大学の後輩の冬の全国大会を応援に行って参りました。全日本学生競技ダンス選手権大会、通称は冬全日。
夏の全国大会はスタンダード、ラテンの総合戦ですが、冬は各種目の単科戦。各校レギュラー8組が、8種目に出場します。
地方の大学生からすれば、遠征費かけて東京に来て、1曲踊ってはいサヨナラという訳にはいきませんし、4年生はこの大会で卒部となりますので、ラストに有終の美を求める緊張感が会場に溢れます。
(相変わらずフォーメーションは神戸大学の伝統が光りますね)
我が母校ですが、2011年は夏全日で団体3位という、ここ10年ではもっとも評価の高い代。北海道からも選手含め現役学生46名が上京し、集まったOB達の間にも期待と気合がみなぎります。
僕も1次予選のワルツから会場にかけつけ、手に汗握り、声を枯らして応援した結果は・・・8カップル中4カップルが決勝に進出、3カップルが準決勝に進出!
種目別のチャンピオンは残念ながら誕生しませんでしたが、なんと、2位が3組。最後まで優勝争いに絡んで、堂々の団体2位。 (1位の東大との差はわずか4点・・・)
悲願の冬全日初優勝にはあとほんの少し手が届かずの結果となりましたが、、しかし、本当に良く頑張ってくれました。 素晴らしい結果です。
OB30数年目のS大先輩からは、部活がサークルから体育会に移行し、全国を目指す競技志向の集まりとなっていった時代のエピソードをうかがいました。 (・・・自分も知らなかった)
考えてみると現役学生はみな平成生まれの若者達で、上は60近いOBと一緒にこうして大会の結果を喜んでいるのですから、不思議なもの。 (会社じゃありえませんね)
(今年の代を1年生の頃から見守り、強くしてきたI先輩は最大の功労者です)
ひとつのことに徹底的にうちこむひたむきな姿にココロ打たれると共に、自分は・・と省みる事しきり。毎年、冬全日見ると同じように思いますけど、今年はその感慨もひとしおです。
(自分達が足を引っ張ったんだ・・と悔しがり雪辱をちかう3年生=残念生)
(お前が頑張ってくれたから、ここまで来れたんだ・・とパートナーに感謝する4年生リーダー)
いいね!を思わず押したくなるような光景があちこちで繰り広げられる終わりなき打ち上げの宴から、そっといつものメンバーは終電で帰宅しました。
「あと数時間で起きて仕事ですよ~」となげくK家に、「いやー、おれは頑張れる気がするな」と応えるS山。みんな、とってもカラダは疲れたけど、大事なモノをチャージさせてもらった一日となりました。
OB15年目、まだまだ現役には負けたくないですね。
(ごもっとも。。ブログのタイトルどおりでした。)