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メキシコでアルゼンチンステーキ〜Quebracho

メキシコシティの夜に向かったのは・・・アルゼンチンステーキ。市内近所ではオススメの人気店だとか。(でも、なぜにメキシカンではなくアルゼンチン??)

メキシコシティで働く同僚によると、日本人ゲストを連れて行く定番の3択は、当然メキシカン、和食、そして意外にもアルゼンチンだというから驚き。

本場のメキシカンはわりと脂っこいので好き嫌いが別れ(てっきり日本人には馴染むのかと思ってましたが・・それはテックスメックスか・・)人数が多い時は避けて、美味しい牛肉をさっぱりめで食べることが出来るアルゼンチンが選択肢になるそうです。

前菜はメキシカンと大差ないし。ワカモレ(アボカド)のディップに、チョリソーとチーズ、そしてサラダ。お供にトルティーヤが。ビールも勿論メキシコのローカルブランド。

お楽しみのメインは牛肉の特盛り!?

4箇所の部位が入っておりましたが、米国とは切り分け方がかなり異なる感じでした。リブロースは分かりましたが、ここにアラチェラ(日本で呼ばれるところのハラミ、横隔膜)と柔らかいテンダーロイン、骨つきのサーロイン(ショートリブ?)あたりが加わるのがアルゼンチン的なのかもしれません。

どれもシンプルに上手に焼き上げられており、美味!

牛はメキシコ牛の場合も米国牛の場合もあるそうです。牛が同じでもこれだけ味わいが違うとなると、肉の切り出し方、焼き上げ方で随分変わるものだなぁと感じます。

お肉のお供はメキシコのカリフォルニアワイン。若干耳を疑いましたが、カリフォルニアといっても、バハ・カリフォルニア産。ベ米国カリフォルニア州サンディエゴの南は、バハ・カリフォルニア半島という名前のメキシコ領なんですよね。味も上々。

デザートではイチゴのフランベのパフォーマンス。こんなところには欧州の香りがする気がします。(気のせいか)

中米のメキシコで感じる南米の肉大国アルゼンチンの香り、そしてその背後にあるヨーロッパの文化。たかが料理とはいえ、色々考えると想像が膨らみますね。そして腹も当然膨れました。

メキシコシティ再訪2018

先週前半久しぶりに隣国の首都メキシコシティを訪問する機会がありました、仕事です。今回が多分・・通算4度目?

毎月通っているNYよりフライト時間も短く近いのですが、やはりそこは外国、周囲がスペイン語だらけとなると少々異国感を味わいます。(逆に言うと米国ではもう感じないということ)

(メキシコでのレミゼ公演のCMがお出迎え)

空港からは事前に手配をお願いしていた運転手さんに迎えてもらいホテルへ。適当にタクシーやUberを拾わないところも異国感。

(建物の雰囲気がやっぱり違いますね)

スペイン語も分からなければ、メキシコペソの通貨感も忘れてしまったので色々思い出すためにGoogleさんに聞こうとしたら、あ、国際データローミングのプランに切り替えるのを忘れてる。携帯が通話機能ONLYでした。久しぶりのデジタルオフ。

ホテルに到着するとディスプレイが骸骨軍団でリメンバーミーの世界。11月の死者の日の祝日に向けて盛り上がっているのでしょうか。そういえば外にも骸骨仮装な家族連れがチラホラ。

こんな時もついついテキーラの銘柄チェック。

全くそんな期待はしていなかったのですが、ホテルの部屋がナチュラルにアップグレード現象が起きてジュニアスイートに。1泊200ドルちょっとの予約だったのですが、やはりメキシコ的には相当に高級な部類なのでしょう。

出張中のホテルはメール読んで朝と晩に仕事するスペースさえあれば、あとは寝るだけなんで・・それ以外のスペースはどうでもいいんです。まさに豚に真珠、自分にジュニアスイート。(僕のことも豚と読み替えそうになりましたが自粛)

NYでみかける高級ベーカリー、メゾンカイザー発見。朝食にコーヒーとクロワッサンを。バターたっぷりカロリー高め120%でしょうがさすがに美味。でもお値段60ペソ、わずか3ドル。(NYであれば軽く倍以上!?)

あ!と思いつきマカロンを6つ、妻宛てに購入。NYでは1個3ドル近くするのがこちらでは1ドル。こうして同じような質の商品を通貨値差を活用し他国でお得に手に入れるのは商活動の基本ですよね。(今回は酒屋に駆け込む時間はありませんでした・・)

金箔入りの純米大吟醸・・・

先日、会社後輩な若手がプライベートな旅行の機会にヒューストンに立ち寄ってくれました。彼の同期がいるので米国生活の様子を見に来たそうな。全くもって素晴らしい話。

一体誰に聞いたのか、お土産です・・と持ってきてくれたのが日本酒一本。これまた素晴らしい話。

ありがたく包みを開けると、出てきたのは北の誉の純米大吟醸。

北の誉・・は実は飲んだことはないのですが、北海道出身だと誰かから聞いたから地元の酒がいいのだろう、きっと・・地酒というぐらいだから・・という彼なりの考察を感じました。この気遣いがとても嬉しい。

金箔入り・・については、なぜ?と疑問を感じますが、金箔を入れることにより金箔分の値段が僅かに上がることは良く分かります。味は・・金の成分が酒の中に溶け出すことはないので、別に変わらないでしょう。よって、見た目の装飾。

舞い散る金色が華やかと捉える人はいるかも・・・特に日本酒にはなじんではいない米人ゲストなんかにはウケそう・・・そこまで考えてチョイスしてくれたのか。あるいは正月用のメデタイ一本として良いと思ったのか。

僕の将来のTO DO LISTに日本各地の美味しい純米酒や純米吟醸を飲ませる店に彼を連れて行き御礼する・・を加えときます。

居酒屋のお酒メニューに沢山並ぶジャンルの一つに過ぎない日本酒。でもその日本酒という一つの種類の中にも更に様々な世界が奥深く広がっている魅力を伝えていくのは利き酒師の仕事だなと思いました。

勿論、北の誉に金箔が入っていることには何の不満もありません。でも、日本酒のチョイス一つとっても、なんとなくその人なりの日本酒への距離感が透けてくる気がします。

好みという点では、一口に日本酒が好きだと言っても、大メーカーの醸造酒があればそれで満足という方がいたり、大吟醸の吟醸香は苦手という方もいたり、人の嗜好は様々なんでホント一概にこれがオススメとは言えないですよね。

今からどのタイミングで金箔入りの貴重な日本酒をカードとして切るか・・・が楽しみです。(あまり、味には事前に期待しない・・という点でスミマセン)

家飲み81宴目〜ポークスペアリブお披露目

先週末はご近所のパパママ懇親会でした。

夫婦でのゴルフ企画もご一緒でさせて頂きましたし(→夫婦でハーフラウンド)、遡れば我が家の念願のキャンプデビューもご一緒させて頂いたなぁ。(→米国でキャンプデビュー

妻子交えての家飲みの機会はインターナショナルな4月の宴(→78宴目)以来ですので、かなーり久しぶり。僕もどちらかというとゲスト目線にて久しぶりの妻のセッティングと料理の数々を楽しませて頂きました。

本日のメインセッティングは少し前に妻が骨董市で見つけてきた扇型のこちらの逸品。ここに同じスタイルの食器を併せてハロウィーン風コーディネート。

(扇の根元にムースのグラスを合わせるのがこじゃれ系)

妻が少しずつ集めている米国のアンティーク食器がキャンドルウィックのつぶつぶした方達(多分)。。だんだん色々な種類が揃ってきたので統一感が出てきた気がします。

奥がローストビーフで手前がチーズ盛り合わせ。

(Mちゃんが持ち寄ってくれたお得意のアクアパッツァ)

この日は泡からはじまりワインを飲みましたが、やっぱり登場したのは我が家で練習中のフローズンマルガリータ(→大人スムージー)。生のイチゴを冷凍させて使うと全体にトロッとする感じがします。

一応、本日のメインは何か肉・・という指示にて、ポークスペアリブのオーブン焼きをデビューさせて頂きました。先日家族内で一度練習しただけ、二回目で本番の気楽さ。本日のこの一品だけが私の準備(手料理)。あとは全て妻のプロデュースです。

ちゃんと焼きあがりましたポークスペアリブ。下味は一本は塩麹漬け、もう一本はニンニク生姜醤油漬け。2時間ほど冷蔵庫で寝かせた後、華氏で400度、摂氏で200度ぐらいの低めの温度のオーブンで表60分、裏20分で焼き上げたものです。

すごく簡単な割に美味しい、そして下味はかなり和風。(日本酒でも赤ワインでも、どちらもいけました)わりと好評でしたので、これからメイン食材のローテに加えていくべく研究を継続したいと思います。(結構リーズナブルな食材ですし)

こうして縁あってご近所で子供達も含めて日本人同士楽しく飲めるのは有難いことですね。次は土曜日の早朝ゴルフをご一緒したいですね〜なんて男性陣で盛り上がったりも。

最後は全てが遠い記憶に白んでいき・・・翌朝。というのも変わらずでした。

プリティ・ウーマン〜ミュージカル観劇メモ

先日のNY出張、予定していた晩御飯の予定が定時に入らず、内輪メンバーであれば後から合流で良いか・・という判断にてブロードウェイ詣ですべく前日チケット購入。(tktsに並ぶ時間はないので)

プリティ・ウーマンがミュージカル化されて8月半ばからブロードウェイでかかっていると知って気になっていたんですよねー。

ぎりぎりまで打ち合わせをしていたのでマンハッタンを猛ダッシュして向かいました。アラジンの劇場の隣のブロック。

ネタバレ注意・・・というか、ほぼ完全に1990年公開の映画版のストーリーを再現しておりますので、話的にはサプライズありません。誰でも安心して観ることが出来ます。ただ、すでに30年近く前の話ゆえ世相の違いなどは感じるかも。やはり現代版のおとぎ話、米国版のシンデレラストーリーとして捉えればいいのでしょうね。

シンデ・ファッキン・レラ!のセリフも健在でした。(そして今回知りましたがなんとプリティ・ウーマンってディズニー映画だったんですね。。。)

期待タップリで向かいましたが、やはりその期待を裏切らなかったのがヴィヴィアン役のSamantha Barks。英国ウエストエンドでレミゼのエポニーヌ役を演じ、映画版でも並み居るハリウッド女優の候補者達を押しのけエポニーヌを演じた彼女。とにかく歌が素晴らしかったです。そして意外にもスタイルも良い。

全編通じて目立ちまくりがトンプソン支配人&謎のハッピーマンとして狂言回し役を演じたErik Anderson。いい味出してます。映画The Greatest Showmanにも出ていたそうですが、こんなに歌える男なら、彼もサーカス団の一員でも良かったのに

リチャード・ギアにはイケメンぶりで少々かなわくとも、しっかりエドワードを演じたAndy Karlも魅力的でした。ブロードウェイを中心に映画やテレビに出演多数。奥さんのOrfehがヴィヴィアンの親友のキット役で同じくステージに立っているのがブロードウェイ村っぽくて面白いですね。(毎度演じてて奥さん嫉妬しないのかしら)

(夫婦で歌っている動画を発見)

アンサンブルも質的に充実しており流石オリジナルの気合を感じました。(是非、妻にも観に行ってもらいたい・・・)そういえばアンサンブルの中に以前観たキンキーブーツの何回目かでローレン役を代打(under study)でやったけどイマイチ・・と思った女優さんがいたのを見つけたりも。(意外とよく観て覚えている自分に驚く)

シンプルで気持ちの良いハッピーエンドストーリーです。オープニング曲のWelcome to Hollywoodが象徴するように、アメリカンドリーム華やかな感じがいかにも米国っぽいので個人的に観る価値ありかと。本公演の為に用意されたオリジナル曲達もなかなかのものです。ただし念のため、あの超有名なテーマ曲はどこにも出てきません。

しかし、こんな凄いメンバーの中にいたエポニーヌ(Samantha Barks)に至近距離で会えたことを思い出すだけで胸が一杯。前からの2つ目のB列だったので演じる俳優の皆さんの息遣いまで仔細に感じることが出来ました、角度はかなりありましたけど。(前日でもそんな良席が売れ残っているという点では苦戦しているのかも)

ちょっと久しぶりに映画プリティ・ウーマンも観直してみたいと思います。