マレーシア~シンガポール~長崎・佐賀と駆け抜けてきた旅もとうとう最終日。
帰京前に来年の大河を見据えて観光して参りました。

亀山社中 
長崎で坂本龍馬によって結成された貿易結社、のちの海援隊の前身です。

日本最初の株式会社、カンパニーとして商事活動を行うとした集団ということは、
龍馬は最初の商社マンだったとも言えるのではないかと。

維新の時代に、わずか33歳で命を落とすまでにあれだけの足跡を残した龍馬。
彼が思う存分ビジネスをやっていたら、どれだけのことを為し得たかと。

(・・ダンサーはポーズをとると、ちょっと前バランスですね)
のんべんだらりと歳だけを重ねる訳にはいかないなぁ・・

そんなことを、長崎ちゃんぽんを食べつつ思い、

トロットロッに煮込まれた角煮(トンポウロウ)を饅頭で挟み込み、

大口をあけてかぶりつく奥様を激写しながら思ったのでした。
龍馬伝が始まるまえに、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を一度再読しようっと。
何度も何度も読んでますが。
日本経済新聞社監修のこちらのDSソフト。
朝刊、夕刊、日経ビジネスに日経アソシエを定期購読中で、さらに日経漬けです。
親会社社長まで昇進しましたが、まだまだ問題がたっぷり残っております。
ゲーム感覚で、気がつけばすいすいと経済や世の中の知識の確認が出来る仕組みには感心。
教育現場でもDSとかが活用される時代はすぐそこな気がしますね。
ゲーム的な手法は、間違いなく暗記モノには凄い力を発揮すると思います。
スライムとかをチクチク倒しながら何時間もレベル上げできる忍耐力があるなら、
世界のGAPの店舗数も、1968年のコーヒー1杯の値段も、何でも覚えられる。
500の話題、完全制覇目指します。
どのぐらい時間がかかるかな?
はじける白波、目の前に広がるは玄界灘。
世界有数の漁場として名高い玄界灘は呼子港に早朝から仁王立ちし、34歳・・・思いっきり吐きました。
おぼろげな記憶をたどれば前夜、後輩ヒデと酒の強い長崎っ娘Mイコとわずか3人で、壱岐ゴールド(麦焼酎22度)を4本空けてしまい、朝から要介護状態。
昨晩のゴールドな宴の中で、土曜は佐賀の呼子を攻める事を決定。熊本在住の後輩Nッチ一家を召喚。1年ぶりにNッチに会った自分は涙目(吐いた直後)。
酒弱くてスミマセン・・ (前夜、夜行便で寝てなかったからかしら)
こちら呼子の名物は、イカの生き造り。

まるで宝石のように透き通った、このイカ。 (昨晩のイカよりもさらに凄い!)

もうゲソとか、動きまくって、吸盤ふっつきまくって、口の中で凄い事に。

さらにうに丼にイカしゅうまい、刺身の残りはイカ天ぷらに。長崎から120キロ走った甲斐が。(ヒデが運転している横で完全に寝てただけですが)

後輩Nッチ一家勢ぞろいで会うのは、それこそ昨年6月の某料亭での宴以来。2年前に熊本出張時に会った際は、まだこの息子はいなかったんだよなぁとしみじみ。

良い家族っぷりに、なんだか安心しました。なにしろ奥さんのNオコがしっかりしてますからね、旦那のNッチも良い面構えになってきたし。

昨晩一緒に飲んでいたMイコもガイド役で普通に一緒にいるのが長崎マジックでしょうか。 ヒデと飲んだのは昨晩が2回目だそうですが(笑)

嬉野温泉の露天風呂で男3人語り合う至福の時。次回は熊本の温泉旅館に集合とかでも良いかなぁ。

そうそう、ゼリーのタラミって、多良見という地名だってご存知でしたか!? 旅に出ると色々な知識が増えるものです。
夜は夜で、長崎市内のヒデお勧めの穴場店にて再び宴。

玄界灘の炙りサバも絶品でしたが、こちらのお店のスペシャリテはコチラ。 こんな形でお店で食べたのは初めてです。

モツ・・・魚のモツですよ! 
数が少ない希少な逸品ですが、勿論おかわりしちゃいました。(ウマすぎ) 本当に新鮮で、仕入れと下処理に自信がないとメニューには出せませんよね。

今宵の美味しい魚介とお酒をご一緒頂くのは、勿論素敵な長崎女性達。 ピアノの先生とパン作りの先生のお二人と落ち着いた楽しい一時を過ごさせて頂きました。
もう至れり尽くせりデス 
今回、入念に週末プランを立てて待ち構えてくれた後輩ヒデには大感謝。長崎でも良き友人に恵まれているようで安心しました。
木曜の晩に千鳥足でシンガポールにて夜行便に乗り込み、金曜の朝に成田帰還。普段、会社に出社すべき時間に自宅に帰りつきました。でも、今回の夏休みの旅はまだ終わりません。
荷物を少し入れ替え、軽く洗濯・掃除・仮眠をとってから再び我が家を出発。羽田から福岡に飛び、そこから長崎に向かって特急に揺られます。
5月から単身赴任中の後輩ヒデが暮らす長崎への遠征。2002年に1度仕事で日帰り出張で出かけた以来の長崎訪問です。長崎駅到着を前にしてヒデからメール着信。
「今回の旅のテーマは”長崎の女子と海の幸堪能の旅”です。」
・・もつべきものは、よい後輩ですね (できれば全国各地に)
19時24分に長崎駅に列車が遅れて到着したところ、改札で待っていたヒデに連行されました。「急いでください、飲み会開始まであと6分しかありませんよ。」

こうして、長崎の魚介と、

名産品(これはクジラです)を堪能しつつ、

彼が推奨する素敵な飲み仲間の女性達が待つ長崎の週末の幕が切って落とされたのでした。一人旅のあとだけに、いつもの何倍かで癒されます。
壱岐ゴールド最高
(つづく)
世界3大がっかり観光名所として高名なマーライオン像を探しにいくと・・

あ、あれか・・・ちっさい・・・と思ったら、その後ろの彼でした。

結構、格好いいじゃないか。。少なくとも故郷の時計台より上な気がします。

この旅行唯一の自分写真をセルフでパチリ。おひとりさま4日目ですが、まだまだ元気。

リトル・インディアにて人気だというフィッシュヘッドカレーを賞味。このお頭さんはスナッパーだそうです。

綺麗に骨を外して食べたらインド人のおじさんにほめられました。サフランライスと付け合わせのナスのカレー、キャベツのカレーも美味しかった。

ヒンズー教の寺院って、とってもにぎやか。神様達のエピソードもとっても人間臭い感じがしますし。
この旅ではマレーシアもシンガポールも複数の宗教と民族が寄り集まる多民族国家なのを実感。それこそ、日本人の自分が道を歩いていても全く違和感がないという事実。

(日本を誇る美女達が地下鉄駅の広告に・・ちょっと嬉しい)
マレーシアでもシンガポールでも地元っぽい人や観光客に道を聞かれましたし、切符のリファンドの仕方で悩んでいた日本人母娘にやり方を教えてあげたら、
「センキュー」 と返される始末・・
(日本語を話すシンガポール人だと思ったのかしら)
アセアン10の中で、タイともインドネシアともフィリピンともベトナムとも違うこの2国。このタイミングで駆け足でも訪問出来て良かったです。
マイルを活用できたので、この4日間の一人旅のコストは7万円。好きなだけ飲み食いしたことを考えるとまずまず割安かなぁ。
勿論、百聞は一見に如かずの経験こそがプライスレス。次の休みはどこにいこうかしら。(その前に仕事に行け)
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。