ポーラのレシピ〜The Lady and Sons

今週はジョージア州サバンナへ初めての出張。ジョージア州は1年ほど前にアトランタに既に行っているので、新たな州のカウントにはならずです。(→15州目はジョージア

アメリカ何州いけるかな〜の挑戦も20州まで進むとここからはなかなか難しそう。(直近は・・〜20州目はアラバマ

サバンナは、人口は市域で40万人弱という中堅港湾都市。以前はサウスカロライナ州のチャールストンと並ぶ奴隷貿易の中心地、現在では観光都市としても有名とのこと。確かに古い街並みがうまく保存されていた気がします。

そんなサバンナでの夕食の場に選んだのはThe Lady & Sonsというお店。ポーラ・ディーンさんというTV番組で有名なセレブ・シェフが経営するお店だそうな。

(観光客が沢山入っておりました)

南部の伝統的な家庭料理が売りらしく、ブッフェを選んで一通り堪能させて頂きました。

並んでいたのはフライドチキンを先頭に、ポークリブ、ビーフのブリスケット、豆や野菜の煮物、そしてマッケンチーズ。いかにも・・という感じの迫力です。

バターもたっぷり、とっても濃厚な味でどれも美味しい・・けど、すっかりお腹いっぱいとなりデザートはほんの味見だけ。これがまたとっても甘い。

これまで14冊の料理本を出版してきたポーラさん。彼女のレシピは高脂肪、塩や砂糖過多だと批判もされているそうです。嫌なら作らなければいいだけだと思いますが。

毎日これが家庭料理で出てきたら大変ですが、ごくたまに食べる分にはとっても美味しいですね。

(バター万歳的な)

何もお土産は買いませんでした。危険、危険。

米国のカップヌードルは具が無い

当地の会員制スーパーSams(ウォールマート系)で見かけて思わず購入した日清カップヌードル24箱セット。驚きの20ドル以下で叩き売られてました。

とりあえず非常食として職場に置くことに。

(机の下に設置)

ワクワクして1つ目をあけたところ・・・なんじゃこりゃー!

具が無い・・コーンが3粒、人参が3かけら・・?

もともとカップラーメンは常食しておりませんのでそれほど詳しい訳ではないいですが・・それでも定番の日清カップヌードルといえば、卵、謎肉と言われる豚肉、エビにネギあたりが具(かやく)として入っていたはず。

ネットでも探ってみると・・どうやらカップヌードルは各地域に併せて具材や味付けを変えており、米国には肉由来の成分は持ち込め無いことと、様々な嗜好があることを加味して・・という結果のようです。それにしても・・見た目も口も寂しい感じ。

但し昨年より、減塩、化学調味料、人口香料を使わないという方針でレシピを変えたそうで、意外にも健康志向の仕様となっているそうです。(そこは感心)

先日夜に若手後輩からメール着信。「残業中の空腹に耐えられずカップラーメン頂きました!」という報告でしたので「どんどん食べて!」と返しておきました。

ローマ人の物語、はじめました

3月の月次目標は「歴史本を5冊読む」としたので(→歴史からも学ぶ)、超有名どころながら未読だったこちらのシリーズに手を出すことを決めました。

 


最初はちょっとだるいかな・・と思ったのですが、もう、3巻からのハンニバルとスピキオの戦いには大興奮。

これは歴史書や教養のためのものというよりも・・単純に娯楽作品だと思いました。なぜローマはあんなにも栄え、そして滅びていったのだろうか・・という壮大なテーマはあるにしても、それぞれの時代に生きた英雄ともいえる人物に光を当てており興味深いです。(絶対に塩野先生の私見に満ち溢れてる)

三国志で言えば、正史というより演義系。それも書き手は吉川英治か横山光輝(それは漫画か・・)、北方謙三までは・・いっていないか、という感じです。もう少し堅いかと思ってました。

スピキオ、惚れ惚れしますね。そして若い頃は格好良かったのにやっぱり禿げて(イタリアだし)、最後はあれだけ身を捧げてきたローマの人々にまで放り出されちゃって・・(涙)

カルタゴの名将ハンニバル、ローマの天才戦略家スピキオ、この二人の戦いを他の方が描いた作品にも立ち戻ってまた読んでみたいと思います。(人気の漫画もあるみたいですし・・)

そういえば昔好きだった特攻野郎Aチーム。リーダーのジョン・スミス大佐のニックネームはハンニバルでした。彼がそれほど凄い戦術家だった印象はないけど。。

話は戻り、ローマ人の物語。人物に光を当てる一方で、軽装歩兵と重装歩兵の装備や武器の違いを事細かに解説したり、携行する食料について仔細に分析したり、とにかく凄い情報量。

相当読みこなしていくのに時間はかかりそうですが、全43冊。ローマは一日してならず、当然一日どころでは読み切れず、ということで出張時のお供本として携えていきたいと思います。

アラフォーの週末飯

年が明けてから出張頻度が少し高まったこともあり、週末に料理をする機会も減り気味な気がします。こんなことでは料理力を上げるどころか自然減の一方です、いかんいかん。

今年も妻子が日本語留学の為に帰省する夏休みの2ヶ月は、しっかりと自炊力の訓練・維持、併せて家計の節約を試みる予定ですが、普段からの心がけも大事。

過去2ヶ月ぐらいの週末料理画像(未使用)を掘り起こし。

■ 海老のアヒージョまぜそば

中華のエッグヌードルを固めに茹で海老のアヒージョのオイルと和えてみました。海老の頭を出しにつかったのですが、もう少し濃厚に出しを取れるとなお良しかも。要研究です。

■ ホルモン炒め

当地でのホルモン炒めは、長い長い状態の小腸を買って洗って、2回程茹でこぼしてから切り分けてタレにつけるという長い下処理工程をへる必要があります。完全に自己満足の世界。さらにこれを串にさして焼くという手もあるなぁ・・

■ 明太クリーム春雨

Hマートで大量に買った明太子をおしげもなく使っての明太子スパならぬ明太子春雨。クリームと明太子、あとは昆布茶が味付けに欲しいところですが手元にないので、万能の味覇(ウェイーバー)で代用。

(昨年末購入のVitamix)

昨年末に妻の要請で購入したVitamixももっと使ってあげないと。しばしスープ系を研究するというのもいいかも。(暑くなると冷製スープが美味しいですし)

最近、妻の料理力が高位安定しているので、あまり僕の出番は必要ない気もしますが、週末の一皿、二皿は継続したいと思います。

美女と野獣(実写版)〜感想(ネタバレあり)

一般公開から遅れること1週間、ようやく、楽しみにしていた美女と野獣の実写版映画を家族で観に行ってきました。

(娘達もお揃いのベルシャツで準備万端)

あ、日本での公開は4月21日(金)・・とあるので、米国が先行なんですね。

個人的感想としては、ディズニー好きなら当然観るべき!ということで。・・そもそも私、ディズニープリンセスの中でもベル推しですし、同じ読書好き・・だし。

ストーリーは古典である原本の筋書きにかなり忠実で、丁寧な印象を与えます。その分、現代映画になれた身としては少々もっさりした展開に感じるかも。(特に前半部分)

あとは当たり前ですが、凄い特殊効果や恐ろしいモンスターも出てきませんので、刺激に麻痺した身には物足りないものの、子供が観ても安心という点も。(劇中の一番の恐ろしい存在が狼ですから・・・)

(ラクジャリーシートを4席予約。結果的には3席で十分)

野獣がよくCGで細部まで表現されておりますが、なぜかどう見てもトランプ大統領の顔にしか見えないのは僕だけでしょうか・・・(呪いがとけた後の王子の姿は超イケメンです)

次女は集中力が持たず妻が連れて早々に途中退場。自分は長女と一緒に最後まで観切りました。(妻は別途、ママ友仲間のディズニー会で再度鑑賞予定)

おなじみの定番の曲がかかると心が踊り、追加の楽曲も悪くなく、豪華な衣装もいちいち見応えがあり、なによりハーマイオニーあらためベル役のエマ・ワトソンがただただ美しい・・・。ディズニープリンセス2割増しの効果もあり、大満足でエンドロールを迎えました。

ただひとつ難癖つけるとしたら、ダンスのシーンはもう少しうまく仕上げることが出来なかったかなぁ、ぐらい。ダンサーなのでダンスには厳しいのです。(野獣よりも自分はうまく踊れると思いますが、あの蹄の足ではさすがに難しかったかな、、とか)

(また近いうちに再鑑賞すると思います)