先月のトンガの巨大噴火を分かりやすく解説しているNews Picksの記事を拝読して、日々の暮らしに思いを馳せました。
南太平洋トンガと日本は約8,000キロも離れていますが、同じく環太平洋火山帯、リング・オブ・ファイアの上に暮らす住人同士。決して、彼らを襲った巨大地震は他人事ではないということ。
今回学んだのは火山爆発指数(VEI)という単位。今回のトンガの噴火は巨大噴火VEI 6と同程度というのが記事中の判定。1991年のフィリピンのピナツボ火山の噴火もこの規模だとか。
さらに規模の大きいVEIが7や8になると、破局的噴火という大災害になるわけですが、なんと日本でも過去12万年間で少なくとも10回の破局的噴火が起きているということ。1万年に1回を多いとみると少ないと見るか。100年の間に発生する確率は1%。
一番最近の7300年前の鬼界カルデラ破局的噴火では、南九州の縄文人が絶滅したそうです。現代で起これば、最悪のシナリオでは日本列島は壊滅です。いやはや。
先日のトンガ噴火より少し規模が小さい富士山噴火でも、数万人単位での被害が出るのは確実なようですから、このような自然災害が人生の中で起きる可能性は「それなりにある」、という事実を受け入れた上で生きる覚悟が必要ですね。(思考停止とならないように、高嶋哲夫先生の各種災害小説を一読するのはオススメです)
とりあえず、我が家には保存食糧が3日分、それ以外の通常備蓄とうまくやり繰りすれば1週間はいける。(→災害備蓄チェック)
だから何?ということは置いといて。