ロンドンで中国のビザを取る

無事に中国で働き始めて心に浮かぶのは、ロンドンで中国のビザがちゃんと取れて、よかったなぁ・・という安堵の気持ち。

自分の身の回り調べでは、実際に誰もやったことがなかったので。(勿論、探せばいっぱいいる?かもしれませんが・・)

密かなプロジェクトがスタートしたのは確か8月頃のこと。中国側で労働許可を取るのは、これは、日本から赴任しようが、英国から赴任しようが同じ流れなのですが、気になったのは、犯罪経歴証明書(無犯罪証明書)をどうやって取るか。

国によりますが、ビザの申請に必要となる場合が多い重要書類。住民登録がある都道府県の警察本部に赴けば通常1〜2週間で取得可能なのですが、海外から大使館経由の取得だと、軽く2〜3ヶ月かかるので、帰国した方が断然早い。

この公的書類をゲットするためだけに日本に密かに一時帰国する準備を進めていたのですが、中国側での必要条件が自分の場合は緩和され、なんとか直前で回避。

その代わり宣誓書で代用出来るはずだった中国規定の渡航前健康診断を、家族全員がロンドンで行う必要が出て手間取りました。結果、国慶節の役所のお休み期間ともぶつかって、当初計画よりは大幅にビザ取得が遅れることに。

本籍の戸籍謄本や、大学の卒業証明などは日本在住の弟を有償で雇って対応しましたが、頼りになる親戚がいない場合、こんなところでも手続きは難儀しそう。

日本側で出来る各種書類の中国語翻訳や、外務省のアポスティーユ取得はビザ取得サポートをいつもしてもらうグループ旅行代理店の方に代行頂けたのですが、最後の関門はロンドンでの中国ビザセンターへの申請。

ここばかりは誰にも手伝ってもらえず、自分一人だけの負けられない戦いに。(コンサルを雇うと凄く高額だったこともあり)

結果、時間は少々かかりましたが、ややこしいオンライン申請も突破して、中国ビザセンターにも複数回足を運び、無事に自分自身のZビザと、家族のS1ビザを手に入れることが出来ました。

理屈では、ロンドン在住でも取れるはずの中国ビザですが、やはり本当に上手くいくのか?という一抹の不安はあり、取れた時には・・・ガッツポーズ。

家族ビザ取得の翌日に渡航フライトだったので、じっくりと振り返る暇もなかったのですが、最近ジワジワと思い返してきたので備忘メモ。

日経平均が5万円台(2025年11月)

売り買いは出来ませんが、定点観測。

日経平均が5万円を超える世界がこうもあっさり到来するとは・・と少々驚きの気持ちです。配当金狙いの個別株投資ですが、やはり株価が上がるのは嬉しいものです。

◉ 時価6,270万円(購入時3,730万円)

個別株で10社を買っているのですが、購入時よりマイナスなのが3社あります。7勝3敗。日経平均が1万円上がってもマイナスってどういうことなんでしょう。買い時を間違えた自分が悪い。

どの会社も今後の成長が気になる会社ですので保有は継続して、配当をもらいながら長い目で成長を期待したいと思います。

乗り換え時の空港で食べた中華一食目。これは、味は今ひとつ。
ま、空港ですし。。

トランク1つだけで浪漫飛行

こたびのロンドンから中国への移住、もとい移駐。

東京からロンドンに飛んだ際は直行便でバシッと真っすぐ飛びましたので、日系エアラインの赴任パッケージ特典も最大限利用して手荷物沢山で飛んだのですが、今回は乗り換え2回を挟むこともあり、ビジネスクラスの規定荷物3個で。そして小さいコロコロとリュック。実際はこれが一人で運べる限界ですね。

雨のヒースロー空港から片道切符の渡航はスタート。3つの枠の中で、スーツケース大2つに、ゴルフバッグを。到着した週末から早速使っていく相棒です。娯楽の少ない世界のネットワーキングにはゴルフはまだまだ有用な手段。(私が別に上手くなくても)

乗り換え時にエアラインが変わることもあり、ちゃんと預け荷物をロストせず最終目的地にたどり着けるかは少しばかり不安だったので、機内荷物にも出社初日セットを入れてのフライト。

幸いに、無事一緒に目的地まで到着してくれました。

トランク1つだけで・・とはいきませんが、この荷物だけで当座の生活はやりくりしなくてはいけません。おまけにスーツケース大の一つにはお土産しか入ってませんので実質は一つ分の衣類で。(フォートナム&メイソンのお茶とクッキーを大量にばら撒き)

中年の単身生活、仕事着が中心であれば、スーツケース一つでなんとかなるのも実態。(つまり私服は殆どいらない)

初めてのバイチュー

ハイチュウではなく、バイチュー。

白酒デビュー、早々にしてまいりました。出勤初日に中国合弁会社の同僚に歓迎頂きまして。有難いことです。

本日は初日ですので、入門編の白酒。

何が入門編かというと度数が甘めの42度。そもそも白酒とは、中国発祥の蒸留酒で、原材料はトウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモなどの穀物を材料とするもの。日本でいうところの焼酎。

アルコール度数が高ければ60度のものもあるそうですが、今回は低?アルコールの40度台ということで、入門編だそうな、知らんけど。。

厳密には過去に数回中国本土には出張したことがあるので初めてではないのですが、今回の駐在では間違いなく初めましての白酒、これからよろしくお願いしますの宴。何回飲む機会が来るのかなとか思いながら飲みました。

基本、ロシア人のウォッカと同じく、食中酒ではなく、乾杯のためのお酒でして、このビーカーみたいなカラフェから自分でついで飲んでいく感じ。乾杯のタイミングを待ちきれずに、料理と合わせたくて勝手に飲んだら怒られました。。

社長の音頭で乾杯し、皆の自己紹介をきっかけに乾杯し、見事に一周回ったところで1回目のビーカーが空に。容量は150ml。

そこから個人戦に突入して、基本1対1での乾杯の応酬。そして再び全体に戻り、今回は私の歓迎でもあり、10数人の同僚の皆さんの名前、仕事、出身地をテーマに、私が答えられなければ私が飲み、答えたら相手が飲むという記憶力ゲームへ。。

結果、割と正答してしまい、全員を巻き込んで飲みすぎて閉会。私はビーカーを3杯空にしましたので、合計で42度を450ml、

これぐらいで大丈夫とも言えるし、毎日であれば飲み過ぎかもとも言えるので、白酒の機会は、可能であれば、同じサイズのビーカーであれば2杯を一つの目安にしたいと思った次第です。

なんにせよ、まずは初戦を乗り切った自分に、お疲れ様。。
これも利き酒師トレーニングの一環、かも。

中国駐在デビューします

50歳にして、中国に遅咲きのデビューを致します。

こうして赴任してみるまで、どの程度ネットが繋がるか不明だったのですが、趣味のライフログを更新する程度であれば問題もなさそうなので、日々の備忘録は細々と継続したいと思います。

なんと言っても毎日が百聞は一見に如かず・・の連続ですので。こんな記録を残さないのも勿体無い。

なお、特別な思想や政治信条等は持ち合わせておりませんし、中国という世界の大国に入れてもらって仕事をさせて頂く以上、社会の一員としてきちんとルールを守って暮らし、この国の発展にも一部でも貢献ができればと考えています。

著しい身バレはせぬように具体的な記述は避けつつも、中国赴任あるあるの話題を中心に。なお、大都市の上海までは電車で数時間の距離の地方都市に在住です。

到着早々に素敵な夕焼けに心を奪われました。(その後、歓迎の白酒をしこたま飲んで意識が奪われました)

よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。