「米国で美味しかったもの」カテゴリーアーカイブ

NYピータールーガー〜ブルックリン本店

これまでNYの老舗ステーキハウス ピータールーガー(通称:ピールー)には10数回は行ったと思います。

しかし、今ひとつ胸を張れなかった理由が一つ。それは・・全てロングアイランド支店への訪問で、ブルックリン本店ではなかったこと。(事業会社から近いから便利で・・)

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(米国上陸3年目にして初ブルックリン)

先月、日本からのご出張者の皆さんにお供する機会があり、とうとう本店デビューを果たすことが出来ましたので記念メモ。

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(すげー、ここまでくるとZAGATの永久欠番もらえるのでは)

この店に来る道すがらをリモの車内からマンハッタンからブルックリンへの街並みを眺めてきたのですが途中で完全にユダヤ人だらけ、それもきっちり伝統的な姿の黒い帽子にコートの人しかいないエリアがあってビックリ。(暑い中、ご苦労様です・・)

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(さすが本店も支店もどちらも大盛況)

よく冷えたIPAで乾杯し勝手知ったるメニューを開きます。

前菜はベーコン人数分にトマトスライス、そしてシーザーサラダ、肉はステーキ for 人数マイナス1か2で、付け合せはクリームスピナッチにジャーマンポテト。もう先輩の好きなメニューをなぞるだけでお腹イッパイだし。。

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(本日の焼き加減も完璧なミディアムレア)

サービスなんですが、明らかにロングアイランドの傍若無人なおっさん達より本店の方が上。もっとあぐらかいているかと思っていたので意外です。(勿論、サービスがイマイチなのは一部のシニアな人達で全員ではありませんが・・)

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(デザート以外に出てくるこのホイップが好きで・・)

NYステーキを堪能頂きご満足頂いた皆様と一緒に夜景鑑賞。

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(ブルックリン橋たもとのからの夜景)

つい数年前までは銀座や新橋で同じような顔ぶれで飲んでいたはずが、気がつけばブルックリンからマンハッタンの夜景を眺めているNYマジック。でもこれがあと数年すればまた銀座や新橋で同じように飲んでいるのですから、泡沫の夢か。

NYで豚骨ラーメン〜一風堂

少々気分を変え過去の食べレポ記録を整理更新。

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NYマンハッタンでブロードウェイを訪ねる際に併せて行きたいのが豚骨ラーメンで有名な博多一風堂(ウエストサイド店)。

同社は1985年創業で昨年になんと創業30周年。2008年のNY出店を皮切りに世界展開も開始、いまやANA国際線でも機内食として一風堂監修のラーメンが食べれるそうな。(自分は食べたことないなぁ。。)

こちらのお店、入って直ぐはSAKE BARとなっておりラーメンのみならず日本食をグローバルに発信しようという心意気を感じます。(そしてしっかり客単価もUP)

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(コの字型カウンターとテーブル席が嬉しい)

これまでの訪店で、白丸元味、赤丸新味、どちらも体験済みだったので、この日選んだのは上から3番目のコチラ。

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■ からか麺 (Karaka-men)

日本メニューでは肉味噌オンがデフォルトのようですが、NY版はチャーシューがオンされています。肩肉とバラ肉の両方がのっているのも一風堂のこだわりの様子。(HPでは王道のカタ、王道のバラ、と呼ばれていました。。)

LAの博多一幸舎も美味しい!と思ったのですが、豚骨スープのクリアーな旨味は一風堂が上かなぁ。(→LAラーメン戦争〜博多一幸舎

そして、さすが世界の一等地NYマンハッタン、なんとラーメンに替え玉、その前に日本酒を2杯ほど頂き前菜も添えたら・・まさかの60ドル!! 超高級食か。

うーん、今週後半のNY行きではラーメンタイムはないかなぁ。。(あったらダイエット政策的にはまずいと思いつつ) 一食としてのラーメンはOKですが、夜食としてのラーメンは危険すぎます。(過食過信厳禁で!)

まさかの日本食にKANSHA〜アラスカ外食記録

アラスカ出張中は基本的に魚介を中心に、色々外食して過ごしましたので記録シェア。

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(火が残念ながら通り過ぎたハリバット氏)

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(バターが極めて重いコッド氏)

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(こちらは焼き加減が絶妙なツナ氏)

魚介は嬉しいけど、イマイチ料理スタイルに幅がなぁ・・と思っていたところに、仕事の拠点となったオフィスそばでまさかの日本食&ハワイアンのお店をYelpにて発見。

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(人気のポキ丼、スパイシーなマグロ漬けに萌える)

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(安定のチキンカツカレーにほっと一息)

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(もったりした家庭のシーフードチャーハンの癒し)

朝食はバナナ1本とコーヒーという素食でしたが、昼はきちんとお米を食べて過ごせたのが3日もあり元気100倍でした。もう大感謝。

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(そしてお店の名前もまさかのKANSHA)

■ KANSHA Japanese & Hawaian (→公式HP

おそらくオーナーさんが日系のハワイ出身の方なんだろうなぁと想像。故郷を離れ寒いアラスカ暮らしお疲れ様でございます。

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マハロといえばハワイの言葉でありがとう。あとは我が家的には次女の大事な友人となった妻の実家の3匹目の家族犬の名。思わぬ援軍(ランチ場所)を得て勇気百倍仕事に取り組むことが出来ました。

でも仕事上がりが21時過ぎになって入った、なんちゃって日本食ぽい店で注文した牛丼には・・

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(絶対、中国人の店主さん本当の牛丼見たことないと思う)

・・完全に撃沈されました。(贅沢者でスミマセン)

という訳で少々距離はございますが、アンカレッジで日本食がどうしても食べたくなった時はKANSHAを訪ねることをオススメ致します。(市内中心部であれば、熊五郎も悪くないです。定評のある老舗ヤマヤはなぜか閉まっていて確認出来ず。)

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地元の洋食ではGlacier Brewhouseが訪問した中ではお客さんに溢れて一番活気があって良かったです。地元ビールも料理も水準以上。

■ Glacier Brewhouse(→公式HP

アンバーやホワイトエールなど、こんなにアラスカでビールを楽しめるとは想定外!

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(フェアバンクスではクラシックなお店でバーガーを)

こんな外食続きで少々心配だったのですが、帰宅したら1キロ減ってました。これは魚介マジックか・・・(あるいは朝食バナナのみのおかげか・・)

NYでカツカレー 〜KATSUHAMA

本人は既に日本遠征中ですので、予約投稿を駆使して先週のNYのあちこちを振り返り。そうカツカレーを久しぶりに食しました。

かつ濱〜KATSU-HAMAといえば、マンハッタンの中心地に店舗をかまえる高名なトンカツ専門店。日曜ランチも営業していることが有難いところです。(→公式HP

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(そういえば以前も日曜のお昼に食べにいった気が)

過去3回の訪問は全てロースカツ丼の一択だったのですがさすがに少々芸がなさすぎると思い、本日は決して我が家の自炊飯ではありつけないメニューを。それがカツカレーです。

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カレーはいつでも作れるけど、同時にトンカツを揚げようとは思わない。トンカツをもし揚げたとしても、その時はカレーを作らない。そんなアラフォー自炊人の心の隙を激しく突いてくる品。

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何から何まで限りなく満点だったのですが一つだけ失点が。こんな綺麗なキャベツの千切り、絶妙なオニオンドレッシングを用意しておきながら、お代わりの意向を確認せず(お代わり自由です)さっさと空の皿を下げていった店員氏、それはイケない。

日本では、高カロリーのトンカツ定食や、カツカレーを食する時には贖罪の気持ちをもってキャベツ千切りをお代わりする習慣があることをご存知ないようです。やむをえずチップを数十セント下げときました。

昔、安部首相が総裁の頃に3,500円のカツカレーを食べて贅沢だと批判されていましたが、このカツカレーも23ドル=2,300円、なかなかのお値段です。批判しないで下さい。

ロングアイランドで魚介他〜Louie’sからのCapital Grill

先日のNY出張では、NY市郊外のロングアイランド島で晩御飯を食す機会が二回ありました。

自由に行き先を選ばせて頂けるのであれば、ロングアイランドであれば迷わずNAGASHIMA一択なのですが(→ロングアイランドで筋子手巻き〜NAGASHIMA)日本からのゲストおもてなし優先ですので、やむをえず?アメリカンで。

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(Port WashingtonのOyster Bar & Grill のLouie’s→お店HP

かれこれ1905年から100年以上続いている老舗の人気店だとか。確かに雰囲気良く、ハーバー側の景色もなかなか。

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(このあたりは割と裕福な人達が沢山住んでいそう)

魚介といえば、地元のヒューストンやニューオリンズなどの米国南部(ガルフ)で時折行きますが、やはり東海岸で外せないメニューはこちら。

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(クラムチャウダー!濃厚で美味しい)

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(ローシーフードプラッター、いわゆる盛り合わせ)

しかしオイスターは我が地元のキャプテントムに完全に軍配が(→ヒューストングルメ〜Captain Tom)、ロブスターもPapadeuxで大きい茹でたてを食べるのに慣れてきましたので、、無言。(→ヒューストンでロブスター〜Papadeux Seafood

今回は米国ホスト側の一員ですので不満を漏らすことなく、この店はベストチョイス!という笑みを浮かべ続けました。画像はありませんがメインの魚介は美味しかったので一安心。そして皆でご当地発祥カクテルのロングアイランドアイスティーを頂きました。(アイスティーとは名ばかりの強目のスタンダードカクテル)

翌日は朝からゴルフを皆で楽しみ、ご家族への買い物も終えて頂いた後に再度夕食。魚介の翌日とくればおのずと・・・ステーキです。

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(無難にCapital Grill、チェーンですがここ美味しいです)

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(立派なセラー!)

ロングアイランドでステーキの場合はピータールーガー支店が我々の定番なのですが(→NYの老舗ステーキハウス〜ピータールーガー)今回は買い物予定もあり、同じモール内のCapital Grillへ。

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(Barメニューの一口ラムチョップ)

何度か皆で行ったことがありますが、メニュー内容と味に安定感がありなかなかリーズナブルなステーキハウスチェーンです。結局ステーキは少なめの人数分でオーダーしシェアしました。

毎度、ワイン含めオーダー組み立てを任せられることが多いのですが、出来れば各回1品ぐらいは冒険してみたい気持ちにかられます(初めての品をオーダー)。手堅くいこうとするとどうしても定番だけになるので。

ワインについては、日本から来た方に対してはワイナリーは問わず「NAPA」、白のシャルドネか、赤のカベルネの中で一番安いものをオーダー、この作戦を通しています。(そもそもNAPA産のワインは全体の中では安くはない、すでにブランド)

大体ボトルで50-70ドルです。酒屋で20-25ドルの値段帯ですね。家では10ドル前後のワインが普段使いなので自分には十分美味しく感じたり。

・・全然グルメ記事になっていませんけども。(B級でもないから、ごく普通の米国外食レポ?)

出張中、毎晩100ドル以上が食費にかかるのは、家計節約中の財布には少々辛いところです。