2022年9月の読書ログ

2022年9月の読書ログ。

8月から始めたゲーム禁止令(→夏休みはゲーム禁止)は9月下旬を持って一旦終了。でも、狙った読書ペースは落とさずで。

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9月の読書メーター
読んだ本の数:22
読んだページ数:5802
ナイス数:118

代理母、はじめました (単行本)代理母、はじめました (単行本)感想
垣屋美雨さんが近未来を描くとこうなるのか、、という一冊。共感する部分をあれこれ見つけるのは難しいながら、見ようとしていない事実が沢山あるのだなと考えさせられました。
読了日:09月01日 著者:垣谷 美雨

就活ザムライの大誤算就活ザムライの大誤算感想
いまどきのシューカツをエンターテイメントとして描くとこうなるのか・・と楽しませて頂きました。安藤祐介さん初読みでしたので、他の著作に遡ってみたいと思いました。徹朗の活躍を心から願います。
読了日:09月02日 著者:安藤 祐介

おれは一万石 (12)-慶事の魔 (双葉文庫)おれは一万石 (12)-慶事の魔 (双葉文庫)感想
シリーズ第十二弾。もはや小大名家というより私立探偵事務所。地道な捜査を積み重ねる下級藩士の姿は所轄の刑事のようでもあり、マンネリの中で、いつもの登場人物達が活躍する姿が心地よい。
読了日:09月03日 著者:千野 隆司

復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる (講談社現代新書)復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる (講談社現代新書)感想
現代の賢者、出口さんが脳卒中で倒れられるという衝撃のニュースから一年あまり、リハビリがどうなっていたのか気になり手に取りました。さすがの前向きさと合理的な思考。
読了日:09月04日 著者:出口 治明

糖質中毒 痩せられない本当の理由 (文春新書 1349)糖質中毒 痩せられない本当の理由 (文春新書 1349)感想
特別な新情報はないが、脂肪肝は、体重を5%減らせば改善できる・・という記述は励みになります。
読了日:09月05日 著者:牧田 善二

人生ベストテン (講談社文庫)人生ベストテン (講談社文庫)感想
人生ベストテンは思わずやりたくなる魅力がありますね。なんでもない、先も見えない人生の日常が少しいとおしくなるような短編集。
読了日:09月06日 著者:角田 光代

肝を喰う肝を喰う感想
過去の食エッセイの中から魚肉問わず、肝に関するものを集め再編集した感じのキモ入りのエッセー集。それにしても良くもこれだけの肝を喰らってこられたのものだと感心。いや肝心。食魔亭にお邪魔出来るご友人の皆様が羨ましい。
読了日:09月07日 著者:小泉 武夫

おれは一万石(13)-訣別の旗幟 (双葉文庫)おれは一万石(13)-訣別の旗幟 (双葉文庫)感想
シリーズ第13弾。物語の舞台が江戸幕府内の政争に繋がってきて、いつもの小藩の懐事情から少し広がって新鮮。とはいえ、捜査の際の聞き込みのお足の10文の自腹が、、とか、それぐらい出してやってよ、、と切なくなる。
読了日:09月08日 著者:千野 隆司

営業零課接待班 (講談社文庫)営業零課接待班 (講談社文庫)感想
お仕事小説。色々と無理設定も多いけど、接待や会食というのは人間関係を作るための有効なアプローチにはなり得ると思う、なかなか簡単じゃないけど。
読了日:09月09日 著者:安藤 祐介

肉まんを新大阪で (文春文庫)肉まんを新大阪で (文春文庫)感想
食のエッセイ。色々な方の食べ物エッセーを読み比べ食べ比べしていますが、平松洋子さんの書く文章は、温かく美味しい。
読了日:09月10日 著者:平松 洋子

空想居酒屋 (NHK出版新書 643)空想居酒屋 (NHK出版新書 643)感想
食のエッセイ読み。知的な文体から匂い立つ酒と肴への愛。腕を振るうご本人のお姿も涼しげ格好良くて、さぞかしこれまでご活躍されてきたものと想像。
読了日:09月11日 著者:島田 雅彦

被取締役新入社員被取締役新入社員感想
おふざけお仕事小説。話の荒唐無稽な運びはエンターテイメントとしか言えませんが、弱い者へ集団心理がどう働くかをついた設定は鋭くも感じます。
読了日:09月16日 著者:安藤 祐介

やっぱり食べに行こうやっぱり食べに行こう感想
食べものエッセイの流れで。おいしい!の感情と共に流れる原田さんの人となりや歴史を感じさせて頂きました。
読了日:09月18日 著者:原田 マハ

幻夏 (角川文庫)幻夏 (角川文庫)感想
骨太な展開に痺れました。叩き割りとか恨みません調書とか、日本の司法制度はどうなっているのかと不安に。これが初読みなので他作品も読んでみたいと思います。
読了日:09月20日 著者:太田 愛

断捨離流 素敵な出逢いがやってくる モノの捨て方断捨離流 素敵な出逢いがやってくる モノの捨て方感想
書いてあることは一連の著作で毎度一緒なんですが、重い腰を上げるためのクスリとして。この週末、少し身軽になれるように増えてきたモノを減らしたいな、と。なお、断捨離では他人のモノには決して手を触れません、というのも重要なところ。
読了日:09月22日 著者:やましたひでこ

人生逆転FIRE 月収5万円だった「どん底営業マン」が40歳で将来への不安から解放された方法人生逆転FIRE 月収5万円だった「どん底営業マン」が40歳で将来への不安から解放された方法感想
そうか、人生は逆転出来るのか・・と安易に信じられるほど素直になれない中年。ブラック企業からのフルコミッション生保営業でも600万円貯金出来るメンタル、1戸目のパパ経由ローン。ついでに言えば高円寺戸建ての原資は?と思いつつ、やはり自己資金での繰上げ返済投下が重要なのだなと確認しました。(そのための節制した生活)
読了日:09月24日 著者:山田 健二

感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版感想
久しぶりの和田先生。かれこれ30年以上前に「受験は要領」でお世話になりました。自分が感情に左右される生き物だと認め、客観視した上でうまく働きかけたいものだと思います。どうせなら、上機嫌に行きたいし、生きたい。
読了日:09月24日 著者:和田 秀樹

スパイス名人宣言 (日曜日の遊び方)スパイス名人宣言 (日曜日の遊び方)感想
こうして代表的なスパイス30種類!を体系立てて解説されたものを読んだことがなかったので勉強になりました(お腹もすきました)。我が家も和洋中のスパイスを料理では欠かしませんが、まだまだ奥深い世界を覗いて行きたいと思います。
読了日:09月24日 著者:朝岡 勇,朝岡 和子

世界史としての日本史 (小学館新書)世界史としての日本史 (小学館新書)感想
知の巨人、現代の賢者二人の対談っぷりに恐れ慄きます。自身に知の再生産のチャンスは果たしてあるのか。自虐史観と自尊史観が同根である点に納得。日本は特別な国でもなんでもないということを、世界の歴史の中で日本史を位置付けることで実感して行きたい。あ、特別な国ではないけど、世界の中では良い国に生まれたことは感謝しています。
読了日:09月24日 著者:半藤 一利,出口 治明

おいしい日常 (新潮文庫)おいしい日常 (新潮文庫)感想
平松さんの食エッセイを遡り貪り読み。巻末の東海林さだおさんとの対談も良い。調味料を吟味し、老舗を愛し、丁寧に生きている感じが素敵。
読了日:09月28日 著者:平松 洋子

おれは一万石(14)-商武の絆 (双葉文庫)おれは一万石(14)-商武の絆 (双葉文庫)感想
松平定信が発した棄損の令の問題が顕在化するシリーズ第14弾。白河の清きに魚も・・という寛政の改革を詠んだ歌の世界がまさに具現化してくる中で高岡藩は如何にサバイバルするのか、興味深い。
読了日:09月29日 著者:千野 隆司

筋金入りのヘタレになれ (ベスト新書)筋金入りのヘタレになれ (ベスト新書)感想
作家エッセイ。酒場での語りのようなさほど内容に厚みはないが、世の見方にも色々あるよね・・という感じで。なお、ご本人がヘタレかというとそんなことはないと思う。
読了日:09月30日 著者:島田 雅彦

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残り4ヶ月で@68冊。微妙に厳しい冊数が残っているので、ここらで読書の秋を炸裂させないと、、です。10月の目標・・28冊。

■ 22冊(2022年9月)
■ 132冊(2022年)
■ 2,843冊(30〜47歳)