「利き酒師トレーニング」カテゴリーアーカイブ

旨安ワイン専門です

築200年を超えるご自宅を案内頂いたDさんに連れられ、彼の馴染みのお店へ夕食へ。家族経営のイタリアン、良い雰囲気です。

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(入り口のBARゾーンと奥のダイニングが全く別の雰囲気)

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(地元の生カキを3人で2ダース)

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(ワインは白で)

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(当然、こちらのガンボも味見)

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(オススメのシュリンプPボーイをメインに)

はい、これ、典型的なニューオリンズの夕食の流れ。メインは魚介パスタや魚のグリルなど、都度お勧めを聞いて変わりますが、生カキから始めてガンボの流れはほぼ自分の中で鉄板です。(全然、イタリアンを感じない。。)

いつものように記憶力が弱いので・・とお断りをいれてからワインのラベルをアプリで撮影。相棒のワインアプリ、Vivinoです。Vivinoはすぐれアプリなので、ラベルを読み取ると瞬時に、ユーザーの評価と、そのワインの市場価格(酒屋価格)も表示してくれます。

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(ワォ。やっぱりモンラッシュとなればそれぐらいしますか)

輝きのある黄金色、美味しい白(≒高い白)特有の香りの重層構造、うぅん・・これ、美味しい。

そして、約67ドル・・お店が出す価格となると2-3倍か・・と、ついはしたなくも頭の中に計算機がカチカチ登場。(ご馳走になっているので)

普段、家では10-20ドルの旨安ワインしか飲んでおりませんし、ワインオーダーがほぼマストなステーキハウスでも最低価格帯の50-70ドルぐらいの安値ワインしか頼みません。(つまり酒屋では20ドルで売っているワイン)

ひそかに動揺していると、Dさんが「そういうアプリって便利なんだろ、ちょっと見せてよ・・」と10〜20ドルばかりが並ぶ私のワインリストをしっかり見られてしまいました(笑) おまけでSakenoteのマイ酒リストも見せると、☆5つ評価は全然ないなぁといいながら、酒談義でまたひとしきり盛り上がりました。

これまでVivinoもSakenoteも記録をつけたりつけなかったりでしたが、折角だから2016年はコンスタントに記録とってみようかと思います。こうして、後でお酒好きな相手とは記録を肴に楽しめる事も分かったので。

 

NYで日本酒〜SAKAGURA

NYマンハッタンで遅い時間の一人飯、あるいは一人で飲み直しの定番はミッドタウンのSAKAGURAです。(43rd St. bt 2&3 av)

姉妹店の蕎麦鳥人と並んでおり、どちらも好きですが、なんとなくランチは鳥人、夜の遅めであれば酒蔵のカウンターでという感じで毎月使い分けて再訪しております。客層は米人客が殆どですが、料理もお酒のラインナップも流石のマンハッタンレベル。

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定番の一人利き酒トレーニング。本日は広島の千福を飲んでみました。酒米は神力という西日本由来のもの(知らなかった)。気になったのは生酛造りで精米歩合85%! なんでもかんでも米削りすぎな風潮に対する挑戦のようで気になりました。

結果、非常に好み。(既に米国生活で基準自体が怪しいですが)

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豆腐サラダにマグロ納豆。

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甘エビ刺し。(これはちょっと外れ)

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千福を今度はカラフェでおかわり。

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鮭カマ焼きと自家製塩辛、白いご飯で〆。

完全に孤独のグルメの一人ご飯状態ですが、五郎のようにあれもこれも頼みすぎて暴飲暴食には走りません。

しかし、これで軽くお一人様お会計100ドルですので、ヒューストンの田舎暮らしでつくづく良かったと思います。マンハッタンで一人暮らし、自炊をしなかったら幾らかかるのでしょうか。恐ろしや。。

<お店の情報>
→SAKAGURA

IPA(インディア・ペールエール)初心者

トリアエズビールからの卒業!と吠えてみたのが前回。

丁寧に言うと、せっかくクラフトビール天国の米国に暮らしているのだから、色々なビールを楽しんでみよう、、地元ビールや大メーカーのビールばっかり飲まずに、というのが趣旨です。

そしてまずクラフトビールといえばIPA、インディア・ペールエールから始めるのが正しいのではないかと、目に付いたシャイナーブランドのIPAを購入からスタートです。

先日読んだビール入門では、アメリカン・ペールエールと、アメリカンなインディア・ペールエールを区別しておりましたが、単にIPAとあるか、ペールエールと店で眺める瓶には表示されています。

味としてはホッブの風味の苦味が強め、色は綺麗な琥珀色。自分は嫌いじゃない方向ですが、奥様はそれほど好みでもないそうです。

毎回6本単位(所謂シックスパック)で買っているとなかなか研究も進まないなぁ・・と思っていたところ(米国はあまりバラ売りしていない)、近所のKrogerで好きなクラフトビール6本を組み合わせて9.9ドルという販促をしていたので、これに飛びつきました。

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(毎日少しずつ同じ醸造所の種類違いなどが飲める!)

REAL ALEという会社が出しているラインナップの中では、苦味が弱めなFIRE MANS〜BLONDE ALEというのが好みな感じでした。

もともと苦味が無いバイツェンをドイツ赴任時代に好きになったぐらいなので、多少は大人の味覚になって苦味にも強くなったとはいえ、ペールエールよりさらに苦味が増したIPAはどストライクでは無いのかもしれません。でもこの香りの強さは魅力的。

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まずはこの棚を制覇するところから。

 

 

盃コレクション

日本酒を飲む時に盃を選ぶのって楽しいですよね。我が家でもお盆にのせてお客様にはお好みで選んで頂いております。

ぐい呑みとお猪口の定義はサイズの違いのようですが、ついついお猪口というより大きめのぐい呑みを選びがちな自分(欲張り)。

このコレクションは殆どが亡くなった父親が好きで集めていたものの一部を僕が実家からゆずってもらったものです。

そんな訳で僕にもコレクター系の血は流れているのですが、不要なモノに囲まれた暮らしも億劫なので、この何年かは残すモノを積極的に選別するようにしています。

この盃達も少しは買い足したけど、このお盆のスペースに載らなくなった分は都度入れ替え戦です。

● スペースを決めたら、それ以上は持たない

これが整理のマイルール1番。

● 何かを新しく買ったら、何か捨てれないかも併せて考える

そしてこれが2番。

 

トリアエズビールからの卒業

2016年、いままでもキーワードとしてあげてきた「何気なく生きない」というテーマを毎晩のようにお付合い頂くビールにも適用し、あらためてビールの魅力を再確認したいと思います。

もちろん、ビール研究も「利き酒師トレーニング」の一環です。

 

■ トリアエズビールからの卒業

 

そんなことを考えるきっかけになったのは、こちらの本がたまたま図書館で目に入ったから。

この「知識ゼロ」からシリーズ、他にもシャンパン、ワイン、世界のワインと持っており入門書としてはうってつけのレベル。このビール入門は初めて手に取りましたが、良書!

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