イギリスで5月に入居した家にギガ回線を引くのに3ヵ月かかった話の裏番組的に進行していたアナザーストーリー。
詳しくはVirginMediaとの長期バトルの回に譲りますが、8月頭に予定した室内工事予定がサクッと延期された時、このままVirginにしがみ付いても最後まで使えない可能性があるかも・・と思い、バックアップとしてBritish Telecom、通称BTにもネット回線の申し込みをしました。追加費用となることも覚悟して。
BTやSky Mediaであれば、既存の低速回線であれば直ぐにネットへの接続可能と不動産屋の営業氏が言っていたためです。しかし、結論としては、BTもダメでした。(ブルータス・・)
BTのサイトからブロードバンド契約をオンラインで申し込んでみると、即日ではなくて1週間後からのサービス開通という通知。その後、それが2週間後になります!と一方的な延期。この家にBTのソケットあるのに。
無線ルーターのキットは契約から数日で送られてきたものの、肝心のサービスが直ぐ開通しない(なぜ?)。そして2週間後にようやく開通通知が来たものの・・繋がらない。サービスに連絡してあれこれ相談しても、繋がらない。挙句、問いかけを放置。
この時にVirginがとうとうギガ開通したので、BTはもはやいらん、そもそもサービスが始まらん、となって解約申し入れ。
カスタマーサービスへの電話の時に、そもそもサービス接続は一度も出来なかったことを訴えたのですが、受付られず。初回39ポンドの引き落としから、18ポンドが自動的に返金されて、これでどうやら彼らは手仕舞いのようです。
21ポンドで自己負担が終わるのであれば、まぁ、それでもいいかな・・と。元々は12ヶ月分の費用を低速回線に垂れ流すことも覚悟していたので。21ポンドをさらに回収するのは今回断念。(使えなかった無線ルーターの郵送代を一部負担したと自己説得)
ここのところ、1ポンド200円オーバーからは少し緩和されたものの、引き続きの円安ポンド高の世界。(→ポンド高との負けられない戦いがスタート)
なんとなくキングボンビーが登場した時の桃鉄が延々と続く感じです。どこに止まっても赤マスでキビシーー。
そんなサバイバルが続く中でも如何にストレスを軽減するかに腐心する日々を送っております。ポンドは100円と思い込むこともその一つ。そんな中で家計健全化のために導入してみたのがお小遣い制。擬似的ですが。
自分自身が家計を握るCFOですので、適当に丼感情でやろうと思えば出来るのですが、それではいかんので。封筒に現金を分けて管理するイメージで、私と妻のRevolut口座に毎月定額を振り込むことにしました。何か特別な出費があればそこは別会計で。
結婚して以来自分のお小遣いの予算ターゲットは月20万円なので、ロンドンでは月1,000ポンドで始めることにしました。
1,000ポンドで、通勤代(これが高い)、昼食、たまの外食交際費、飲みに行く頻度は減った代わりに帰り道で買う家での食材代、週末の家族の外食費等々・・果たしてこれで賄えるか。
一定額で線が引いてあるぐらいが支出にもメリハリも出るんで、しばらくこれでやってみます。
かれこれ4年ちょっと愛用しておりますFitbitから、地球バッチを獲得しました!という連絡が来ました。
地球バッチ、なんと地球の直径である12,713kmを、累積歩行距離が超えたという記念バッチだそうです。登録が2020年5月からですから、正確には4年と4ヶ月かけての踏破。
次は地球半周、北極点から南極点まで歩いた約2万kmあたりに到達するとバッジがもらえるそうです。あと7千キロ・・いつ頃になるのか。
自分の1日1万歩のペースですと、距離に直せば1日で8キロほど・・そうなると、約2年半ほどはかかる計算です。
うん、まだロンドンにはいるうちに到達出来るかな?(もはや任期の標準期間がないそうなので、未来は不透明です)
ま、先の未来は分からなくても、毎日1歩1歩、歩かなくてはいけないことは変わらないので、歩みを止めることがないようにいければと思います。一生歩けるかどうかだって分からないので。
歩けない人は、さすがに踊れません。逆に言えば、歩ければ、踊れる。歩くことを厭わない人でありたいですね。
そろそろ噂の、ゴルフバッグを担いでラウンドする英国スタイルも体験してみたいところ。
ひょんなきっかけでワイン会にお誘いを頂いたので参加することに。なんとなく異業種交流会みたいでドキドキしました。
そういえばワイン会的な趣向に参加するのも久しぶりです。
沢山ワインを抱えられている隠れ家のような素敵なお店の個室での宴。初めまして・・の方ばかりですが、共通点として、ワインが好き、というかお酒が好き・・という確実な一点があるのでとても和気藹々な雰囲気でした。主催者の方のバイタリティと良い人柄もあるかもなので出会いに感謝です。
私は、古くて新しいロンドンの友人にも声をかけ2人で参加。もういい歳なんで、無理して知り合いの輪を広げようとは思っていませんが(仕事では別ですが)、仕事に直接の関係のない、好ましい飲み友達が増えるのは、やはり歓迎です。
今回参加して感じたのは、自分もなんちゃって利き酒師ではありますので、通常の輪の中では割合にお酒全般に詳しい方ですが、本当に愛好家の方達の輪に入ると、ほとんど何も知らないも同然だなぁ・・ということ。(皆さん、まぁお詳しいこと!)
ワインもお酒全般も、別に知識なくとも、自分が美味しいと思うかどうかが基本と思いますが、ビジネスの社交の場でのワイン談義というのは教養テスト的な性格も併せ持つので一定押さえておいて損はない、と自分は思っています。メニューからだけ好みの方向を選ぶのも難しいですし。
日本での5年間はあまりワインは飲んでませんでしたが(せっかく日本酒と焼酎の飲み放題払い放題天国なので)、欧州ではビールとワインを主軸にエンジョイしていきたいとも思います、あまりお金はかけずに。
千と千尋の神隠しロンドン公演、ジャパニーズとして、長年のジブリファンとして家族で先月観劇してきましたので備忘メモ。
日本人キャストによる日本語公演、それも4ヶ月で135公演というのは演劇界の大偉業、というのは素人感覚でも分かります。2022年の日本初演では、複数チケットを取ろうとするも敢えなく全て落選してしまい、→ネット配信だけでの観劇でした。
いつかリアル舞台を観に行きたい、というのが、まさか2年後にロンドンで叶うとは思いもよらず。人生何があるか分かりません。
5月の頭に、8月の席を取ったので、なんと舞台から3列目という特等席での大迫力観劇となりました。ロンドンマジック!
グッズも大人気でヨーロッパ各地から集まったであろうファン達に売れておりました。こういうコト消費を仕事に絡められないですかね、、と、つい思ってしまいます。
8月頭に到着した妻娘達と、ロンドン生活の船出を祝う楽しみとして企画出来て良かったな。観劇マニアな妻からも、200ポンドの券を4枚、800ポンドで16万円はかなり張り込んだねぇ・・(最近締まり屋のあなたにしては)と驚かれましたが、そこはメリハリということで。
節約好きですし、家計の最適化には余念がありませんが、価値のあるモノやコト、サービスにはしっかりとお金を払いたいとも思う派です。うまく、時には相反する部分を自分なりにプライスレス!と判断したいもの。
ゼロで死ね、今も理念に共感していますので、久しぶりに読み返して現在の生活にあてはめて考えてみようかしら。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。