人生の幸福度を決める最重要因子とは、結婚や友人との良い人間関係こそというのがハーバード大学の研究の結論だそうな。
確かに人生の大事なこととは、お金、健康、人間関係という3つという指摘には頷けることがあり、その中でも人間関係が良くなるかは、自分自身がコントロール出来る余地が直ぐには無さそうという点含め、中長期な育成視点が必要と感じます。
自分自身も友人カウントが出来る相手の数は、本当に片手、見栄を張っても両手以下にて、友人がどれだけいるのかを疑問にやや今後の展開を不安にも思う一人です。
友人と過ごす時間が減る理由のうちの、ゲームや動画には私も一定の時間を費やしてしまいますが、そこまで社交的ではないタイプではない気がしますが、果たして如何に。
ま、自分も50代の大台には乗っており、あと10年もすれば仕事中心の生活からその後シフトしていくと考えれば、限られているとはいえ友人達との時間を確保していきたいという視点は間違いないところ。
ベストフレンド作りには最低200時間はかかるという調査結果を見ると、今から新規開拓は諦め、これまでで相性の良かった友人との関係は再構築、リブーストをまず優先するのが最適解かも。
何事も新しければ良いという訳でなく、大事なことはこれまでの出会いの中に既にある!ということで。
(トップ画像は数百年を経たイタリアの栗農園の焼き小屋)
毎年4月30日は、あれから〜年というブログを積み増すようにしています。(・・昨年はどうやら忘れていたみたいです→あれからシリーズ)
今年で、あれから、24年。時が過ぎるのはまことに早いもの。(初めての振り返りができたのは→あれから、6年、まだ6年)
残された家族は引き続いて歳を重ね、母77歳、長男50歳、次男45歳。父だけが歳を取らずに永遠の53歳。
ミッドライフクライシスと言われる影響が自分にも着実に押し寄せており、仕事、家庭、老後、思い悩むことには事欠きません。
当時の父も50代となり同じように色々と思い悩み、考えていたのではないかな・・と今なら想像できます。長男は社会人に成り立て、次男は大学生の中で、専業主婦の妻を、まだまだ今後も養わなくてはとも考えていたでしょうから。
今年6月には、母と弟と3人で会って父を偲ぶことが出来るのが今から楽しみです。
定番記事シリーズです。2025年度が開幕。粛々と社会人28年目、英国生活2年目がスタートしました。

(ラガーとエールを気分で選べる世界、サイコー)
年齢的には昨年11月に50歳の大台へ到達。新卒入社した組織内での動きもほぼ頭打ちした中、60歳定年までの残る10年間をどうやり切るか。さらに、その後の75歳あたりまでの15年程度はどう細々でも働き続けるかなどを考え始めるようになりました。
言葉を変えれば、自身のOSをアップデートしながら、アンラーンとリスキリングをどれだけ進めることが出来るか。もはや演算能力の向上や記憶領域の拡張などは望めませんので、残存するリソースを結集して、どれだけ最適化が出来るかの勝負です。
ありがたいことに2回りも下の若い世代と組んで働かせてもらう環境が与えられておりまして(ベテラン刑事に若手が組まされるような状況。。)、日々、眩しいぐらいに若くやる気に満ちた魂を身近に感じ、負けじと己を奮い立たせております。
そういえば45歳の頃に立てたマイミッションが、「人を、組織を、笑顔に、元気にするリーダーシップ」であったことを思い出しました。50歳の今もこれは変わらず。
丁寧に生きて、小さなリーダーシップを発揮するぞ。
年1回ぐらいは人的資本を棚卸ししてみた方が良いよ・・とのアドバイスを素直に受け取って、暫し一人で振り返り。
人的資本とは、知識、スキル、経験。
この3本の柱が、1年あまりどう変化したかを考えてみます。
まず、確実に成長があったかなと思えるのは、やはり経験。直近の変化のみならず、年齢を積み重ねる中で、着実に確実に積み上がっていることを実感します。
しかし、知識、スキルとなると、新規獲得のスピードは30代や、40代前半に比べるとかなり鈍化。ドライバーとなる好奇心の低下、ついでの脳の処理速度もたつきが拍車をかけているか。
具体的にいくつかハイライトしてみます。
◉欧州
知識と経験の二つの観点から、欧州にまつわるあれこれのインプットが進んでいます。流石に、実際に各国各都市に訪れたりすれば好奇心も刺激されて色々と調べもしますしね。この機会に世界史のおさらいから始めて、歴史、地理、文学、宗教や哲学などの教養を深めたいと着手中。(妄想を現実に)
◉英語
もう一つは英語。これはスキルか。前回の米国駐在時に、一生使える英語を手に入れる最後のチャンス!と意気込みましたが、今回はまさかの延長戦突入。ここでもう一段、ジャパニーズイングリッシュに磨きをかけたいところ。
◉ロンドン
最後は、やはりロンドン。ここが1年程度ではまだまだ進んでいない気がします。暮らしているけど、やや出不精でもあり。観光名所、歴史、美術館に博物館。さすが世界の大都市で切り口盛り沢山ですので、まだまだこれから。でも、是非、ロンドンについてはそこそこ語れるようになりたいところ。
人生の後半戦、秋に突入して、どうやってウェルビーイングを持続的に実現することが出来るか。そのためにも人的資本成長への時間リソース投下の手は緩めたくないと思います。
なぜ僕は働くのか。
今は・・家族を養うなため、というのが最初に来る気がします。特に二人の娘をしっかりと育てあげて、家族に対する責任を果たしたいという気持ちが大きい。
さらに、自分を選んでくれた妻には人生を楽しんで欲しいし、そのために必要十分な暮らしを送れるだけの原資も確保したい。
そうした意味では、60歳定年まで、残り10年はおそらく同じ会社が存続する限りは働き続ける可能性はあるかなと思う一方、働き続けることだけは決めておいて、働く場所は変わることがあっても良いかなとも最近は思い始めています。
ま、でも自分で選んだ勤め先です。その先の組織は配属されただけで自ら選んではいないので、これまでの恩義があるぐらい。
ということで、社内転職、ということはしっかりと頭に常においた上で、社外の転職にもアンテナを立てていきたいと思います。
忍び寄る中高年への早期退職、リストラの大波。波に乗るのか、ただただ波に流されるのか、おじさん軍団の一人として。
自分と家族にとっての最適解、掴みにいきたいと思います。
パクチー大原さんも家族を養うために頑張って港区でサラリーマンをやってます。自分も頑張ろう。
たまにはポエム。(高頻度?)
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。