先日のNY出張、ケンカのインパクトが凄かったのですが(→居酒屋ケンカ)、それ以外にもグリニッジヴィレッジでJAZZをちょっと聴いたりもしたのでした。
(男性好きな男性が集うらしい公園)
ご自身もバンド活動をされていたり、今もギターのレッスンを受けている熱心なIさんにJAZZ生演奏の場に引率頂くのはこれが2回目(→ヴィレッジ巡り@NY)
(Mike Stern・・・?)
今晩は現役最長老&最高峰のジャズギタリストが小さな店でライブやるんですと言われても反応できない自分。JAZZって、食事や読書のBGMで好んでかけてますけど、具体的に詳しい訳でもなんでもありません。
マイク・スターンはマイルス・デイヴィスが1981年にカムバックした際にまだ無名の若手なのに抜擢され脚光を浴びたそうです。その頃、私は・・8歳。ただ、マイルス・デイヴィスの名前は流石に聴いたことがあります、トランペットの人。(・・こんな前提知識ですみません)
(ミュージックカバーは破格の15ドル)
1時間ちょっとのライブでしたが、随分様々なテイストのジャズがあるものだと改めて感じ入りました。幾つになっても新たなスタイルを模索してきた結果なのだということですが、よくわかっている訳ではありません。演奏技術が極めて高い・・ということはさすがに素人目にも分かるところでした。その道を追求していくということは何のジャンルであれ大したものです。
・・こうしてみると、自分の音楽的興味・感性の限界というものもつくづく感じます。
さほどクラシックには興味を覚えず、社交ダンスを踊る必要上で結構古い年代から現代に至るまで幅広いポップスを楽しんできましたが特に一家言がある訳でもなく、ここ数年の関心はミュージカル音楽が中心で、妻子に引きずられディズニーや童謡を車中でよく聴くという流れ。
ただ、好みが全くないかというとそんなこともなく、踊れる・・という意味でラテンやカリブの陽気な音楽が好きです。あとは哀愁漂うタンゴも。ジョギングする時はダンスミュージックの中でもメロディーのあるハウスっぽい曲がしっくりきます。
クラシックやジャズという大御所な音楽ジャンルもあるなかで、自分が好きな音楽を好きなように聴けばよいのだろうなと当たり前のことを再確認したNYの夜でした。
口を半開きにして、マイヒーローを前にして魂を奪われたIさんのお姿を横目に見つつ。