「地球のさ迷い方」カテゴリーアーカイブ

ライアンエアーにデビュー

マイラーの端くれが先月ライアンエアーにデビューしたことを備忘メモ。マイルがたまらない格安エアラインとは接点薄めです。

ライアンエアーといえば、アイルランドに本拠地を置く格安エアラインの老舗。破格ともいえる航空運賃を武器にして世界最大の国際旅客数を誇ります。

インターネットでの購入が前提な値付けは徹底しており、機内持ち込み荷物にすら値段をかけてきます。素泊まり前提がスタートで、布団代は別みたいな感じ(ちょっと違うか?)。

初めて使うスタンステッド空港発だったので、念の為優先レーンで安全検査場を通過出来る権利も有料で追加しました。あと座席指定も当然事前に。(通路側が好み、真ん中はイヤ)

空の旅も、移動の手段と割り切れば余計なコストは切り詰める考え方はアリだな、と思います。出張だったので、出来れば変更対応が難しい格安エアラインは使いたくないのですが、他の選択肢が目的地に飛んでいなかったので止むを得ず。

機内の食事サービスも込みじゃないことに慣れてきたので、必要あれば自ら搭乗前に購入するようにしています。食べたいものが売ってないですし、物価高もイチイチ気になる自分がせこくて嫌だな、、と思いつつ。

引き続き、BAラウンジの利用権をなんとか得られないものだろうか?というお題は抱えつつ(理想はワンワールドのJGCメンバーになることですが、、これはJALのルール改定により難易度高)、マイラーとしての活動を再始動できたこと、嬉しく思います。

今からBAの奴隷となるべきか(2024年6月)

数年を遡れるのであれば、自分にこうアドバイスしたい。
「今のうちにJALで修行してJGC会員になっておきな・・」と。

2024年4月からJALの制度が変わって、今後は簡単にはJGC会員(ワンワールドのサファイヤ資格を、ゴールドカード年会費だけで保持出来る世界でも例を見ないお得な仕組み)にはなれなくなりました。

自分はスターアライアンスのゴールド資格をキープ出来るANAのSFC会員になっただけで安心しておりましたが、ロンドンに来てみるとワンワールド系のBritish Airways、通称BAに乗る機会がかなりあることに気付きました。英国のナショナルフラッグですから当たり前なのです。

そこで考えるのが、今からBAの奴隷となるべきか。

ヒューストン起点の米国駐在5年間では、ユナイテッドの奴隷として最下層から這い上がりまして、後半の3年間ほどをエンジョイ致しました。同じことがBAでも出来るかどうか・・・。

(チェコ出張時にキャセイのラウンジを使えるのは魅力。この時はJGC会員様の同行者として入室)

ラウンジを利用するためには、BAのシルバー会員までランクアップする必要があり、Tier pointsなるものが毎年600ポイント必要。これまで3回の近距離での片道フライトに搭乗して50ポイント。となると、あと33回のフライトが年度内に必要ということか。

・・流石に厳しい気がします。

クレジットカード入会を利用しての上級ステータス獲得も出来ないものか、もう暫くBAの奴隷見習いとしての研究を続けてみたいと思います。

(試しにアメックスにBAの奴隷カード入会を申し込んでみたら、あっさり審査で落ちました。流石に入国して直ぐはダメなようで、奴隷にすら簡単になれない・・)

49カ国目はモロッコ

人生49カ国目はモロッコ。初めてのアフリカ大陸上陸。

こうして仕事で与えられた機会がなければ頭に浮かぶこともなかったモロッコ。色々と事前に調べて実際に足を運んで数日を過ごし、今は随分と身近な国として感じられるようになりました。

アラビア語の国名にあるマグリブとは、日の没する地、西方を意味するのだとか。日出ずるところの国の逆で、なんとも素敵。

これから欧州を起点に、初めての国への訪問機会も巡ってきそうなことが今から楽しみです。歳の数だけ・・という意味では、今回で実年齢に追いつきました。

■ 海外100カ国訪問プロジェクト・・49カ国目。海外滞在は累計で約9年ほど。

20代・・香港、マカオ、韓国、ニュージーランド、米国、オーストリア、ボスニア、クロアチア、インドネシア、ヨルダン、イラク、ドイツ(丸2年デュッセルドルフに駐在)、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フランス、スペイン、ジブラルタル、スイス、フィンランド、英国、チェコ、ハンガリー、イタリア、バチカン、ギリシャ。

30代・・ベトナム(10ヶ月の長期滞在)、タイ、ラオス、カンボジア、中国、メキシコ、ロシア、台湾、カナダ、フィリピン、グアム、マレーシア、シンガポール、トルコ、オーストラリア、UAE。(2014年4月から米国テキサス州ヒューストンに丸5年の駐在)

40代・・スリナム、バハマ、ノルウェー、パナマ、ホンジュラス、インド、モロッコ(←今回追加)

*初上陸順。1996年の返還前に訪問した香港とマカオを、中国とは別で数えています。英領のジブルラルタルと米領のグアムも国ではないですが地域として数えています。

新たな目標はANAで25万マイル

新たな目標として、ANAで25万マイルを貯めることを目標に。

期間は3年間ぐらいと置いてみます。なぜ25万マイルか・・というと、家族4人でロンドンから日本往復するのに必要なマイル数がそれぐらいだから。

ただ、燃油使用料は現金払いが必要でして、それだけで30万円!かかります。つ、辛い。。

ANAマイルはこの夏の家族出迎えの弾丸帰国予約に一旦つぎ込んだので一時ゼロとなったのですが、4月の赴任時フライトと、出国前のクレジットカード濫用で、早々に5万マイルが貯まっていたので、残りは20万マイル。

この夏の家族赴任時マイルもファミリーマイルの仕組みで回収して5万マイル近くを集められるでしょうから、そこから残り15万マイルを集める戦いとなりそうです。

ロンドンからデュッセルドルフに飛んでも片道200マイルぐらいしか稼げませんので、欧州域内で稼ぐのは難しく、中長距離の機会を待つか、やはり地道にコツコツと毎月のANAカード利用を積み上げるか・・です。

でも目標があるから楽しみにもつながります。そういえば米国でも、2年半かけてユナイテッドのマイルを33万マイル貯めて一時帰国に充てました。(→33万マイルで来年の妻子帰省便を予約

ユナイテッドにもマイルは幾分残っておりますが、こちらは消えないので、いずれの札幌帰省に使おうと今は残しています。

■ ANAマイル    5万マイル
■ Unitedマイル 15万マイル

これからは時々デュッセル(2024年5月)

前回訪れたのは2016年ですから、かれこれ8年ほどが経過しています、久しぶりのデュッセルドルフ。20代後半に2年暮らした思い出の地です。(前回訪問は・・12年ぶりのデュッセル

ロンドンからはフライトでわずか1時間ですし、これからは時々デュッセルドルフにも来る機会がつくれそうです。

 

会食前に、懐かしのインマーマン通りをぶら歩きしまして、串亭のエリアマネージャーに挨拶。昔の我が家にも巡礼。

当時は自分がそこで暮らしていたからこそ気が付きませんでしたが、欧州の他の都市に暮らす立場から眺めてみると・・

美味いラーメンがあり、

日本食もそれなりにリーズナブルで、

日本食材やあんぱんまで買えちゃうという夢の街。

欧州の駐在地としてはかなり入門編というか、ハードシップ自体は相当低かったのではと、今なら感じます。自分の中で比較できる体験材料が増えたから言えるのですが。

ロンドンは英語が使えるので、その点とても便利ですが、通勤事情があまりよろしくないのは難点。(日本よりも大変)

デュッセル暮らしは職住近接、空港も近くて羨ましい!
なにごとも隣の芝生ですね。