妻子帰還

かれこれ8週間の単身生活をへて、ようやくの妻子帰還。

(お、来た来た!)

今年は午前中に到着するANA便ではなく、午後14時過ぎ到着のUA6便を選択。日本の成田発が16時なので、午前発のANA便に比べ機内で寝やすいのではないだろうかと初トライ。

入国審査で1時間以上並んでいたので相当に消耗したと思いますが、元気な姿で妻子3人が登場してくれました。こちらも1時間以上出待ちしていたので、ようやく!の気持ちで一杯。

無事に帰ってきて、よかった、よかった。。

次女が「おでかけでーーす!」と叫んでいたのに大笑い。日本から米国へお出かけの気分なのかもしれません。(おかえり、なんですが)

これからまた家族4人でのヒューストン暮らし再開です。米国生活もおそらく残り2年を切った頃と思うので、貴重な残された海外生活の時間。(貴重と思う人にとっては貴重)

聞けば機内では娘達はさほど寝なかったそうなので、これから数日は時差調整の日々。早速22時にようやく寝かしつけたのですが、朝4時にはすっかり目が覚めて活発な娘さん達。

僕も朝5時に起きたにも関わらず一番の寝坊さん。しばらく早起き家族でいってみたいと思います。

冷酒とおにぎり〜SAKAGURA

やはりNYの夜に足が向いてしまうのがSAKAGURA。アメリカにいるとは思えないほど立派な日本酒メニューのラインナップと懐には全く優しくない値付けが見事。

グラスが50ドル超するプレミアムな日本酒達が並んでます・・・高級ワインに負けず高値売りを頑張って欲しいと思いつつも・・・月給取りなめんんなよ、とも。(普通の純米酒や本醸造はグラス10ドル〜で飲めますよ、それでも高いけど)

定期的に通ってはデモノを探しています。ここでいうデモノとは米国への輸出販路を確保して、最初に名を売るために少しお得な値段で卸していそうな酒蔵探しのこと。

あとはメニューを眺めつつの利き酒師自主練。

■ →NYで日本酒〜SAKAGURA
■ →米国で利き酒師自主トレ

基本的にお得なメニューは一つもないと思っていたのですが、とうとう発見。そう、それが、定番のおにぎり。

(明太子おにぎり、4ドル)

ここに来ると、ついつい手打ち蕎麦を食べてしまったり、自家製いか塩辛で白米を食べたりしてしまい気がつきませんでした。なんと、おにぎりが1つ4ドル。他の料理よりは安いし、明太子やお新香が酒の肴に十分なりえます。

いさぎよく最初から冷酒とおにぎりをオーダー。さらに冷酒をお代わりして明太子とお新香を楽しみ、最後はおにぎりで〆、これだと30ドル前後で抑えることが出来るか。(それでも30ドルですが・・・)

基本、NYでカウンターでお酒を飲んで少し食べると、かるーく100ドル超えてしまう自分なので、少し自主練コストを下げる道を模索中です。

七帝柔道記

表紙を開くだけで、もわっとした汗の熱気と臭気に包まれそうな青春小説。その舞台となるのがこれまた凍てつく北の大地だから、なんともいやはや。

本作品は、著者の増田さんご自身の自伝的私小説の形をとっており、実在の人物とそうじゃない方も入り乱れて登場してきますが、ほぼ実話といってよさそう。

北海道大学柔道部(当時は七帝戦で最下位が続く弱小)を舞台に、講道館が推し進める現代柔道ではなく、戦前の高専柔道の流れをくむ寝技中心の特殊なルールの中で、まさに畳の上でのたうち回りながら彼らの人生と誇りをかけ柔道に打ち込む姿を描いた快作。まさに昭和です。(実際の時間軸は1984年入学からスタートしているので、世はバブルに向かい真っ盛りの頃)

私が読みながら浮かんだのは、司馬遼太郎先生の「竜馬がゆく」で描かれたような一心に修行に打ち込む若者達の青春の輝きと、ちばあおき先生の「キャプテン」「プレイボール」のような等身大の主人公達が汗みどろ泥まみれで涙を流し成長していく姿。

自分自身も北大OBの一人ですので、北18条門から入った左手にある柔道場から教養学部の光景、物語に登場する定食屋や寿司屋の佇まいが生き生きと脳裏に蘇りました。まさかあの柔道場でこんな世界が繰り広げられていたなんて・・夢にも及ばず。

「なぜ北大に来てまで、将来柔道で食っていくわけでもないのに・・こんなに苦しい練習をしなければならないのか・・」と泣き続け、それでも練習の日々を送る部員達。周囲を見渡せば、学業はもちろん、旅行だデートだと青春を謳歌するクラスメイトの姿。

このあたりは、全日本戦の団体優勝を部の目標として本気で掲げ、週7日のダンス練習に明け暮れた北大競技舞踏部員の一人としては半分ほど実体験とかぶるものの・・・

ダンスではどんなに練習しても毎日まいった無しで締め落とされるような死の恐怖も感じませんし、部内恋愛禁止が建前とはいえ女子もふんだんに日々の中にいますし、どうやっても勝てない柔道エリートに相当するような怖い人達(道警の人達とか)もいませんでしたし(最近のジュニアあがりとかはこれかも)、つくづく自分の選んだ道で良かった・・と安堵(笑)

個性あふれる先輩・後輩の登場人物の中でも、特に広島出身の内海先輩が魅力的で、増田さんと対談されている記事などを丹念にネットで追いかけてしまいました。(それ以外の実在の登場人物や、実際に滝澤さんや増田さんが4年目の時の七帝戦の動画とかもチェック・・オタクか?)

ちなみに本書の読み方は七帝戦(ななていせん)ですが、自分達の部活では七帝戦(しちていせん)と読んでおりました。今は七大戦(ななだいせん、しちだいせん)と呼ぶのが正式名称だとか。未だに旧帝大の時代じゃないですからね。

2013年発売で手元に3年以上持っておいて今更ですが、2017年前半で読んだ本の中で最高!という評価をつけたいと思います。めっちゃ長くて、熱いので、ご注意を。

漫画もチェックしないと!

 

ウェイトレス〜ミュージカル観劇メモ

NYで迎えた先週末は観劇部活動強化週末。第一弾として向かったのはウェイトレス。

ブロードウェイでの公演は2016年4月よりスタートしたばかりなのでまだまだ新作の一つ。

主人公はアメリカ南部の田舎町のダイナーで働くパイ作りが大好きなジェナ。退屈な結婚生活を送る彼女がまさかの妊娠。このままでは人生が詰んでしまう!ともがく序盤のストーリー展開。女性の自立がテーマ・・というのは最近っぽいですね。

それにしても彼女の夫が本当にダメな束縛DVヒモ男。旦那大嫌いパイとか作ってる暇があればさっさと別れるべきなんですが。あまりにひどすぎて胸がシクシク。(自分は大丈夫だろうか?)

・・とまぁ、しっかりつかみのストーリーにひきこまれたところで、ジェナ役のBetsy Wolfeに注目。評判のよかったオリジナルキャストのJessie Muellerのあとを継いで前月の6月からの登板。どうどうとした美人さんで歌うまし。

そしてもってかれたのがOgie役のJeremy Morseの怪演。久しぶりに動きだけで思いっきり笑わせて頂きました。

全体に大きなサプライズはないものの笑って涙して最後は大団円!な娯楽作品の王道ぶりで、安心して楽しめる良作。オススメです。(ちょっと娘には観せられませんが・・)

会場には女性グループが多数いて楽しまれていた気がします。ただ書き下ろしの楽曲は全体に悪くはなかったけど耳に残るキャッチーなものもなかった気が。

(あ、パイ柄・・)

2007年公開のインディ映画が元になっているということなので、早速Amazon Primeで探して観てみました。ほぼ筋は一緒で、各配役のイメージも一緒。歌と踊りがないけど、これはこれで良くできており良作品。低予算ながらヒットしたのもうなずけます。

今年の後半から全米ツアーが回るようなのでヒューストンにも来るようだったら、妻にも検証のため観てきてもらわないと。(きっと好みの内容だと思うので)

しかし、いくら美味しくてもパイには胃袋は掴まれない気がします。。。(アップルパイとか嫌いではないものの・・)

アラフォーの帰宅飯

なんだかんだと10日ほど出張で家を空けようやくの帰宅。ホームスイートホーム@ヒューストンです。

妻子の帰還を今週末に控えいまだ単身生活は続いてはおりますが、まず確認したのはガニちゃん、サブローの様子。・・って、転がってますけど大丈夫か・・・(→ガニちゃん一家と暮らす

カラになってしまった水入れに水を入れ直すと、素早く駆け寄るガニちゃんとサブロー。すっかり喉を乾かせてしまって申し訳なし。。

(このままだったら干上がるとこだったぜぇ・・・)

シロちゃんが逝ってしまってからかれこれ半年が過ぎました。(→さらばシロちゃん)幸いに残った2人は元気そう。

(風呂がわりに水に浸かってます)

オカヤドカリ達の生存確認、餌と水を替えたら、ようやく家主の食事の時間です。この10日間で日本食は2〜3食しか食べる機会がなかったので、気持ちは完全に炊きたての米と何か。本日の何かは・・・

SEIWAで購入したお刺身とぬか漬け、君に決めた!

お刺身がこれで18ドル、ぬか漬けは4ドルですから、NYのランチにも引けを取らない超高級晩御飯です。たまの贅沢で。(調理は全くしておらず盛っただけですが・・・)

単身生活もカウントダウン。妻子にとっては日本を離れる悲しいカウントダウンかもしれませんが、僕にとっては久方ぶりに家族再集合となる嬉しいカウントダウン。