定時に職場を飛び出して丸ビルで刺激的な講演に耳を傾ける大人時間、慶應MCCが手掛ける夕学五十講に久しぶりに参加。
パスポートを自分で購入して足繁く通ったのは2013年で、2014年からは米国赴任だったのでご無沙汰してました。2019年は帰国初年度にも関わらず重い研修参加タスクがあり、時間が出来た後はコロナへ突入でしたし。
2020年後期、初受講に選んだのは北野唯我さん。ワンキャリア取締役としてNewsPicks番組や記事で見かけていたので。著作はこれまで未読だったので新鮮な気持ちで参加。お題は「これからの生き残り方〜組織と個人」。とても魅力的な方でした!
印象的だった言葉や独特な整理をメモ。
○強い会社では事業の方向性と働く人のキャリア戦略が一致
○卒業生が活躍する会社、在籍中に市場価値を高められる会社
○居場所と役割がある会社、父性と母性で人材をプロデュース
○働き方改革ではなく、生き方改革をする会社
○人はインセンティブと性格の奴隷(富山さんの言葉)
○魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えると人は育つ
○Googleですら凡庸な仕事を楽しむコツを用意している
○本当のブラック企業は工夫を許さない会社
一つどころか沢山のインスピレーションの手土産を頂き帰宅。
早速、著作の幾つかを手に取って北野唯我さんの思考に更に迫ろうと試み。この三作では処女作である転職の思考法が一番自分には響きました。ちょうど今の自分にとって関心がある領域だったのかもしれません。
最新作の、これからの生き方。は、もう少し自分の中で咀嚼が必要な感じ。真剣に人に向き合う経験を積みあげていきたいと改めて感じました。あと自分は、凡人から秀才方向に向けて足掻いている感じですね、天才じゃ無い。
NewsPicksで北野さんが登場されている過去の記事や動画も見直して、北野唯我さん研究の開始です。