実家片付け〜築42年の中古戸建て、売れるの?

先日の帰省、実家片付け作戦の最終コーナー、最後は旧実家をどうするの問題。もっと極論すると売れるの?売れないの? 売れるのであればいくらなの?な話。

物件は、築42年の鉄筋コンクリート造り(増築部分は木造)、土地は300m2(約93坪)、建物は150m2ほど。

(空き家と気付いて、こんなチラシも入ってました)

まずは新実家(リフォーム済みの中古マンション)を購入した不動産業者に査定をしてもらうことに。オリジナルや増築時の図面を引っ張り出して詳しく家について説明させて頂きました。

ゼネコンで働いて設計を仕事にいていた亡くなった父が、30歳の頃に自ら図面を引いて(一級建築士だから当たり前ですが)、自分の趣味嗜好を満載にして建てた旧実家。

オーディオを目一杯楽しむための居間の二階天井までの吹き抜けとか、昔では珍しいぐるっと回れる一階の構造とか、夏は涼しく冬は温かい五重の断熱ガラス窓とか、外壁も銀色の亜鉛鋼板で尖ってますし。

でも営業の方と話をして分かったのは、築40年も超えてしまうと中古戸建ての価値は殆どなくて、結局は土地価格に向かっていくわけですし、そこに建物がのっていたとしてもリフォームされていないと築古は仲介で売るのも難しいこと。

そうなると更地にして土地で売るか、中古戸建ての相場値段からリフォーム代などを引いた価格で売るか、いずれにせよ土地値を少し割ってしまうことになりそう。

そんな感じで査定の値段を想定しつつ、売却作戦開始です。

初めましてマツカワさん〜実家メシ

先週の実家帰省、夜の実家メシが二回でしたので記事も二本に。(→最初の夜は1,000円刺し盛り

この日は近所の串鳥の持ち帰りを中心において・・と思っていたのですが、結局魚介系も少し揃えてしまいました。それだけ北海道の地元スーパーが魅力的ということで。

(学生時代からお世話になってきた串鳥、コスパ最高)

前夜が北寄貝、ニシン、甘海老という、ある意味北海道の王道的ラインナップだったので、今夜はかなり変化球で。

左上から時計回りに道東のカレイ、千葉のカツオ、激安だったシメサバに、釧路からというミンククジラ。

生カツオは完全に自分の好物ですが、マヨネーズ醤油で食べるのが母には目新しかったようで良かった。クジラは珍しかったのでつい、釧路でも調査捕鯨の鯨があがるんですね。

今回の素敵な出会いがカレイ、初めて買ったマツカワさん。これまで知りませんでしたが鰈の王様と呼ばれる超高級魚。

自分が買ったのは400円ほどの小ぶりなものでしたが、100円、200円で叩き売られているあの店のカレイ達の中で、1,000円近い値付けがなされていて以前より気になっていたんです。(松川とか松皮とも書くそうです)

はじめましてのマツカワさん、しっかりと旨味が強い白身で程よく脂ものっていて、そこらのヒラメを完全に上回る味。これは・・・また見かけたら絶対に買おう。

漁獲量が減って幻の魚となっていたそうですが、近年少しずつ戻ってきたそうです。(コロナのおかげで地元のスーパーに回ってきたのかもしれません)

隠蔽捜査〜おすすめ警察小説

この1週間ほど突然どハマりしています、今野敏さんの隠蔽捜査。

相場英雄さんの著作を幾つか読んで、また警察小説を久しぶりに読んでみようか、未読で面白そうな作品は・・と検索して手を伸ばしたが大御所の今野敏さん。(5年前に幾つか読んだ時は、横山秀夫さんや佐々木譲さんらを読み漁ったけど、今野敏さんには手を伸ばしておらず。ニアミス・・)

今野敏さんが描く警察小説の代表的シリーズが安積班と隠蔽捜査の二つ。警察官僚である竜崎伸也が活躍するという設定が面白そうだな、、と隠蔽捜査を。

その結果、1週間で長編6冊、スピンオフ短編集2冊を読了し、あぁ、竜崎が活躍する既刊もあと2冊しか残っていないのか、、と読み終える前から喪失感を覚えているのが今。

原理原則を大事に、自らの信念に従い、全く周囲に忖度しない竜崎の姿に、惚れ惚れとしています。自分は間違いないく伊丹のように誰かを演じ忖度を繰り返す俗人ですが(彼もキャリアの一員ですから組織の中でとても偉いのですが。。)、竜崎のようにありたい・・それだけの矜恃を持って仕事に臨みたいもの。。

既刊を読み尽くしたら、長らく自分の中で警察小説トップの位置に君臨してきた新宿鮫とのランキング交代要否を検討します。

実家片付け〜小型家電捨てまくり

先日の帰省では旧実家の片付けも継続。土曜日レンタカーを借りて新実家から旧実家へ。庭の花を摘んで、母と二人で最近足を運べていなかった墓参りをまず先に。

(気持ちの良い空でした)

新実家の最寄駅から専用バスがこの霊園までは出ており、その点からも良い転居先だったねと母とは話をしています。自分はバスの時間を待ってられないので毎回レンタカーすると思いますが。

今回は実家を売却する場合の見積もりを取ってみようということになり、不動産会社ご担当とも待ち合わせして、がらんどうになってきた家も見てもらいました。

がらんどう・・と言っても不要な大型家具などは残っています。あとは殆ど捨てるもの・・と言いながら、なんやかんや、判断を保留していたもの達も一部は新実家に移送することになりレンタカーがにわかに運送車両に。

(着物を持って行ってなかったわ・・と選り分ける母)

(曾祖母さん手作りの雛人形なども救出)

(完全に古酒となっているブランデー類達も一応移送)

(残っていたダンスのトロフィーなどは・・・廃棄)

レンタカーの後部座席を倒して荷物満載で旧実家と新実家との間を2往復しました。使っていない洋室の一つが完全に納戸になりましたが、じっくり分別して頂ければと。自分の卒業アルバムや卒業証書など一式が入ったダンボール一箱も引き続き保管継続。

そして今回お世話になったのが石狩市の小型家電リサイクルの仕組み。40センチx40センチの口から入る多種多様な小型家電が無料で捨てられたのです。

ファックス付き電話からスーパーファミコン、オーディオのケーブル類まで大量に持ち込んで捨てさせて頂きました。

(ゴミの日も待ってられないので助かりました)

さてさて実家片付けシリーズもいよいよ最終コーナー。あとは築40数年の田舎の一軒家がいくらで売れるのか・・です。

1,000円刺し盛り〜実家メシ

先週末の実家帰省、恒例の実家メシ記録から。ある意味、北海道食材の実力を感じさせるシリーズ企画に

親子でも対角線上のソーシャルディスタンス徹底中。今回は二泊したので晩の実家メシ2回のうちの初回です。

何気ない煮物であるとか、鮭の南蛮漬けなどに、さすが年の功を感じます。食べると美味しいとは思いますが、なかなか作る気にはなれない小鉢達。

これで近所のスーパーで購入価格1,000円の刺し盛りですから驚きです。前回あまりに美味しかったのでリピートした北寄貝が500円。あとはニシン!の刺身が300円、甘海老が200円分ほど。

ニシンの刺身は久しぶりだったのですが、小骨を無視してしまえば脂がしっかり乗って旨味たっぷりな見事なお味。鮮度が命でしょうから、地元北海道ならではな青魚です。

実家には料理用以外のアルコールは常備されていないので、都度調達です。今回はビール6缶(もちろんサッポロクラシック)、日本酒の4合瓶を1本、これで2晩を健康的に乗り切りました。

酒の肴候補が充実しすぎる時は、素面な時点でお酒そのものに総量規制をかけるというのは良いアイディアかも。(買い足しにいくのは少し面倒なので)