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2018年10月の読書ログ

月初のルーティーンは前月読んだ本達の記録とメモ、これを淡々と。読めていない月もこの記録時に分かります。

7月から新たに貪り読み始めた垣谷美雨さんの過去著作も未読はあと数冊を残すのみ。このリセット、人生をやり直すタイムトラベルなんですが、名作SFのリプレイを彷彿させますが、そこはやはり安定の垣谷ワールド、これで過去10作品を読了です。

最近没頭したことは何でしょうか。仕事以外では、こないだプレイしたPS4のデトロイトかなぁ。ご機嫌で日々をすごすことの大事さをとくのは・・・斎藤先生の新書とも完全に一致。

上機嫌、不機嫌、ここ最近の自分の重要テーマです、いかに機嫌よく生きるか。逆に言えば、家長であり(一応)、管理職である自分が不機嫌になるのは罪であるという自覚。

姫野カオルコさん著作読みの2作目。まだ他作品をどんどん読もうというほどはのめってきてませんが、読み始めるとさすが読ませますね。。(ただ、やたら長い・・・そして独特の台詞回しには癖あり)次は直木賞の受賞作品 昭和の犬を読んでみます。


柚木麻子さんの著作もパトロール中。中高一貫教育の女子校の世界は先日ののの花通信にも一部繋がるところありますが(→ののはな通信)本作は、いじめる側、いじめられる側の心理描写が興味深い。ゆがんだ自己意識のきしみは姫野カオルコさんの先月の本にもつうじるなぁ、、とか、アラフォーのおっさんが何を熱心に読んでいるんだという話ですけど。

自らの現実世界を彷彿させるように組織の歯車として生きる江戸の武士の世界や、警察小説も面白いですけど、こうして全く勘所のない世界をチラ見する読書体験は捨てがたい。

→ヤマザキマリさん研究では、漫画エッセーばかりだったので、文字の著作は2冊だけカウントです。

最後は椎名先生の安定のエッセーで脱力。気がつけば我らがシーナ先生も74歳というお歳に。そりゃ僕も歳をとるはずです。

高校生、大学生ぐらいからあやしい探検隊の活躍に胸を熱くしてきた長年の読者の一人としては、膨大にあるシーナ先生の著作をどこまで読み切れているのかも、もはやわかりませんが最新刊から少し遡って追いかけ直してみたりもしようかと思います。(ナマコのからえばりシリーズの最新、最終?エッセーをまずはkindleでポチリ)

2018年の着地は150冊ぐらいになりそうです。(大分と少なめ)

■ 132冊(2018年)

クラフトビール醸造所見学〜Karbach Brewing Co.

週末、ハロウィン企画に併せ地元のクラフトビール醸造所を初めて訪ねてみました。我が家の冷蔵庫補充の定番の一角、Karbach BrewingへGO。(→地元のクラフトビール三昧

(30分かかりませんでした、すごく近所)

ビールのテイスティングぐらい出来るだろう・・と見渡すと、ありました、ありました。

9オンスの小グラスで4杯、16オンスの通常グラスで3杯の選択肢。当然?小グラスを選択。

通常買っているバラエティパックの4種類に含まれていないビールもあるので楽し〜。妻のグラスと合わせると2人で8種類のテイスティングが出来ました。

この日はハロウィンを翌週の平日に控えた週末なんで、子供達は皆何かしらの仮装をしているので、これを眺めるのも楽しい。

我が家も勿論・・・

(今年のハロウィン用の揃いTシャツで)

本日のアートイベント、地元のアーティストの方達が作品の販売をしていたので、妻が掘り出し物がないか物色。

巨大なシベリアンハスキーに遭遇。次女と同じぐらいの体高。もののけ姫のモロ的な大きさ。

(チュロスサンデーを楽しむ娘達)

ビールをちびちび伸びながらのんびり過ごす日曜の午後企画の目的地としては相当ありなのではないかと思います。

ただ、ホットドッグとフライドポテトを屋台的なフードトラックで買ったのですが、こちらは完全に製造工程が遅延・破綻しており相当待たされたのであまりお勧めではないかも。

丁寧に作っているのでそこは好感もてましたが。(食事をするのなら素直にレストランのエリアで食べた方が早そうです)

 

本来の目的の一つであった醸造工程の見学ツアーですが、毎時間あるそうです。階段含めて全行程40分と聞いて、うっ・・と今回は見送ってしまいました。(歩かなくなった次女を抱いて歩くという近未来が脳裏をよぎり)

 

(トイレを借りる時に、工場内がチラッと見えます)

という訳で今回はKarbach Brewing Co.の敷地内に入ったところまでで探検終わり。醸造工程の見学は次回訪問に取っておきます。

ユナイテッドの奴隷〜機長からメッセージ

なんとか先週までの怒涛の5連続出張を終え、少し気持ちが落ち着いて過ごしております。流石にヒューストンを起点に、オハイオ、デンバー、ニューヨーク、メキシコ、ニューヨークと1〜2泊での行ったり来たりは疲れました。(珍しく腰が痛くなる)

一連のフライトの中で初めて機長からのメッセージカードを受け取りました。アナウンスもなんだか名調子で、きっと名物機長なのだったのだと思います。名刺と一緒にこんなメッセージが。

(プラチナメンバーとしてロイヤリティありがとね的な)

ロイヤリティ・・というか奴隷なんですが、お褒めの言葉を頂戴して光栄でございます。現在の予定では来年2019年は、25,000マイルのシルバーメンバーに達することもなく平民に戻りますので(降格)、残り数回のプラチナ待遇ですね。

肝心のSFC修行(ANAのスーパーフライヤーズ獲得を求める大作戦)については、12月の日本出張での13,000プレミアムポイントゲッツが見えましたので、病にでも倒れぬ限り50,000ポイントをゲットすることが出来そうです。

ごく最近気がついたことですが、プラチナメンバーになった今年は、前後の座席がみっちり埋まっているフライトでも、自分の横の座席は割と空いているケースが多い気がします。これはアルゴリズムに配慮されているのか、単に嫌われているのか・・・

2018年のユナイテッドの奴隷活動もあとわずか、です。

ヤマザキマリさん研究中

ふとしたことで、以前読んだテルマエ・ロマエという壮大な古代ローマと現代日本の風呂についての漫画を読み返したくなりKindleにて大人買い、ポチリ。・・・傑作だ・・・。

続いて我らが阿部寛主演の邦画「テルマエ・ロマエ」2本も鑑賞。これもなかなかよく出来ている・・・。

そうこうするうちに興味の方向が著者のヤマザキマリさんに向かい、いつものように彼女の既刊を貪り読む方向へ。(研究開始)



他にも既刊の漫画群にてこれまでヤマザキさんの人生の軌跡をいったりきたりしながら確認。

大分とヤマザキマリさんについて詳しくなった気がします。詳しくはWikiにも書いてありますが・・

生まれは東京ながら幼少時代を北海道の千歳で過ごし(お母様が札響のヴィオラ奏者)・・って、ところで自分と同じ道産子として同年代を生きており、さらに17歳からイタリアに渡り11年を過ごした後に日本に帰国(シングルマザーとして子連れで)。

生活費を稼ぐために漫画を描き、さらに北大などでイタリア語講師を勤めたり、どさんこワイドで旅行・温泉レポータをされていた1996年〜は自分もまだ北大の学生で近い空間で生きていた訳で、なんともいえない親近感。

本当に日本人?と思えないほど枠にはまらないぶっとんだ生き方である一方、ある意味めちゃめちゃ家庭的な印象もふと受けたり、なんとも言えない魅力と才能にあふれる方ではないかと。

という訳で次は未読の漫画プリニウスをまとめ買い、いつ頃読み出そうか・・・と楽しみに計画中です。

国境一つで紙一重

米国から隣国メキシコに訪れるたびに毎度思うのが、国境一つ越えるだけで・・どんだけ〜の違い、、ということ。人生がどうなるかなんてホント紙一重、どこで生まれるかの運の違いはとても大きいなと。

(死んだらどうせ骸骨ですけど)

生まれた時から米国のパスポートを持てるのと、メキシコのパスポートを持つのは相当違うし、米国にたどり着けても、さらに英語が出来るかだけで就ける仕事も違うしなぁ、と。

メキシカンのスープとハラミのステーキは相変わらず良い。

たまたま日本という、世界でも指折りの恵まれた国に生まれ、たまたま普通に教育も受けられる安定した家庭で育つことが出来て、たまたま・・・たまたま・・・の相当な連続で、現在。

今回のメキシコ出張ではたまたま同期と一緒に色々なことを語り合える機会もあって本当に有意義。こうだったら、ああだったら、みたいな新橋トークもしちゃいましたけど(それはそれで楽しかったのですけども)・・

そもそも、たまたま・・たまたま・・の連鎖でここにいるんだよね、と自分に言い聞かせ。いろいろ与えられているものに感謝。上機嫌で行きたい、生きたいと思います。