先週金曜晩に妻の以前の職場の先輩ご夫婦と友人ご夫婦が我が家に遊びに来てくれました。前夜は皆で一緒にあすか組の和太鼓パフォーマンスを鑑賞。(→舞太鼓あすか組、ヒューストン公演)

当初は普通に裏庭で肉を焼いてワインでも・・・と思っていたのですが、皆さん和食と日本に興味あり・・ということを聞きつけ和食に変更。
ジャパンフェスティバルでの和太鼓鑑賞を目当てにオハイオやフロリダからやって来たお客様達へ、我が家からのジャパンフェスティバル番外編をお送りする感じに。
日本人家庭をお邪魔して突撃隣の晩御飯を体験する機会もそう沢山はないでしょうから、これは日本代表で頑張らんと。

日本人家庭には刺身を載せる木の舟がある。


日本人家庭では裏庭の七輪でサンマを焼いている。
幾つか一般的でもない部分があるかもしれませんが・・「きっと日本人宅の晩御飯といえば、こんな感じなんじゃないか・・・」という期待に応えての晩御飯プロデュースとなりました。
本日のメニューは、妻得意の切り干し大根などの和惣菜、Seiwaの刺身、焼き物はサンマと鮭カマ、最後に豚しゃぶ、、という流れ。お酒はビールに日本酒。
そうそう日本酒はこちらが驚くほどにご友人夫婦が好きだったので、別記録してみます。

仕事着で帰宅し着替えたのは、当然に甚平。ある意味コスプレ。
宴の途中で妻の先輩が下げてくれた食器を妻が食洗機に入れる時や交わす言葉の端々で、ホテルのエグゼクティブラウンジにて一緒に働いていた際の光景が脳裏にフッと蘇ったそうで、妻があとで懐かしそうに振り返っておりました。
・・いいんですよ、いつも我が家でエグゼ勤務気分で。ゲスト役は僕がとりあえず務めるということで。(いまだ実現せず)
毎年この時期恒例の米人同僚の一部を招いての金曜ディナーを先週実施。毎回、翌日から週末を潰してメキシコ方面へ出張するので、その点はあまり歓迎されていないイベントではありますけども。。。

(最近の妻のテーブルセッティングは高低差を出してきて、まるでホテルのブッフェのよう、素敵!)

食べ始める前に記念撮影。
本日の宴での共通言語は当然英語・・ということで、娘達の反応が毎年楽しみなのですが、長女の英語力が想像以上に伸びていることに驚きました。普段、家庭内で英語を使っていないので、意外と長女の語彙力なんかは分かっていないんですよね。

毎週日曜は自分の通う教会で子供達に聖書を教えているマイケルはさすが子供達との遊びにも慣れているのを発見したり。

(本日のメインは牛豚しゃぶで)
平日の開催ゆえ、事前の掃除、セッティング、食材買い出しと全て妻におんぶにだっこで、甘えまくりの会でした。いつも有難う。
皆が「また来年!」と帰っていくあたり、この定例会を楽しみにしている感じも。彼らは1年に1回のペースで娘達に会っているのでムクムクと大きくなっているように見えるそうです。

長女と一緒にお絵描きしていたマイケルですが、残された絵を良くみるとflowerとか、stemとか、なんだか教育的に遊んでる・・凄いな。これは僕自身が部下からもっと学ばなくてはいけないことが沢山ありそうです・・・・
先週末、3家族で料理持ち寄りのひなまつり家飲みを敢行しましたので記録。

本日の妻のテーブルセッティング・・は勿論ひなまつりを意識したものに。ご本人曰く、並べるのが得意だそうです。たしかに同じ素材が家にあるのに、僕には全く出来る気がしません。

こちらにお持ち寄り料理がドドーンと並ぶと・・彩が素敵!


N家からは筑前煮と切り干し大根。なんとこちらの切り干し大根、郷里のおばあさまのお手製だとか。とても優しい食感。


T家からは可愛い手まり寿司達が参戦!

子供達が大好きなイクラもたっぷり、豪華〜。
わが家からは妻が腕をふるったコチラ。

前菜にカリフラワーと枝豆のムース二種、真ん中は長芋のあしらえ。薄緑に白、色合い&味もばっちり。

妻得意のローストビーフ風な牛タタキ。これが意外に日本酒にもしっかり合うんですね。(ワサビや柚子胡椒、生七味と一緒に)

抹茶のロールケーキにて〆。甘さ控えめな生クリームに萌え。
本日のお酒はクラフトビール飲み比べにはじまり、日本酒を1本挟み、ハードリカーへなだれ込む流れ。ハード系はまだまだ品揃え十分ですからね(→ハードリカー補充@Spec’s)。

妻同士がママ友としてつながる中で、パパ達も「はじめまして」の顔合わせ。なかなか男同士で飲みたくなるような貴重なパパ友はそうは増えてはおりませんが、こうして縁あって出会いの機会があることは嬉しいもの!(次は裏庭BBQも是非)
四度目の正直と臨んだキャンプ予定の週末でしたが、またもや雨予報の前に開催中止・・・(結局、殆ど降らなかったけど)。
気を取り直して家飲み開催です。

(バレンタインの薔薇達)

本日の出物は、先日NY出張の際に頂いた灘の清酒、天下の春。なんでも手に入りにくいお酒なのだとか。
帰宅してネットで調べてみると・・・海運業で財を成した山縣家が得意先への贈答用に特別に醸造させたお酒で非売品とありました。(山縣家は新日本汽船の社主だったということですから、あちらと合併、さらにこちらと合併、紆余曲折を経てさらに合併でご一緒に・・なるほどぉ・・・と海運界の歴史を復習)

(すごい、すっきりラベル)
とても飲みやすい吟醸酒でした。
この日のメインは我が家の大好物、準備が簡単な牛豚しゃぶだったので、日本酒のあとは・・やっぱり焼酎かな・・・ということで自信満々で酒在庫から登場頂いたのが・・こちらのカッパ!
・・・・ん、んん。良く読むと河童ではなく、海童、カイドーでした!(笑)
この赤い瓶が特徴的な彼と出会ったのはかれこれ15年前のデュッセルドルフだと思うので(当時から輸出に力をいれていたのでしょうか)、なんと15年ものあいだ、今日までカイドーをカッパだとばかり読み間違えていたのか・・・(お恥ずかしゅうございます)
ここで気がついて良かった。他にも自分の思い込みで間違えて覚えてることって色々ありそうだなぁーと感じた一瞬でした。(自分に思い込みがある可能性を疑っていこう・・・)
新旧の後輩夫婦達をお誘いしての家飲み。本日もセッティングから料理まで全て妻に頼ってしまいました、いつも有難う。。

(よく見ると次女が後ろの方でポーズとってる)

本日は前菜にレバーパテ、カリフラワーの冷製スープ、うなぎの肝に切り干し大根、牛タタキ2種をたっぷり。

そして、メインは手巻き寿司の二段構え。恒例の舟盛りはSeiwaの刺身盛り4人前で。手巻き用に刺身をさらに小分けに切り直したのは妻のGood Ideaでした。
多分、それなりにお酒は飲むんだろうなぁ・・とは思っていたのですが、ビール1ダースからスタートし、日本酒四合瓶2本、ワインは白赤1本ずつ、焼酎1本を空けてからのハードリカー。(我が家では最近の流行りはマティーニなので・・→ハードリカーといえばSpec’s)
色々な種類の酒を飲む、いわゆるチャンポンをすると悪酔いするのは俗説で、たんに目先が変わると沢山飲んでしまうという意味だと理解しておりますが、この日はまさに目先が変わるたびにスイスイ飲んでしまった気がします。

(そして気がつけば宴は終わる)
娘達はお姉様方に楽しく遊んで頂きましたが、それでもやっぱり大人のお客様だけではどこか退屈すると思うので、やっぱり子供連れのお客様が嬉しいのだろうな、と。
この夜もとっても楽しい宴でした、毎度ながら妻に感謝です。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。