「オススメ本、漫画、映画」カテゴリーアーカイブ

菜の花の沖

2013年、最初に手にとった小説はこれ。

菜の花の沖〈1〉 (文春文庫)/文藝春秋
¥660
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江戸時代後期に淡路の貧農の家に生まれ苦労をしながら、海の男として身を立てて、ついには蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人となる高田屋嘉兵衛。

ゴローニン事件のくだりで教科書でお目にかかった遠い記憶がありますが、それ以上の前知識無し。いま1巻目を読み終わったところで、すぐにも2巻目に手が伸びるところを押さえ、家の掃除。

理不尽とも思える江戸の階級社会、地方の農村の暮らしの息苦しさ、貧しさの悲しさに胸をつかれ、我が身の幸せに安堵すると共に、これがつい200年ほど前の日本であることに考えさせられる。

自分のひいおじいさんは金沢の生まれで、銭屋という回船問屋に仕える船乗りだったそうです。それが隣の村の富農の長女と駆け落ちして樺太に渡ったのが道産子の我家のルーツ。

若き日のひいじいさんも、嘉兵衛のように水夫として船に乗り込み航海を覚えていったんだろうなと想像。社会や世間に抗い(結果、駆け落ち)、夢をもって渡った新天地で何を思ったのか。

きっと1日1日を生きることに必死だったのだろうと思いつつ、我が身を振り返る。なにげなく生きない、毎日を大切に生きる、忘れがちだからこそ繰り返したい。

2013年はインプットだけではなく、ブログへのアウトプットも意識できればと思います。ライフログなんで、まずは記録すること、そしてそこに自分らしさを加える事。

最近、らしさ、とか、ならでは、って一体ナンなんだろうという話題が職場で飛び交ってますので。

■ 1冊 (2013年)

孤独のグルメ

最近うれしかったこと。孤独のグルメseason2 が放映開始したこと。

孤独のグルメ DVD-BOX/ポニーキャニオン
¥11,970
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毎週のささやかな楽しみが増えました。きっと原作の久住さんの感性が響くんですよね、妙に自分のツボにはまります。

花のズボラ飯/秋田書店
¥945
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最近はまったこちらの漫画も、原作者は久住さんだったことを後で気付きました。エッセイも出されていたので、思わず著者大人買い。

ひとり家飲み通い呑み/日本文芸社
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野武士のグルメ/晋遊舎
¥1,050
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想定どおり、ちょっとくだらなく、でも癖になる美味しさ。こんな文章が書けるといいなぁ。

■ 144冊 (2012年)   *さすがに漫画は数えませんよん

獣の奏者

2012年に読んだ小説のNo.1、半年残しつつも決定。文庫版が手元に揃うのを待って満を持して読み始めました。

あぁ、至福の数日間。

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)/講談社
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獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)/講談社
¥730
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獣の奏者 3探求編 (講談社文庫)/講談社
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獣の奏者 4完結編 (講談社文庫)/講談社
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「守り人」シリーズも素晴らしいけど、込められたメッセージ性はこちらが上かなぁ。とりあえず、ごちゃごちゃ書く前に一言だけ・・・「読んで」。

「・・・・それから四日、母は生きた。」
背筋が痺れました。

ひさしぶりに物語りというものの凄みを見せられた経験となりました。

■ 125冊 (2012年)

マンガもまた良し

我が家から漫画が蔵書対象として外されてから久しいですが、最近再び購入しています。しばらくするとBOOK OFFに売られる運命ですが。

銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)/小学館
¥440
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以前の住まいでは近所のTSUTAYAが貸し漫画なる神機能を有していたのですが、現在は無し。家族を置いて漫画喫茶にこもる時間もありませんので、ついつい大人買い。

テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)/エンターブレイン
¥714
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きのう何食べた?(6) (モーニング KC)/講談社
¥600
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漫画肯定派ではありますが、さすがに通勤電車で週刊漫画はもう読めないなぁ。娯楽小説読んでいるのとどう違うんだ?と言われればそれまでなんですけど。

なにかの境界線が自分には出来ているようです。出張時の新幹線の車中、飛行機の中では週刊漫画も一応解禁されます。

帰りだけですが。

好漢達の革命物語

とうとう手を出してしまいました。本来は平行して何冊か読むタイプなんですが、最近はすっかりこの世界にどっぷりと。

水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)/北方 謙三
¥630
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全19冊という圧倒的なボリュームと、未だ踏み出していなかった北方ワールドだったのですが驚くほどすんなりと世界に入っていけました。

緻密な人物描写や背景設定を、過去に読んだ何種類かの水滸伝の上に上書き。もう北方水滸が脳内で正史?になる勢いです。

水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)/北方 謙三
¥630
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水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)/北方 謙三

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水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)/北方 謙三
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水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)/北方 謙三
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壮絶な青面獣楊志の散りざまに涙しつつ、ここが帰宅ラッシュの満員電車であることを思い出す。あと14冊も物語が続くなんて幸せ!! (さらに楊令伝なる続刊があるようで。。。)

志あふれる漢(おとこ)たちの革命物語。かなりお勧めです、まだ全巻読み終わってませんけど。

■ 65冊 (2012年)