広いダンス好きなアマチュアが集まって踊りを披露。さらに日本のトッププロ(西部のH先生や、我らがEジさん&Yキエ組)も華を添えます。(セグエが2つあるパーティーは豪華ですよね、まして札幌ですから)

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(僕もダンスタイムにYキエさんに踊って頂き、天にも昇る踊り心地を堪能☆)

M先生が30周年に選んだ言葉が、、舞魂(ぶこん) 僕の魂は舞いを求めているだろうか。

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(大学部活同期の親友M組・・マイミクのシックさんでもあります)

沢山の現役ダンサーに囲まれて、先日何かで読んだフレーズが蘇りました・・・

「30後半~40代になると、格好いいとは、痩せているということと同義になる」

 

札幌の母

札幌の母であるSさんと9年ぶりに再会。学生時代の僕を物心両面で支えてくれた3人の札幌の母の1人。

大学3年で自宅を出て大学のそばに一人暮らしをした僕は、学費と家賃は両親の世話となり、残る生活費もろもろは全てバイト代で賄った3年間。

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勿論、大学3年にもなった僕の主たる生活費獲得手段といえば・・・ダンス。ダンスホールのダンサーをベースに同伴ダンサー&パーティーダンサー生活。

Sさんとは週に1回踊りに行っては、しゃべって踊ってお世話になりました。本日は大阪から札幌入りした後輩のKバも一緒に、久しぶりの3人で近況の交換。

膝を悪くされて数年前に社交ダンスは止めたそうで、最近はもっぱらフラダンスだとか。毎年の年賀状のお付き合いだけでは心配でお会いしたのですが、お元気そうで良かった。

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夕食は実の母と2人ですすきので気に入っているお寿司屋さんへ。

地元の魚介と地酒を楽しみつつ話がはずみ、帰宅後も飲んでしゃべって気が付けば深夜。世の母親達がどのぐらい自分達の息子としゃべるのが普通なのかは分かりませんが、

たまに会う分には話は尽きないようです。

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(実家で母親と2人暮らしをしてくれているゴンもたっぷり慰労)

新人戦という名の儀式

週末、北の大地にちょこっと帰って参りました。丁度、大学同期のシックさんより新人戦の情報を入手し、軽い気持ちで覗きにいったんです。

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新人戦とは、4月に新大学生となって何かの拍子にダンス部に入部してしまった若者達が、強化練習~夏合宿という洗脳期間を経て部員の一員となる儀式(イニシエーション)なんですが

10数年ぶりに目にするその世界は、想像を通り越して口があんぐり開いてしまうと言うか、、選手全員、口・・開き過ぎだし。。

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男達はさておいても、世間では一応「女子大生」と名乗れるようなうら若き乙女たちがピチピチの赤いレオタードに身を包んで(通称:紅ショウガ)この状況。

彼ら、彼女らを応援する為に応援席に集まったご両親やクラスメイトは一体何を思うのか。。というか、これが本当に社交ダンスだと気付いているのか。。。

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(夜道でこのクイックに追いかけられたら、絶対泣くと思う)

1年生に教えることといえば、バシッとホールド張って、思い切り笑って(つまり、口あけて)、遠くから遠くに思いっきり動く!というのが伝統の北大なんですが、ここまでとは驚きました。

あたりまえのことをバカになってちゃんとやる

あたりまえのことをバカになってちゃんとやる

小宮一慶さんの著作で良かった中に、こちらの本があるのですが、

A..あたりまえのことを
B..バカになって
C..ちゃんとやる

あたりまえのことでもないし、ちゃんともできてないけど(踊りとして色々正しくない)、ムチャクチャ、バカになって、徹底しているという点で価値があるなぁ、と。

上を向けと言われれば天井を仰ぎ、笑えと言われればアゴが外れるぐらい口を開き、動けと言われれば膝が床につきそうなぐらいロアをして、スケートのように床を滑る。

自分の限界のリミッターを外すことが、果たしていつから出来なくなったのか。(・・・だから、地獄の研修とかあるんだろうな。)

確実に18年前に自分も通ったはずの儀式を目の前にしながら、もの思いました。頑張れ1年生、未来のダンサーを目指して。