FEヒーローズ

2017年2月の月次目標は一ヶ月間PS4禁止でした。(→大人にゲーム習慣は不要?

さすがにいい大人ですのでさほど苦も無く目標を達成。・・・しかし、少々後ろめたいのはPS4禁止=ゲーム習慣を完全に抑制とはならなかったこと。

我らが任天堂のスマホゲーム第二弾、ファイアーエンブレムヒーローズが2月2日にリリースされました。そりゃ、ダウンロードしますよね。。

昨年12月にリリースしたスマホゲーム本格参入第一弾となるスーパーマリオランが無料お試し&1回だけの買い切りゲーム(1,200円ぽっきり)だったのに比べ、本作は初の「ガチャ課金」ゲームだったので、どのようにゲームバランスが設定され、運用されるのかに興味が集まりました。

*ガチャ課金とはお金を払ってゲームを進めるのに有利なキャラやアイテムをランダムに入手していく仕組みで、殆どのスマホゲームで採用されている一方、一部の人達が物凄くお金をつぎ込むことが社会問題となったりもしています。(射幸性を煽るという批判が・・)

例えるなら、キラキラのビックリマンチョコシールが欲しいあまりチョコを箱買いしちゃう人が出ちゃう状況で、昔から決して珍しいことではないと思います。問題は子供・・というより、箱を買えちゃう大人がはまってしまうことだとも。(子供よりタチが悪い)

オリジナルのファイアーエムブレムシリーズといえば、大事に育ててきたキャラが死ぬと、はい、それまーでーよーというシビアな設定だったため(少なくとも初期のシリーズ作品は)、あと少しでクリアという時に誰かが殺されては泣く泣くリセット・・を無限に繰り返した思い出があります。

今回はライトなスマホユーザー向けですので、画面は一画面で固定、一回のバトルで登場するキャラも4〜5体と少ないのでサクサク進むターン制の手頃なシュミレーションに仕上がっています。過去のシリーズのキャラが英雄として登場するので、コレクション要素もあって楽しい感じ。

しかし、ノーマルでストーリーモードを一巡し、ハードで9章まで進め、ルナティックで7章まで進め、一番レベルが上のキャラがLV35ぐらいになったところで行き詰りました。・・現在の手持ちキャラのメンツではこれ以上はクリアできない・・・やはり有力キャラの☆5つ(レア)が欲しい・・・・

新しいキャラを得るために召喚(ガチャ)を行うにはオーブというアイテムが必要で、これがまさに有料で売っている訳ですが、毎日2個ずつは今のところリリース記念という名目で配給されてます。10日貯めて20個にすれば5回召喚(ガチャ)を行うことが出来ます。他にもオーブをもらえるミッションがたまに公開されたりしますので、今のところはこれで何とか。

ただし、☆5つのレアキャラの出現率はわずか3%。(現在☆5つのキャラが2人います、多分40回引いて当たり2回のイメージ。まぁまぁか・・)

■ FEヒーローズへの課金禁止(切りがないから)

課金せずともそれなりに楽しめる設計&バランスとなっているのは、さすが子供の味方、任天堂です。しかし、果たして現在のオーブの値段設定は本当に子供に優しいのか?

ちなみにオーブを最大の140個まとめ買いした場合の値段は8,800円。これで35回召喚(ガチャ)が出来る訳ですが、3%の試行を35回したところでそう当たらない気がします。1人でも当たる確率は0.97の35乗を1から引くのだから65%。逆に言えば35%の確率で全部外れ。なんといっても毎試行ごとに確率3%ですからね。絶対当たりが含まれてそうなリアルガチャとは訳が違います。

救済策として5回連続で☆5つが出ないと0.5%ずつ確率は上昇していき、120回連続で☆5つキャラが出なかった場合は、5回連続で☆5つのキャラが出るそうです。・・・でも120回引くのに2万6千円とかかかる訳で、それなら普通にゲーム機の本体とか買うわ・・という話。

そんなことを考えながら寝る前にしばしFEヒーローズをプレイするのが習慣化してしまい、PS4禁止の目標は達成できたものの、少々後ろめたい訳です。

さて、オーブ20個貯まったから今週の運試し(5回召喚)しようっと。

NYでJAZZ・・を聴いてみた風

先日のNY出張、ケンカのインパクトが凄かったのですが(→居酒屋ケンカ)、それ以外にもグリニッジヴィレッジでJAZZをちょっと聴いたりもしたのでした。

(男性好きな男性が集うらしい公園)

ご自身もバンド活動をされていたり、今もギターのレッスンを受けている熱心なIさんにJAZZ生演奏の場に引率頂くのはこれが2回目(→ヴィレッジ巡り@NY

(Mike Stern・・・?)

今晩は現役最長老&最高峰のジャズギタリストが小さな店でライブやるんですと言われても反応できない自分。JAZZって、食事や読書のBGMで好んでかけてますけど、具体的に詳しい訳でもなんでもありません。

マイク・スターンはマイルス・デイヴィスが1981年にカムバックした際にまだ無名の若手なのに抜擢され脚光を浴びたそうです。その頃、私は・・8歳。ただ、マイルス・デイヴィスの名前は流石に聴いたことがあります、トランペットの人。(・・こんな前提知識ですみません)

(ミュージックカバーは破格の15ドル)

1時間ちょっとのライブでしたが、随分様々なテイストのジャズがあるものだと改めて感じ入りました。幾つになっても新たなスタイルを模索してきた結果なのだということですが、よくわかっている訳ではありません。演奏技術が極めて高い・・ということはさすがに素人目にも分かるところでした。その道を追求していくということは何のジャンルであれ大したものです。

・・こうしてみると、自分の音楽的興味・感性の限界というものもつくづく感じます。

さほどクラシックには興味を覚えず、社交ダンスを踊る必要上で結構古い年代から現代に至るまで幅広いポップスを楽しんできましたが特に一家言がある訳でもなく、ここ数年の関心はミュージカル音楽が中心で、妻子に引きずられディズニーや童謡を車中でよく聴くという流れ。

ただ、好みが全くないかというとそんなこともなく、踊れる・・という意味でラテンやカリブの陽気な音楽が好きです。あとは哀愁漂うタンゴも。ジョギングする時はダンスミュージックの中でもメロディーのあるハウスっぽい曲がしっくりきます。

クラシックやジャズという大御所な音楽ジャンルもあるなかで、自分が好きな音楽を好きなように聴けばよいのだろうなと当たり前のことを再確認したNYの夜でした。

口を半開きにして、マイヒーローを前にして魂を奪われたIさんのお姿を横目に見つつ。

NYでも大衆居酒屋〜居酒屋ケンカ

居酒屋好きです。それも大衆的なところが。

NYではミッドタウンのRIKIにお世話になることが多いのですが、先々週のNY出張ではイーストビレッジにある居酒屋ケンカに初潜入。店構えを見たときから気になっていたんですよね・・。

なぜなら・・このインパクト!

(ここはどこ!?本当にマンハッタン・・!?)

予約が取れずに直接向かったのですが、それもそのはず。入店待ちの列。ウェイティングリストに名前を記入する際に他のお客さんが言っておりましたが、数グループ待ちならば・・空いてる方でラッキーなのだとか。大人気店のようです。

(昭和のテイスト、これはもはやアート)

本日のおすすめメニューの表示を眺めながらワクワク入店。

(色々コメントし難いぐらい凄い。。。)

店内はオーソドックスな大衆居酒屋スタイル。壁一面に貼られたメニューは何故か日本語と値段は円表示のみ。日本人以外にはアートですね。そして店内が満席なのに・・・我々以外は日本人ゼロの衝撃。

(デラックス刺身盛り合わせ・・凄いボリューム)

一部に奇をてらったメニューはあるものの、ラインナップは極めて穏当な昭和系居酒屋のフルメニュー。特にご飯ものの充実が嬉しい。

(もつ煮込みが普通に美味しくて感涙)

(おでんがいい味。。。器も素敵)

(まぐろの新鮮なすき身がまさかの5ドル)

そう、このケンカ、値段設定も本当に大衆的なんです。ビール生ジョッキがまさかの1.5ドル。そして料理がどれも普通に美味しくて感激。こりゃ流行る訳だわ・・・

(・・店内は色々おかしいけど。全てネタでしょう。)

内装のジャポニズムなサブカルチャーアートも愉快ですが、さらに心をくすぐったのが店内にガンガン流れるBGM。高らかに君が代や軍艦マーチが流れたと思えば、ドラえもんや戦艦ヤマトが脇をかため、果ては進軍ラッパ・・・。長渕剛や泳げたいやきくんまで幅広いラインナップ。ラジオ体操がかかったときは思わず実演しかけました。これがジャパンの体操クオリティだ!と・・

お客さんは世界各地から集まる観光客からNYっ子まで様々で店内の様子に大興奮。しかし、たまたま日本人の姿なし。スタッフの皆さんはオール日本人のようなので普段の様子を日本語で伺うと、やはり日本人グループの数は少なめなのだとか。

(こういうのとか、子連れには困るが)

仲良くさせて頂いているIさんと2人でお伺いし、お会計はまさかの100ドル。かなりあれこれ興味本位で頼んでの結果ですから通常はもっとリーズナブルに収まりそうです。

なぜか小さなカップと砂糖のようなものが会計時に渡されます。お店の入り口の外にあるマシンで綿あめを作って帰れるという粋な趣向。

(綿あめを手にして喜ぶ40代)

最初はドキドキしながらの入店でしたが、奇抜な内装にも慣れてくればアート。スタッフの皆さんの雰囲気もよく、帰りがけにカウンター奥の皆様に「ご馳走様でした、美味しかったです!」と御礼を伝えると気持ちの良い反応でした。

今度は日本出張未経験な米人同僚を引き連れ訪店し、日本を誤解させようか。TVには映ってないけど、実はどこの店もこんな感じなんだよね・・・・と嘘情報を。

なお、右翼や昭和の暴走族を笑い飛ばすぐらいはいいとしても、ちょっと先の世界大戦や特攻隊なんかも含めるとどうかな・・とは思います。ま、そこはあまり真剣にならずに、ということで。(真面目な方はこの店まで足を運ばないとは思いますが・・)

2017年2月の読書ログ

今月は読めませんでした。

なぜだろうと振り返ってみると・・・出張の移動中や就寝前に日経新聞と日経ビジネスの未読分を読みきるのが精一杯で自分の読書時間確保まで辿り着かなかったから。(機内での読み物の優先順位は常に、日経新聞→日経ビジネス→その他・・)

それともう一つの理由が・・・

こちらの3冊の英語系の新書が歯ごたえがあったから。

expectやchallengeなど色々単語も間違って使っているなぁ・・なんて考えながら読んでいたら結構時間がかかりました。今は手元にある最後のマーク・ピーターセンさんの新書「心にとどく英語」を読んでます。

なぜか寝る前に読み出すと・・よく眠れます。(殆ど読み進まないうちに)

数をこなすことが別に目的ではないので、自然の流れに任せてゆるゆると。3月はいよいよ新企画として温めてきた歴史系の本に手を出し始めたいと思います。

■ 27冊(2017年)