「一流ビジネスマン研究」カテゴリーアーカイブ

ZelleとVenmo

最近めっきり自分の手元でキャッシュに触れる機会が減ってきました。

通常の決済手段としてクレジットカードを多用するのは米国赴任当初からなのですが、昼食や夜の懇親機会時の割り勘などでは変わらずキャッシュのやりとりが以前はあり、それこそ公式歓送迎会では集金などの仕事もあったのですが、この1年弱でほぼP2Pの個人決済アプリの使用が周囲でも当たり前になった感があります。

ヒューストンの自分の周りではWells Fargoに銀行口座を持つ職場仲間が中心なのでオンライン上で公式に紐付けされているZelleというアプリでの送金が主だったのですが、今回のNY出張で、P2Pの個人決済でよく名前を聞くVenmoというアプリをインストールして使い始めてみました。すると、これが良くできていて面白い。

経緯的には2009年創業のVenmoがこのP2P送金アプリの草分け的存在で、これに対抗するために銀行連合が2017年から投入したのがZelleということなんですが、自分への登場は順番が逆でした。(多分、割り勘機会の多いミレニアル世代じゃないから・・Venmoの存在自体は以前から知ってましたが)

食事を自分のクレジットカードで決済して、VenmoかZelleでお金を送ってもらう。どんな細かい1ドル単位でも紙幣の心配をしなくてもいい。この圧倒的な便利さ、1度味わうと2度とハード(紙)回収の世界には戻れませんね。

ますますお金そのものがデジタルデータになっていく気がします。それがつまるところ仮想通貨に向かっている、ということと一緒なのか。

初日本出張

初めて日本に出張する機会を頂きました。もう4月には社会人20年目となるというのに・・初出張。

これまでは、日本に一時帰国で1週間ほど滞在する際に、自主的に半日〜1日ほど出社していただけ。日本行きの主目的が仕事となると、なんとなく気分が引き締まります。

(スーツケース大の中身は全て各所へのお土産)

(スーツケースは大と中を1つずつ)

たまたま週末をまたぐ必要もあり、1週間ちょっと・・・8泊10日と少々長めの旅程に。仕事の予定はかなり詰まっているものの・・・思いもよらず週末を関西方面で過ごすことになるなど、普段の東京滞在とはかなり違う展開になりそうで楽しみ!

(オフィスに溜まっていた日経新聞を読み捨てながら出発)

(機内のエコノミー和食・・なんて食べずに向かいます)

さて、仕事の成果をあげるためには、時差調整を含め連日の体調管理が最大の課題・・今回はどこまでうまく出来るでしょうか。

8泊というと・・8連夜飲むこと、とほぼ同意味ですので。。

(無事にヒューストンに帰って参りましたので今から振り返りさせて頂きます!)

キンコン西野さんの頭の中

ネットを眺めているとよく登場する芸人 西野亮廣さん。

正直、お笑い芸人の顔が殆どわからない自分にとっては、顔はわかるものの好きでも嫌いでもなく、あまり強い印象がなかったのですが(テレビで売れていた頃)・・

その軸足をネットにうつすことで自分も、テレビの一線を離れ、ひな壇芸人から距離を起き、各所で火をつけ炎上芸人と呼ばれ、それでも絵本作家として結果を出し、アンチがこの世に多数存在する一方、この人本当に凄い・・とコアなファンに囲まれてる、そんな方のようなだ・・という事前認識が出来てきました(だいたい合ってるはず)。

あと植村 花菜さんと一時期お付き合いされていたこととか・・・(これはちょっと羨ましい)

遅ればせながら二冊の著作を読ませて頂き、一気に西野さんへの理解が加速し、如何に自らの考えに従ったうえでこれまで行動してきたのか、あれもこれも計算のうえなのか(ひとつひとつの炎上事件についてもよく知らなかったわけですが)・・・などなど学ばさせてもらいました。

これは・・「打倒ウォルト・ディズニー」を掲げるだけありますね。

ひとつひとつの思考の軌跡や段階がとてもうなずけることばかり、一見常識に反しているようで、しっかりリスクを取って勝ちに行かれています(当然リスクなので失敗もあります)。ビジネス界からの講演依頼が止まらない、というのも納得。それは西野さんがとてもビジネスマンだからなんですね。

我が家の本棚にも当たり前のようにプペルが並んでるし。(そういえば長女が寝る前に読んでました)自分も、今更ながら読ませて頂きました。

これだけの絵本を確信犯としてネットで無料公開したり(ただし読み聞かせが難しいように縦スクロール設定・・には気がつかなかった)、継続して販売するために原画展を開催しては体験の思い出として出口で手売りしたり、、(さらに原画展の開催権を売り出したり・・)、いまだにサイン本を自ら売り続けていたり、

今後の西野さんの活躍が今はとても気になります。

自分への思考刺激のためにもニシノアキヒロウォッチャーの一員になろうと思います。(妻はすでに何年も前から注目していたそうな) さて、自分はどんなアイディアを行動に移せるだろうか。問題は・・・そのスピードですね。

早速、オンラインサロンへの入会をポチリ。

あとはネットで西野さんの関連動画を順に視聴開始。リベンジ成人式の参加者の笑顔は良かったなぁ。そして西野さんがここで貯めた信用はいずれ長い目では回収されるのだな、とも確信。

肩書きや活動がいくつあるか

ここしばらく流行りな書籍からは少し距離を置いていたのですが、先日Kindle新刊購入を解禁致しましたので手元に1ダースほどミーハーな新刊が溢れました。


やたら、多動力・・とご本人がつぶやくさまが書評の山と共に半年ほど前に大量に流れてきたのを思い出しました(昨年5月発売)。もともと堀江さんの著作はだいたい読んでおりますので、まずはサラサラとお茶漬けを頂くごとくこちらから。

「やってみよう」で早速やってみたのが、自分の肩書きや活動がいくつかあるかのセルフチェック。

1万時間をかけ100人に1人の自分となり、これを3つ揃え100万分の1の人材となろう・・という藤原和博さんのレアカード理論が本書でも紹介されておりました。(確かにホリエモンカードは超レアな気がする)

■ 会社員として4月には20年選手(忍耐力)

■ 商社マンというラベル(イメージ)

■ ○○業界ではや17年(専門性)

本丸のこのエリアに投入している時間量は20年で1万時間どころか5万時間近いはずなんですが、その割に心許ない気がします。

・・・あとは何かあるでしょうか。。

■ 社交ダンス愛好家

1万時間には届かずとも大学時代とその後の競技生活や趣味での関わりを合わせると5千時間は楽に投入しています。

■ 趣味のブロガー x 本好き

今年10月には年間365本のブログ更新習慣が10年となりますが、ブログ更新の所要時間を1本平均20分とすると千時間ちょっと、全然たいした話じゃありません。それならば1万冊プロジェクトと称している読書への投入時間の方が断然多いかも。どちらにせよ、この分野は人が多すぎてあまり頭抜け出せない気も。

肩書きという項目にはなりきりませんが、これまで世界45ヵ国訪問、低糖質生活してますが利き酒師、元ゲーマー、小遣い帳歴35年、ミュージカル好き・・のようなことも活動とはいえるかも。自分の興味の方向を示す一部ですね。

さて、引き続き自分なりに動きます。

無借金経営(睡眠負債ゼロ)

新年らしいこと宣言シリーズ第3弾は無借金経営。ただし本当のお金ではなくて、昨年後半から意識している睡眠負債(→睡眠負債の返済開始)をゼロにしていこう、言うなれば、無借金ではなく、無睡眠負債経営。

(最近ようやく眠る楽しみを理解し始めたうちの眠り姫)

ナポレオンばりのショートスリーパーに憧れるほどではないにしても、せめて5〜6時間弱の睡眠で何とかやっていきたい、いやいけるでしょ・・と長らく思って生きてきましたが、やはり自分のカラダが自然に欲する睡眠時間は7時間ちょっと・・残念ながら、ということがここしばらくの自己観察で判明。

開き直って7時間を確実に確保するようにしたら、頭の回転パフォーマンスが少々底上げされた気がします。運転中も眠くならなくなりましたし(こちらは命の危険。。)。

一方で、8時間以上の睡眠は、平日、休日に関わらず厳禁とします。これを7時間半から7時間に出来るかを要検討。とにかく睡眠時間を長すぎもせず、短すぎもせず、で安定させるような時間繰りを目指します。

食事習慣を見直し、睡眠習慣を見直し、、続く第三の矢は・・・と2018年の過ごし方を構想中。全ては→あと50年使えるカラダ作りプロジェクトに向けた打ち手でもあります。

睡眠時間の確実な確保を日経読了や日々のブログ更新よりも優先順位を上げる・・これって自分にとってはかなりの帰宅後の時間の使い方の舵取りの変化です。当然、就寝前のネットサーフィンなども制限対象。

2018年はまずは食べる、寝る、から。(次は・・遊ぶ?)

<参考文献>

来年も超整理手帳

年末ギリギリとなりましたが、パパ(義父)から娘達への愛情定期便(日本の子供向けTV番組の録画DVDや駄菓子など)に同梱いただき来年用の手帳リフィルを日本からゲット。

かれこれ10年以上愛用しています、野口先生の超整理手帳リフィルとRHODIAのメモの組み合わせ。2009年の時点で既に数年愛用している・・とあるので間違いなく10年以上→超手帳法hiroponスタイル。

最近は仕事のスケジュール管理は職場で共有されているOutlookに完全移行しておりプライベートもこちらにいれてますが、日々のちょっとしたメモや習慣計測はやはり紙の手帳でのアナログ管理がしっくりくるのは昭和の男でしょうか。

8週間(2ヶ月)の予定や過去を一気に眺め渡すことが出来る点はいまだに大きな利点だと考えています。

(それにしても毎年色々出てきますね)

手帳術とは少し違うのですが、2018年は「ゼロ秒思考」で有名な赤羽雄二さんのA4メモ書きを自分の習慣に再導入して、思考の書き出しや整理のスピードアップを進め生産性向上につなげることが出来ないか・・と考えています。

2014年頃に著作を初読みして以来、考えを紙に書き出すことは習慣化していたのですが、赤羽さんが推奨するように毎日10枚とはいってなかったので、もう少し量を増やす一段上のアウトプットにトライするつもり(下準備として一連の著作を再読中)

なにごとも試行錯誤で、朝令暮改を恐れずに。

お茶の間にアレクサ〜アマゾンエコー

先日のアマゾンのサイバーマンデーで安くなっていたので思わずポチりしました、アマゾンエコー。開封せずにしばし箱のまま転がっておりましたが、週末ようやくセッティング。

ちなみにサイバーマンデーとは、もともとは11月末のサンクスギビング休暇の次の月曜日から始まるオンラインショップでのセールスのこと。アマゾンは2週間弱のセール期間。

今回の目玉商品の一つが一連のエコー製品。20%引きとなった第二世代のエコーを79.99ドルで購入。

(ところが、クリスマスディナー当日に公開セッティングしようとして一度失敗・・・)

翌日落ち着いてなぜセッティングがうまく出来なかったのかを考えてみると、エコー、というかエコーのインターフェイスシステムとなるAIアシスタントのアレクサがアマゾンジャパンのIDに紐つけたことが原因であることに気がつきました。

そこでアマゾンUSAの登録アドレスをジャパンとは変え(共通のアドレスを使っていました)ようやくセッティングに成功。

まずはリビングで音楽を流すのに主に使おうと考えています。

アレクサがどの程度の実力をもっているのか、音声入力のAIアシスタントがどう進化していく可能性をもっているのかをビジネスの視点で遅ればせながらにユーザー体験するのが目的。(というわけでGoogle Homeも追って購入予定)

急に「アレクサ!」という言葉が頻繁にお茶の間で飛び交うようになった我が家(アレクサが起動ワード)。今後の展開が興味深いです。

睡眠負債の返済開始

ここのところ少しばかり睡眠不足な日々が続いておりました。

(寝かせてよ・・・)

これまで6時間睡眠派だと思っていた自分。この夏の一人時間中に早起きに挑戦した際に自己観察してみると、どうやら自分は7時間睡眠が丁度良いことが判明(→早起きのために睡眠時間確保)。

そのまま家族が戻った後も7時間睡眠からの早起きが継続出来ればよかったのですが、洪水騒ぎをへて通常生活に戻った後は、帰宅が21時前後、そこから晩御飯を食べ一息つくとすぐ24時〜25時過ぎに。睡眠時間が5〜6時間で朝7時過ぎに起き慌てて長女を学校に送る生活が続いていました。

すると、どうも疲れやすい、カラダがだるい状態に。

そんな生活の僕を見て遊びに来ていた母が一言。あんた睡眠負債ってやつは大丈夫?と。ん、睡眠負債?

母の帰国後に調べてみると、睡眠負債とは日々の僅かな睡眠不足が借金のように積み重なり心身に悪影響を与える状況のことをいうそうです。「僅か」の定義とは、7時間睡眠の人が、5〜6時間睡眠を続けるようなことを言うそうで・・・自分がまさに当てはまる。

解決策は睡眠時間を正しく確保すること、ただし寝だめは不可。休日も含めきちんと睡眠をとること。シンプル!

さっそく7時間ちょっとの睡眠を3日連続でとってみました。すると体調バッチリ。空港までの往復(1時間半)を運転しても眠気ゼロ。ひょっとすると毎回睡眠4〜5時間ぐらいで空港に向かっていた今までは危なかったのかも。

毎日やりたいことは積み上がりまくりですが、それでも日々の心身のパフォーマンスが高くなくては更に時間がかかる負のスパイラルに落ち込むと思うので、まずは返済開始宣言です。

寝ます!

Whole FoodsとAmazon

ギャレリアのWhole Foodsが仮住まいのホテルの斜め前にあったので連日のWhole Foods詣で。(普段は我が家にとっては特別な日の買い物をする場所@紀伊国屋とか成城石井のような)

(もう店内が相変わらずキラキラで洪水騒ぎも忘れてしまう)

7月にAmazonの創業者であるジェフ・ベゾスの半生について綴られた半ば自伝のような書籍を読んだばかりで、AmazonがWhole Foodsに1兆5千億円も投じて買収して、どうしていく気なのかが興味津々。

(Something Goodって、なんじゃ?)

IT時代を過ぎて、今やAI時代に突入する中で将来の小売業のカタチがどうなっていくのか、Amazonがどんな新たな価値を作り出していくのか。(倉庫の自動化とかドローン配達とか言われてますが)

この数年の業績低迷を指摘されていたWhole Foodsがどのように自社の本来の強みを取り戻せるか、Amazonはそこにどう介在していくのか、単なる1人のユーザーの視点だけではなく、1人のビジネスマンの視点も併せ持って注目したいと思います。

店内にはAmazonの買収が完了したことを記念してなのか、さっそくSale品として通常より値段が安くなったアイテムが幾つも並んでおり、まずは高価格一辺倒からの舵切り、消費者をもう一度集めとうとする雰囲気がありました。

引き続き我が家の買い物の優先順位は、近所のKroger、次にSeiwa、そしてネットのAmazon。Whole Foodsは多分それ以降のポジション。距離的にはTrader’s Joeとの争いかな。

ブラックストーン〜知られざるプライベートエクイティの世界

厚めの積ん読本読了第一弾。

かれこれ3年前にヒューストンの我が家まで夫婦で慰問に来てくれたS君が「もう機内で読んだんで、、」と置いていってくれた本書にようやく手が伸びました。・・・こんな面白い本が近くにあったのに気がつかなかったとは・・無念!

ブラックストーン・グループという、上場前はとにかく謎に包まれた世界トップクラスのプライベートエクイティファンドの創業の成り立ちと、創業者2人をはじめとする主要なメンバー達の人間模様や業界の変遷を丁寧に取材し知られざる金融の世界を描いたノンフィクション作品。

黒木亮さんの金融系小説や、ハゲタカシリーズで有名な真山仁さんの一連の小説も本書を読んでから再読するとまた違った読後感をもちそうです。本場の弱肉強食な資本主義社会が垣間見えました。強烈な金銭欲や出世欲、支配欲が渦巻く世界です。

とかくレバレッジドバイアウト(LBO)というと、何やらそこらの乗っ取り屋と混同され社会的イメージが悪かった気がしますし、そういえばプリティ・ウーマンのリチャードギアもあればLBOを仕掛けようとしていたなぁ、、と思い出したり。(1990年ですと、LBOの黎明期、まだまだこれからですね)

あらためて彼らが取り組んできた仕事の本質に注目すると、中長期の資金を確保して、企業本来の力を引き出す為の経営判断を行う環境を整え、キャッシュフローを伸ばし負債を返済すること、これ事態は何ら悪いことではなく、とても当たり前のこと。(悪いイメージが先行しすぎ)

やはり一部のプライベートエクイティの幹部達が凄い成功報酬を得ており、それが世間の不興(嫉妬)を大いに買ったということが大きいのかもしれません。(そして多くの優秀な人材がこの世界に殺到もした訳で)

そうしたプライベートエクイティを含めた金融の世界を、まるで対岸どころか、どこか遠く離れた別世界の出来事のように捉え、これまで自分も意識を全然向けていなかった訳ですが、こと企業再生や事業戦略を考える部分となると、今更ながら大いに興味がわいてきます。(いまや登場してくる沢山の米国企業もなじみのある会社が増えてますし)

遅まきながら、米国に暮らすうちに、こうした典型的な米国企業や経営者を取材した作品をこれから幾つか読んで理解を深めてみたいと思います。やはりニューヨークとか歩けるうちの方が、色々と実感や共感もわくと思うので。

しかし、ブラックストーンという社名は創業者2人の名前の一部を英語読みしたのを合わせたもの、という決め方は以外と安易だなと、、。