「リーマンダンサーズ」カテゴリーアーカイブ

新人戦という名の儀式

週末、北の大地にちょこっと帰って参りました。丁度、大学同期のシックさんより新人戦の情報を入手し、軽い気持ちで覗きにいったんです。

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新人戦とは、4月に新大学生となって何かの拍子にダンス部に入部してしまった若者達が、強化練習~夏合宿という洗脳期間を経て部員の一員となる儀式(イニシエーション)なんですが

10数年ぶりに目にするその世界は、想像を通り越して口があんぐり開いてしまうと言うか、、選手全員、口・・開き過ぎだし。。

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男達はさておいても、世間では一応「女子大生」と名乗れるようなうら若き乙女たちがピチピチの赤いレオタードに身を包んで(通称:紅ショウガ)この状況。

彼ら、彼女らを応援する為に応援席に集まったご両親やクラスメイトは一体何を思うのか。。というか、これが本当に社交ダンスだと気付いているのか。。。

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(夜道でこのクイックに追いかけられたら、絶対泣くと思う)

1年生に教えることといえば、バシッとホールド張って、思い切り笑って(つまり、口あけて)、遠くから遠くに思いっきり動く!というのが伝統の北大なんですが、ここまでとは驚きました。

あたりまえのことをバカになってちゃんとやる

あたりまえのことをバカになってちゃんとやる

小宮一慶さんの著作で良かった中に、こちらの本があるのですが、

A..あたりまえのことを
B..バカになって
C..ちゃんとやる

あたりまえのことでもないし、ちゃんともできてないけど(踊りとして色々正しくない)、ムチャクチャ、バカになって、徹底しているという点で価値があるなぁ、と。

上を向けと言われれば天井を仰ぎ、笑えと言われればアゴが外れるぐらい口を開き、動けと言われれば膝が床につきそうなぐらいロアをして、スケートのように床を滑る。

自分の限界のリミッターを外すことが、果たしていつから出来なくなったのか。(・・・だから、地獄の研修とかあるんだろうな。)

確実に18年前に自分も通ったはずの儀式を目の前にしながら、もの思いました。頑張れ1年生、未来のダンサーを目指して。

教室デビュー

フラメンコを主軸に据えつつ・・社交ダンスへも少し踏み出して欲しい妻。今までの取り組みは以下。

■ 初めてのダンスシューズを強制的に買い与える

■ 披露パーティーでファーストダンスを踊る

■ ミルコと焼き肉をつつく

まったく社交ダンスは踊ってませんが、イメージトレーニングは既にバッチリ。本日は満を持してN先生が待つダンス教室に突入、妻紹介&初レッスンです。

 

チケット100枚(6.3万円)を僕の小遣いから購入、彼女に与えて一言。

僕 スマイル 「このチケットが無くなった頃に、また会おう。アディオス!」

先生 スマイル 「お、おい・・・」

僕は何しろ痩せないと(少なくとも今年の4月時点)練習ズボンがはけませんから。。

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(キャベツとささみを家の主食に採用)

チャンプと焼肉

連日となり彼女の目が怖い訳ですが、日曜日は朝からダンスパーティーのお手伝い。こちらは年2回の恒例行事となりつつあります。(昨年末はユリア様と写メのおまけ)

競技会に出てないと疎遠になりがちなプロの友人の皆様と会えるのが楽しみだったりします。(彼らは大事な仕事の日なんで、大変なんですが)

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(GENTAと半年ぶりに会う、、もっと頻繁に飲みに行きたいものなのですけど)

パーティーは毎度の通り盛会で・・・というかアマデモ75組多すぎるぐらいですし。朝7時集合でさすがに長い1日にヘトヘトになりつつ、最後はスペシャルゲストを見て大興奮。

本日初めて見ましたミルコ&エディータの新カップルの踊り。久しぶりに踊りに感動して涙が出ましたよ。

こちらのパーティーは毎回打ち上げに参加させてもらうのですが、途中で彼女も合流。(丁度渋谷でフラメンコの練習をしていたので、オーナー先生にお祝いの御礼と紹介兼ねて。社交ダンサーとの接触頻度を徐々にあげることで、ダンスへの興味がわくかもと期待しつつ。)

ところが、打ち上げに思わぬゲストが登場、場は一気に興奮状態へ・・そこへ彼女到着。

僕「どうも、初めまして~。いつも彼がお世話になっています。」

彼女「(談笑)・・・ところで、こちらのお二人はどちらの国から?」

僕 「(緊張気味)・・・イタリアとリトアニアかな、確か・・。 ですよね?」

美貌の女性「そうよ、練習するのが大変なのよ。どっちが来るかでもめたりね。」

陽気なイタリア男「これでもっと練習したら、とんでもなく上手くなると思わないか!?」

僕「・・おっしゃるとおりですね。」 (これは突っ込むところなのか!?汗)

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まさか、「ミルコ、肉焼けたよ」って言う瞬間が僕の人生に来るとは・・・。ホント、人生何がおこるか分からないものです。

彼女「ねぇ、このお二人、やっぱりダンス上手なんでしょ!?」

僕「しっ!うちに帰ったら説明するから!」

(非ダンサーさんへの補足:ミルコは2005年から5年連続世界チャンピオン、昨年新カップル結成。社交ダンサーにとってはまさに神。でも、とっても気さくで陽気なイタリアンでした。エディタもアマチュア時代は現在の新世界チャンピオンのアルナスと組んでいた美人ダンサーで今後のお二人の活躍に期待です。)

自作自演パーティー再び

昨年のクリスマスパーティーに引き続き、サークルにて夏のパーティーを開催。今回は外部からもデモや参加者を広く募り、100名を超す規模に。

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全ては、発起人&実効委員長のSゲキ君の情熱と超人的な働き、

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サークル代表Wさんの類まれなる行動力の賜物。 (本当にお疲れ様)僕は自分自身の自作自演パーティーの準備・実行に忙しかったので、お手伝いも出演も無し。当日の美味しいところだけ楽しませてもらいました。

僕は結局は競技中心のアマチュアダンサーで、あまりサークルには深入りしませんでしたが、自分の大学以外に思わぬ仲間が増えたのはサークルがきっかけになったからこそ。

ネットで見つけたパートナーさんに偶然連れて行かれたダンスサークルの主催者が、旧知のO先生夫妻だったなんて偶然、出来過ぎですし。そして、2010年、まだ一度も通常のサークル活動に参加してないし。

ファーストシューズ

我らリーマンダンサーズ・・・とはいえ、実力のみならず、その思いや環境は様々。

トップアマを視界に納めながら頑張るUTA君&のんぷ~達のような2人もいれば、去年の僕のようにC級脱出を目指して現役学生とガチンコ勝負のアイアンやコガシン、ワダッチ、パートナーを1年も待たせてこれから2人の期限を決めてトップへの巻き返しを誓うヒデがいたり、試合中にラテンのリードで?でパートナー(妻)の肩を外すマサなど、身近なところでも色々。

4月末にかなっぺさんとの最終試合を迎えて競技生活の第2幕を下ろした自分。ダンスから離れて1カ月、考えることは・・・第3幕はどうすればひらくのか。どうすれば彼女はダンスをしてくれるかな?

■ 彼女=妻、29歳、158センチ、趣味:フラメンコ

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まずは・・・靴(シューズ)か・・・

ヒデのパートナーのさっちゃん(仮称)にシューズを見立ててもらいました。さっちゃんといえば、中に小さなおっさんが住んでいるともっぱらの噂のラテンダンサー。

我が家ではよくアッキーなどが酔ったさっちゃんにつかまっては説教されておりますが、実は才能溢れるアーティスト(多分)であり、昼間の勤務中は実力派シューフィッター。

モダン、ラテン1足ずつ、彼女に初めての社交ダンスシューズを見立ててもらいました。あとはどうやったらはいてくれるかです。

ひ「今年の誕生日プレゼントはこれでいいかな・・!? 最近何かと物入りだしさ。」

ま「別にいいけど・・・靴を買いたいのは私じゃなくてあなたのような。。」