先日の帰省、実家片付け作戦の最終コーナー、最後は旧実家をどうするの問題。もっと極論すると売れるの?売れないの? 売れるのであればいくらなの?な話。
物件は、築42年の鉄筋コンクリート造り(増築部分は木造)、土地は300m2(約93坪)、建物は150m2ほど。
(空き家と気付いて、こんなチラシも入ってました)
まずは新実家(リフォーム済みの中古マンション)を購入した不動産業者に査定をしてもらうことに。オリジナルや増築時の図面を引っ張り出して詳しく家について説明させて頂きました。
ゼネコンで働いて設計を仕事にいていた亡くなった父が、30歳の頃に自ら図面を引いて(一級建築士だから当たり前ですが)、自分の趣味嗜好を満載にして建てた旧実家。
オーディオを目一杯楽しむための居間の二階天井までの吹き抜けとか、昔では珍しいぐるっと回れる一階の構造とか、夏は涼しく冬は温かい五重の断熱ガラス窓とか、外壁も銀色の亜鉛鋼板で尖ってますし。
でも営業の方と話をして分かったのは、築40年も超えてしまうと中古戸建ての価値は殆どなくて、結局は土地価格に向かっていくわけですし、そこに建物がのっていたとしてもリフォームされていないと築古は仲介で売るのも難しいこと。
そうなると更地にして土地で売るか、中古戸建ての相場値段からリフォーム代などを引いた価格で売るか、いずれにせよ土地値を少し割ってしまうことになりそう。
そんな感じで査定の値段を想定しつつ、売却作戦開始です。