カラダと財布、どっちにも優しくして欲しいけど・・NY食景

先週のNY出張では久しぶりに大戸屋で一人晩御飯。

喉を生ビールでしめらせ・・本日もお疲れ様でしたの儀式。

カラダを生野菜でいたわったあとに・・

どどーんとすき焼き定食。ここでもカラダを鑑みて玄米ご飯をチョイス・・・

上質な展開に、まったくもってカラダに優しい晩御飯だわいと一人満足したところで、、

はい、53ドル。(ただしチップなし)

財布にはあまり優しくない・・というオチがつくNYの夜。まぁ、地価を考えるとしょうがないといえばしょうがないけど。

でも、前日のランチをケチってこんな中華店に入ったら・・

Shanghai Street Food….

小綺麗な店内・・

13ドルだけど悲しいぐらい美味しくない中華。

・・というようなこともあるので、相応の品質には相応のコストが不可欠、ということを受け入れなくてはいけないと思い知らされます。これが普通で、日本のB級グルメがきっと異常なんだ。

(牛丼特盛り、ごはん少なめ、生卵付きでも6ドルぐらい?)

米国でキャンプデビュー

とうとう先週末、念願のキャンプにデビューしてきました。家族での初キャンプ。(緊張の前夜→今度こそ初キャンプ(6度目)

外は快晴! まずは食材調達にHマートへ。我が家の担当は鶏もも肉の焼き鳥以外の串物何か・・というお題、あと子供向け素麺。

砂肝、ハツ、蛸に赤海老を串用に買ってみました。それ以外にも夜の酒の肴用の焼き物をちょこちょこと。近所のKrogerで氷を二袋買ってクーラーボックスと簡易の発泡スチロールボックスに食材や飲み物を格納。

(ミニバンの後ろに荷物を詰める詰める・・)

さーて出発です。向かうはヒューストン北北東のLake Livingstonという州立公園。我が家からだいたい車で1時間半というところ。

途中、大雨がふる雨雲の下を通過し絶叫する私。幸いに最終目的地まではまだ数十マイルあり、無事に到着地は晴れてました。

公園入り口で受付と料金の支払いをすませ(家族でわずか10ドル)無事に予約したサイトへ。今回は2サイトに4家族で4つのテントをはるプランです。

果たして2年前に居間で一度しか設営したことのないテントがうまくはれるか・・と少々おとーさん緊張しましたが、妻のサポートもあり無事に設営は完了。

(4人用のコールマンのテントSundome、確かAmazonで60ドルぐらいの超安値だったような・・・)

他の3家族の皆さんも同じくコールマンのテントでしたが、我が家の4人用に比べ6人から8人用で少し大きくタイプも違う様子。む、あの蚊帳のついたタイプがいいなぁ・・と物欲が。

気分的には本日の山場をいきなり超えた気がしたのでビール1缶目。いつまでも立ち上がらないテントを前に家族から白い目、お父さんの立ち場無し・・という最悪の展開は回避。

お子様達(総勢9名)は早速水遊び開始。近くに湖がありますが、やはりこちらの方が安心。

お父さん達は一仕事を終え、火もおこし、まずは水分補給。ママチームも含めて皆で乾杯です。

続いて子供達は流し素麺で早めの夕食。我が家の流しそうめんスライダーを持参。(→流しそうめんスライダー

今回ご一緒させて頂いた他のご家族の皆さん、既に複数回のキャンプ経験があり動きがとてもスムーズ。初心者の我が家はただただ流れに置いて行かれない様にするだけで楽チンでした。

(現場で担当する串モノの準備を夫婦で仕上げ)

(通常のBBQに加えまして・・・)

(今回は焼き鳥やそれ以外の串物を準備。ハツや砂肝の下処理はちゃんと家でやってきました。)

(新アイテムで焼き上げてみました)

先日お向かいの友人宅で開催された中国式BBQを再現したくて購入した背の低い串焼き用グリルと串達がここで活躍。(→米国で中国式BBQ

子供達はすいかわりをやったり、暗くなったあとに肝だめしをしたりと早めの夏を満喫。

最後はマシュマロを焼いて・・と遅くまでめいっぱい楽しみました。自分も、これ以上飲み食いできないわ・・というぐらい焚き火の光と音を肴に夜を楽しませて頂きました。(大量のビールにワイン、焼酎、日本酒と色々綺麗に空きました)

翌朝はまったく釣れない釣りに少し挑戦したのち、皆で綺麗にキャンプサイトを片付けて昼前には撤収へ。本気で暑かったのでテントを畳む時に大汗をかきました。

幸いに夜中は涼しかったので暑さで寝苦しくはなかったのですが、やはり下の土がめちゃめちゃ硬く薄手のマット程度では寝心地が悪かったです。ここは次回があれば要改善ですね。(他の家族の皆さんはエアーマットをテント内に持ち込んでおりました)

とにかく「二度とキャンプなんか行きたくない・・」という発言が妻や娘達から出なかったので今回のキャンプデビューは成功だったのではないかと思います。

まずは良かった、良かった・・これも、今回誘ってくれた皆さんへ感謝、感謝ですね。気が早いですが次回は・・少し涼しくなる11月、12月ぐらいに2回目のキャンプ企画でしょうか。(早目にキャンプサイト押さえておくか・・)

ZelleとVenmo

最近めっきり自分の手元でキャッシュに触れる機会が減ってきました。

通常の決済手段としてクレジットカードを多用するのは米国赴任当初からなのですが、昼食や夜の懇親機会時の割り勘などでは変わらずキャッシュのやりとりが以前はあり、それこそ公式歓送迎会では集金などの仕事もあったのですが、この1年弱でほぼP2Pの個人決済アプリの使用が周囲でも当たり前になった感があります。

ヒューストンの自分の周りではWells Fargoに銀行口座を持つ職場仲間が中心なのでオンライン上で公式に紐付けされているZelleというアプリでの送金が主だったのですが、今回のNY出張で、P2Pの個人決済でよく名前を聞くVenmoというアプリをインストールして使い始めてみました。すると、これが良くできていて面白い。

経緯的には2009年創業のVenmoがこのP2P送金アプリの草分け的存在で、これに対抗するために銀行連合が2017年から投入したのがZelleということなんですが、自分への登場は順番が逆でした。(多分、割り勘機会の多いミレニアル世代じゃないから・・Venmoの存在自体は以前から知ってましたが)

食事を自分のクレジットカードで決済して、VenmoかZelleでお金を送ってもらう。どんな細かい1ドル単位でも紙幣の心配をしなくてもいい。この圧倒的な便利さ、1度味わうと2度とハード(紙)回収の世界には戻れませんね。

ますますお金そのものがデジタルデータになっていく気がします。それがつまるところ仮想通貨に向かっている、ということと一緒なのか。

今度こそ初キャンプ前夜(6度目)

明日は初キャンプ・・という夜を迎えました、なんとこれが6度目の夜。かれこれ2年前に初キャンプの準備に着手したことを遠く思い出します。(→初キャンプ準備

そこから雨天中止を繰り返し、一度は娘達がインフルエンザ罹患し参加見送り。最後のトライが4月(→お家BBQ)。。

さすがに周囲でも5回キャンプ参加予定が流れた家族はいないので、妻はこれ以上周囲にバッドラックを振りまいて迷惑をかけてはまずいのでキャンプ界から(デビュー前に)引退しよう・・・と言い出す始末。そんな我が家の窮状を見かねての今回のお誘い。

あまり存じ上げない他家族のお父さんからも、ずっと雨で流れているんですってね・・・とやや不安げな視線を向けられるわけで・・今度こそっ、、、

前日夕方、家の前に必要と思われるグッズを並べ始めてみました。テント一式、テントの下に敷くシート、追加のペグ、寝袋とその下のマット、折り畳みのテーブルとチェアを家族分。あとは火おこし系のグッズなど・・・あとは何だろう。

我が家の食材分担は当日仕入れ・仕込みでいいから、、と。膨大な持ち物リストを平行作成しながら点検。ま、何か無ければ、無いなりに不便を楽しむのもキャンプのはず。。(と、自分に言い聞かせる)

そういえば翌朝に釣りに挑戦・・という企画もあったなぁ、、と、長女用に釣り道具を求め近所のスポーツ洋品店へ。

・・・だめだ、どれもこれもバラ売りで自分には自ら仕掛けを作れる気がしない。。リールの扱いも自信ないし。。結局、一番シンプルな延べ竿と浮きと針のセットで購入。

ついでに人生で初めてのスイスのビクトリアノックスのナイフを購入。ヒャッホー(中学生の頃に通過するはずが、今頃・・)

あとは明かり、予備の電池に、虫除け・・・と準備しなくてはいけないものが多すぎて、妻と一緒に大忙し。。でも、明日、明後日の天気予報は晴れ!!

ヒューストン空港で納豆巻き

恒例のNYへの月イチ出張。Eターミナル構内で長らく建設中だった気になるお店がとうとうオープンしているのを発見。

日本というかアジアを意識した品揃え、店名はYUME。それにしてもこの店舗イメージのプロデュースは誰がやっているんでしょうね。

招き猫が壁の一面に並んだかと思えば食事カウンターの下には麻雀牌が積み上げられているし。米国が考える東アジアの雑多なイメージを積み上げるとこうなるのかな。サラダコーナーにはコールスローの横にキムチが山盛りで並んでいてぶったまげました。パスタにキムチを合わせさせるのか?

デザインの中心は日本の昭和テイストが流れています。(確かにNYのあの人気居酒屋とも似ている・・→NYでも大衆居酒屋〜居酒屋ケンカ

行きは早朝だったのでスルー、帰りにランチさせてもらいました。(値段帯は空港お約束のビックリ価格ですからご注意を)

いくら軍艦や鉄火巻きは相当高いですが、納豆巻きは5ドルとわりと?リーズナブル。これは納豆巻きを2オーダーして熱い玄米茶でも頂くのが良い流れかも。(納豆巻き、僕が頼まないと誰も頼まずメニューから消えてしまうかもしれない・・)

日本の持ち帰り寿司やコンビニの納豆細巻き200円が懐かしいです。ふるさとは遠きにありて思ふもの・・か。

クックパッドを眺めると、ひきわり納豆を冷凍して切ったものを細巻きに並べ巻く・・というのが結構出てきます。確かにネバネバしなくてラクそう。あとは本格的に絞り出し袋を使うものも。マヨネーズを隠し味にというレシピも多いですね。今度作ってみよう。

でも、NY行きのユナイテッド機内で隣の日本人がおもむろに納豆細巻きを取り出してパクパク食べだしたら、隣のお客さん、匂い嫌がるかなぁ。

ちなみに海外では納豆の匂いは勿論、ネバネバと糸を引いているものを食べる姿が恐怖・・という話がネットにありました。僕の周りの日本食好き米国人も、納豆には全く手を出しません。