2022年8月の読書ログ

2022年8月の読書ログ。

そろそろこの読了ペースはイカンだろう・・と感じたので、小学生ばりに夏休みのゲームを禁止。(→夏休みはゲーム禁止)果たしてゲーム時間と読書量はトレードオフにあるのかという仮説を検証してみました。

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8月の読書メーター
読んだ本の数:22
読んだページ数:6240
ナイス数:119

ステーキを下町でステーキを下町で感想
食エッセイの名手 平松洋子さん、やはり良いですね。dancyu連載が毎度楽しみ。青森県下北の鮟鱇のフルコースが気になって旅費を計算。遠い、、、、。
読了日:08月28日 著者:平松 洋子

57歳で婚活したらすごかった (新潮新書)57歳で婚活したらすごかった (新潮新書)感想
続編もガチレポです。誰かと共に生きたい、ではなく、誰かのために生きたい、と思えるぐらいの心のゆとり、経済的なゆとりを持ちたい、という著者のまとめは響く。楠木先生の書評で興味を持ってAmazonで買いましたが、一体どんな本を買っているんだ・・と驚愕した娘の視線が痛かったです。
読了日:08月27日 著者:石神 賢介

婚活したらすごかった (新潮新書)婚活したらすごかった (新潮新書)感想
40代バツイチ、フリーライターが一念発起して婚活市場に乗り出す・・という、自分にもあり得たかもしれないドキュメンタリーを怖いもの見たさで拝読。他者を見て自己を省みる、まさかの自己啓発とも読める整理には納得。続編も読みます。
読了日:08月27日 著者:石神 賢介

錯覚の科学 (文春文庫)錯覚の科学 (文春文庫)感想
自分にも他人にも錯覚による認知バイアスがかかっていることを感じさせる良書。日頃、目の前を通り過ぎるゴリラを見逃していないか、気になるようになった。
読了日:08月26日 著者:クリストファー チャブリス,ダニエル シモンズ

食魔 谷崎潤一郎 (新潮新書)食魔 谷崎潤一郎 (新潮新書)感想
食いしん坊文豪。料理は藝術、美食は思想・・とは。この世のうまいものを食い尽くすようぶっ飛んだ方々のエピソードに接するたびに、自分など、全然食べ物にも人生にも淡白な気がする・・と思ってしまいます。
読了日:08月24日 著者:坂本葵

おれは一万石(11)-繰綿の幻 (双葉文庫)おれは一万石(11)-繰綿の幻 (双葉文庫)感想
早くもシリーズ第十一弾。藩のために繰綿相場に金を突っ込む勘定方とか、もう江戸が舞台でも、現代で起きることは何でも表現出来そうな気がします。
読了日:08月23日 著者:千野 隆司

おれは一万石(10)-無人の稲田 (双葉文庫)おれは一万石(10)-無人の稲田 (双葉文庫)感想
シリーズ第十弾。「何やら腹が痛くなってきたぞ。・・」という仮病展開には吹き出しましたが、エンターテイメントとして受け取りました。暴れん坊将軍よりは、まだ実現可能性ありそうですので。しかし、自分が育てた米も食べれない百姓の悲惨さよ。。
読了日:08月21日 著者:千野 隆司

悪刑事(わるでこ) (徳間文庫)悪刑事(わるでこ) (徳間文庫)感想
いくら警察小説という好みのジャンルといえど、ここまで品がない世界は受け付けられない。ラストが一応気になったので最後まで読んでしまったが・・真面目に働いている警察の皆さん、怒りますよ。。。
読了日:08月19日 著者:森巣 博

男ともだち男ともだち感想
ここに書かれていたような、誰かの、男ともだち、になれる気はしないと思った自分には、当然、女ともだちはいない。
読了日:08月18日 著者:千早 茜

おれは一万石(9)-贋作の謀 (双葉文庫)おれは一万石(9)-贋作の謀 (双葉文庫)感想
シリーズ第九弾。今度は海賊から始まるまさかの江戸を舞台にしたマネーロンダリング事案。こうして高岡藩士達はどんどんと探偵活動のスキルを上げていくのかと。藩経営は果たして大丈夫か。
読了日:08月17日 著者:千野 隆司

囲米の罠-おれは一万石(8) (双葉文庫)囲米の罠-おれは一万石(8) (双葉文庫)感想
シリーズ第八弾。あれだけ苦労してかき集めてき廻米が市中に出てこない、値上げを狙っての囲米。房太郎と植村の凸凹コンビが活躍するのが愉快。
読了日:08月16日 著者:千野 隆司

絶滅の人類史―なぜ「私たち」が生き延びたのか (NHK出版新書)絶滅の人類史―なぜ「私たち」が生き延びたのか (NHK出版新書)感想
ネアンデルタール人、会ってみたかった。ホモ・サピエンスとの交雑を知って以来、4万年前頃の共存時代の世界はどうだったのかと気になります。しかし、それだけの時間をかけてゆっくりと進化してきたはずの人類の歴史がこれだけ急激に動いている気がするのは何故か。
読了日:08月14日 著者:更科 功

決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月感想
創業家オーナーが上場企業で好き勝手に君臨してはいけないというコーポレートガバナンスがテーマな、手に汗握るノンフィクション活劇。返り咲いだ瀬戸CEOの信条であるDo the right thingsが最後に成り立って良かった。LIXILのHPを覗くとコーポレートガバナンス周りの情報開示が凄く充実しておりますね。
読了日:08月13日 著者:秋場 大輔

定信の触-おれは一万石(7) (双葉文庫)定信の触-おれは一万石(7) (双葉文庫)感想
シリーズ第七弾。定番の金策奔走の次はコメ集め。しかし、家中の者にも犠牲が出てしまい、今後も厳しい舵取りが続きそうな小大名の未来を予感させる今作。
読了日:08月12日 著者:千野 隆司

一揆の声-おれは一万石(6) (双葉文庫)一揆の声-おれは一万石(6) (双葉文庫)感想
シリーズ第六弾。領主としての度量が問われる一揆の鎮圧。甘いと言われるかもしれないが、出来る限り穏便な手段を選んだ正紀の判断が正しかったと今後証明されることに期待です。しかし、小悪党があちこちに。
読了日:08月11日 著者:千野 隆司

Winning Alone(ウィニング・アローン) 自己理解のパフォーマンス論Winning Alone(ウィニング・アローン) 自己理解のパフォーマンス論感想
侍ハードラーと呼ばれた400メートルハードル銅メダリスト、日本記録保持者の為末大さんの著作。痺れるほどの、内省の深さと自己俯瞰、そして言語化能力。全くジャンルは違いますが、数年だけアマチュアの競技選手として試合での勝利を目指したことがありますが、次元の桁違いさに愕然としました。
読了日:08月10日 著者:為末 大

駅路 最後の自画像駅路 最後の自画像感想
松本清張の傑作と呼ばれる短編小説「駅路」を向田邦子が脚本してドラマに仕立てた対比を楽しむ珍しい一冊。原作の雰囲気に自分は一票。
読了日:08月07日 著者:松本 清張,向田 邦子

無節の欅-おれは一万石(5) (双葉文庫)無節の欅-おれは一万石(5) (双葉文庫)感想
シリーズ第五弾。前作から続いて、寺改築にまつわる騒動が続きます。悪役達の脇の甘さもさることながら、そこにもそぞれの正義やストーリーがあるという匂わせは、正論君な主人公にも学びを与え、今後の成長を匂わせます。
読了日:08月07日 著者:千野 隆司

麦の滴-おれは一万石(4) (双葉文庫)麦の滴-おれは一万石(4) (双葉文庫)感想
シリーズ第四弾。塩に醤油と来て、次の金策手段は味噌あたりかと思ったら、相場でした。それも一冊完結ではなく、二分冊としてマンネリ化させない展開。思わず次作にすぐに手が伸びます。
読了日:08月06日 著者:千野 隆司

映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形 (光文社新書)映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形 (光文社新書)感想
色々と理解は及ばないけど、目の前で起きている社会の変化に対して一つの考察を頂けたという点で非常に面白かった。確かに2時間の映画はやや長いように自分も感じ始めているのも事実。しかし、タイパやコンテンツ消費というと、そこまでは割り切れない自分がいます。
読了日:08月04日 著者:稲田 豊史

紫の夢-おれは一万石(3) (双葉文庫)紫の夢-おれは一万石(3) (双葉文庫)感想
塩の次は醤油。すると次は味噌当たりか・・と感じさせるシリーズ第三弾。相変わらず困窮する高岡藩だが、婿若様のフットワークの軽さよ。某暴れん坊将軍ばりのご活躍。もう少し読み進めたくなります。
読了日:08月02日 著者:千野 隆司

塩の道-おれは一万石(2) (双葉文庫)塩の道-おれは一万石(2) (双葉文庫)感想
シリーズ第二弾。それにしても金がない、全然ない。大丈夫なのか。。危なっかしいところだらけの婿入り若様小大名とツンツンな奥方。でも続きが気になる。
読了日:08月01日 著者:千野 隆司

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やはり大いに効果ありでした。。ゲーム習慣が確実に帰宅後の読書を侵食していたという事実。飲酒機会が増えて帰路での読書ペースが落ちている分、帰宅後の過ごし方が大事です。

しかし、残り4ヶ月で@90冊・・となると、月間22〜23冊ペースを年内は維持必要ということで、なかなかハードです。少し小説以外のビジネス書比率も上げてみます。

■ 22冊(2022年8月)
■ 110冊(2022年)
■ 2,821冊(30〜47歳)