2010年も濫読

2010年も素敵な一冊との出会いを求めて濫読生活は継続します。

☆☆☆☆☆

自分に残された命を見つめ、全力で生きようとした美丘。巷にありふれていそうな設定をかくも美しく魅力的に、そして石田衣良テイストでつづった作品。誰がなんと言っても、僕はこの小説で泣けるタイプです。

新年いきなり大当たり。

☆☆☆☆★

連続で当たり。

本屋でふらりと手に取った小説が面白かったりすると、人生得した気持ちになります。リストラ請負会社の主人公、彼が、すごく自分には魅力的です。ルックスはそこそこ、それなりに真剣に仕事をして、自活して、人生の今を楽しんで生きている。

自分が理想として求める等身大のプロフェッショナルなサラリーマン像かも。島耕作も大変魅力的なベンチマークですが、もぅ社長だしなぁ。

☆☆★★★

山田悠介作品を手に取るのは、デビュー作の「リアル鬼ごっこ」以来。着眼点はとびきり面白いんだけど、話の厚みにかけるんですよね。

小説仕立てですが、これはれっきとした会計についてのビジネス本。2010年に継続して取り組むべきビジネススキルは、やはり財務・会計。数字を読む力を手に入れることができれば、きっと仕事でその力は裏切らないと思います。

今年は自己啓発から少し舵をきって、より実務に直結する分野を攻めたいな。3ヶ月で50冊のペース。1ヶ月で20冊の本に手を伸ばす意識をもっていきます。

最後に一言。

今年の濫読も量より質!

6/200冊

「2010年も濫読」への1件のフィードバック

  1. 垣根さんの本、おもしろいですよね!
    一時はまって同じ作者のほかの作品を
    読みあさりました。
    美浜、読んでみようと思います~

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