2023年11月の読書ログ

2023年11月の読書ログ。

今年は濫読は志向しないと決めつつ、これまで積み上げた習慣に引き摺られての読書。(→濫読しない読書戦略2023

少しペースを見直して今年から月10冊程度(余裕があれば10冊以上)としています。

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11月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:4,572
ナイス数:80

無人島に生きる十六人 (新潮文庫)無人島に生きる十六人 (新潮文庫)感想
明治の頃の漂流ドキュメントな冒険譚。素晴らしいリーダーとフォロワーたちが堂々と無人島で生きた日本男児達の姿に心を打たれました。4つの約束、私自身も守りたい。
読了日:11月03日 著者:須川 邦彦

心心 東京の星、上海の月心心 東京の星、上海の月感想
声優を目指す若者達のコツコツ下積み話で終わらずに色々巻き込んだ冒険活劇に代わっていくのが映画的というかアニメを意識した小説展開。心心が魅力的で最後まで楽しく読めましたが、陽児に簡単にハッピーエンドは訪れないかもなぁ、とも思ったり。
読了日:11月11日 著者:石田 衣良

底辺駐在員がアメリカで学んだ ギリギリ消耗しない生き方底辺駐在員がアメリカで学んだ ギリギリ消耗しない生き方感想
好きなYoutuber殿の初著作を応援購入です。動画制作に至るまでの人生の一端や、米国駐在生活に至るまでの背景も伺えて、ますます今後の動画更新が楽しみになりました。これも動画から活字へのメディアミックス、というのかしら。
読了日:11月11日 著者:US生活&旅行

十五少年漂流記 (新潮モダン・クラシックス)十五少年漂流記 (新潮モダン・クラシックス)感想
椎名さん父娘の翻訳版を初読み。何度目かの再読なんでしょうが、数十年ぶりかも。規律、熱意に勇気。英国人が多数を占める中に、フランス人と米国人の少年達が存在感を出す人間模様は当時の国際情勢を意識したものかも、なんて考えるのも今読み直したから。しかし、この無人島はちょっと素晴らしすぎる。。
読了日:11月12日 著者:ジュール ヴェルヌ

「定年後」のつくり方 〜50代から始める「自走人生」のすすめ (廣済堂新書)「定年後」のつくり方 〜50代から始める「自走人生」のすすめ (廣済堂新書)感想
自分の居場所は自分で作る。人生にレールが敷かれているわけではなく、自分で走りたいところに向かって、自走する。60歳になってからでは遅いというのはその通りでしょうね。
読了日:11月12日 著者:得丸英司

仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 (Asuka business & language book)仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 (Asuka business & language book)感想
あまり期待せずに読み始めたのだが、ポイントはついていると思いました。問題は、ミスをする人はこうしたビジネス書は手に取らない気がすること。
読了日:11月13日 著者:藤井 美保代

瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。感想
確かに、普段、どう言うかに意識が向きがちですが、それ以前に(上流工程に)何を言うかがある訳で、ここを磨くと言うのは非常にメイクセンス。エクササイズのお題がなぁ・・と思っていたら、巻末に沢山サンプルがあって、ここらから瞬時訓練を開始してみるのも面白いと思いました。
読了日:11月13日 著者:荒木俊哉

どうせ死ぬんだから 好きなことだけやって寿命を使いきるどうせ死ぬんだから 好きなことだけやって寿命を使いきる感想
全てはタイトルに凝縮されておりますが、気持ちよく読み終えて目の前が明るくなりました。75歳の母親にも送りました。古くは「数学は暗記だ」から長らくお世話になっております和田先生。受験から老後まで。
読了日:11月13日 著者:和田秀樹

定年までに考えておくこと―プレシニアという新しい生き方 (扶桑社新書)定年までに考えておくこと―プレシニアという新しい生き方 (扶桑社新書)感想
15年ほど前の新書なので参考程度にと。月10万円で良いから自分の力で稼ぐ、そのタネを仕込む、というのは具体的なだけに響きました。
読了日:11月13日 著者:公平 良三

大名倒産 上大名倒産 上感想
久しぶりの浅田次郎先生。毎度期待を裏切らず、笑わされ、泣かされ、、の人情噺。お殿様には感情移入出来ないかと思いましたが、まさかの苦労人。人物設定がどれもエッジが効きすぎて堪りません。手が止まらずに下巻へ続く。
読了日:11月15日 著者:浅田 次郎

大名倒産 下大名倒産 下感想
泰平の世で積もりに積もった借金が25万両、年の利息が3万両で、歳入は1万両、これはもう大名倒産しかない、、。という絶体絶命から足掻く人間達を見守る神様達。これぞエンターテイメントだと思いました。小池越中守が素敵。
読了日:11月18日 著者:浅田 次郎

定年前にはじめる生前整理 人生後半が変わる4ステップ (講談社+α新書)定年前にはじめる生前整理 人生後半が変わる4ステップ (講談社+α新書)感想
図書館本。片付け問題、モノとどう向き合うかは結構な人生の課題だと思います。とりあえず自分が管理するモノだけでも身軽にしていこう。
読了日:11月19日 著者:古堅 純子

100歳までの作法と“お金”―「逆算の人生設計」してみませんか?100歳までの作法と“お金”―「逆算の人生設計」してみませんか?感想
図書館本。2009年刊行と思えば、人生100年時代を早々と掴んでいたのかも。内容はありきたりながら、ストックよりもフロー、生涯賃貸という選択肢もありなど、なかなか自分にとっても納得出来る整理も多く、自己点検的に読了。
読了日:11月19日 著者:紀平 正幸

好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術感想
自分の人生は自分で決めて、切り開いていくしかないんじゃない?というメッセージとして受け取りました。それが辛い、大変、という人もいるんだろうけど。セルフリーダーシップについて刺激を求める方には熱い良書。
読了日:11月20日 著者:南 章行

燃ゆるとき (角川文庫)燃ゆるとき (角川文庫)感想
たまには楽しい経済小説。小説と思いつつ東洋水産や日清食品への見方が変わってしまう。商社マンも嫌な奴ばっかりですし。。それにしても経営者とは孤独で大変。
読了日:11月21日 著者:高杉 良

2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム感想
図書館本。語り口がロジカルなので響きます。やはり逐次処理の大切さがキモな気がします。
読了日:11月23日 著者:勝間 和代

偶然を生きる (角川新書)偶然を生きる (角川新書)感想
図書館本。何を言いたいのか、分かるような、さっぱり分からないような、個人的な思考の海に飛び込んだ気持ちとなる新書。所々では、なるほど!と思う部分もあったりするんですが。
読了日:11月24日 著者:冲方 丁

10月より図書館習慣を再開しました、足元には積読本もなくなったのでスッキリです。紙の本については本棚1つに限定する総量管理は継続です。

最近ご無沙汰だったお気に入り著者の追っかけ読み、まずは浅田次郎さんと石田衣良さんから。だいぶ既刊は浚えてきました、あと一息かも。さて、次は何を(誰を)読もう。

■ 17冊(2023年11月)
■ 128冊(2023年)
■ 3,039冊(30〜49歳)

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