年功序列の世界が終了し、企業は終身雇用の制度をもはや維持できず、ここで出てきた45歳定年制の提言。私、46歳です。
お前はもう死んでいる、的な?
企業経営する者の視点であれば、確かに!と心の中で呟くところでしょうが、果たして多くの従業員の皆さんは簡単に同意出来るものでしょうか。(サントリーの皆さん含め・・)
年齢が上がるにつれ賃金が上昇する仕組みは打ち止めにすべきというのはまぁその通りです。(私の働く環境も結構前から既にそうなりました)社会における人材流動化を促すべきなのも正論。
ただ、国が企業に定年を70歳まで引き上げろと要求するのも無理筋ですし、いきなり45歳で企業から放り捨てられるのもキツイ。(もともとそういう雇用条件だったらしょうがないですが)
やはりそれなりの移行期間はもって欲しいところですし、壮大な社会変革の実践なのだとしたら最低限のセイフティネットは官民連動で準備して欲しいところ。
ここまでは60歳定年を見据え、あと14年程度を意識してきましたが(60歳以降の雇用延長は受け入れない前提で)、既に定年の線を超えてロスタイム入りしていると自己認識を改めるのは刺激がありますね。
サバイバル遺伝子を再起動して、ますますビターになりつつあるウィズコロナの世界でも、しっかり家族を抱えて生き延びれるように自己点検の上で、具体的なアクションにうつしていきます。