アラフォーの男メシ〜2017夏

妻子が帰国し平日の夜に料理をすることももうなくなりました。有難いことに妻が晩御飯を用意してくれます。

ただ、朝食と昼のお弁当は今後も自己責任なので軽い準備、調理は必要ですし、週末の食事準備は夫婦で分担していく予定。

単身中の自炊画像を整理しつつアップ。

トマトと卵の中華炒め。正式名称は西紅柿炒蛋。ちょっと温かい一品を出したい時にも重宝しそうな一品。酒の肴にもご飯のおかずにも。

これはdancyuレシピで作った方。レシピでまず作り、気に入ったものはその後に自分流に消化していく過程で何度か作ります。

体重増加傾向時は糖質オフも織り交ぜつつ。

RANCHマーケットで見つけた異常にお得なリブアイやサーロインを焼いてみました。Whole Foodsに比べては悪いですが、問題なく食べられるレベル。

すき焼き風。

残ったほうれん草のおひたしでポパイ丼。

ソーセージもたまに茹でたり、残れば炒めたり。

家計と財布に優しいという意味で、タンパク質は肉が中心、それも鶏肉が多かったかな。主にもも肉をチキンカレーとして消費。

1皿目を晩御飯に食べる時もありましたが、基本は平日ランチ用に作っては冷凍し備蓄。ランチもなんやかんや10ドルはかかるので、ちょこっとだけセーブ。

トレジョーの冷凍食品、餃子と焼売は鉄板ですね。単身生活が続くなら買い込んでおきたいレベル。オススメです。

さて、今週の朝食のご飯のお供と、ランチの準備(冷凍したチキンカレーとご飯)は大丈夫かな。朝食は、納豆と卵を主軸に、たまに魚卵が混ざればもう何も言うことはありません。

アラフォーの男メシ、これからは週末を中心に活動継続で。

キャッツ〜ミュージカル観劇メモ

先日のブロードウェイ観劇部活動の第三弾、最終幕はキャッツを初観劇。

かれこれ10年ほど前に劇団四季のキャッツを観に行ったことがあるのですが、その時はさほど感銘を受けなかったんです(申し訳有りません。。)。観劇の経験値が少なかったのと、単純に同時期に観た劇団四季のライオンキングやウィキッドと比べて、話が無い!?と感じたからかと。

日本からの出張者をご案内。その方も学生時代にブロードウェイで観て以来だから30年ぶりだなぁ・・何も覚えてないよ、と。ロンドンの初演が1981年、ブロードウェイが1982年、、本当に古典ミュージカル作品ですね。はたして、この数年の観劇部活動がどう働くのか・・

入り口でフィイスペインティングをやってます。うわぁ、上手い!!(きっと本当の美術の方でしょうか)そう、自分もフェイスペインティング見習いです(→新米フェイスペインター

筆運びや、どんな画材を使っているのだろうか、、としばらく見入ってしまいました。(はよう前に進めと促される)

キャッツは、猫達が都会のゴミ捨て場で歌と踊りを繰り広げる、、という群集劇的なものなので、あまりそこに筋や意味を求めてもいけないのだろうと思い、ただ目を見開き目の前の世界を楽しむことに集中してみました。

幕間ではステージ上を解放しており、初めてのブロードウェイのステージデビュー!? 思ったよりも狭いし、少し斜めになってます。よくこんなところで踊れるな・・・

(演じている方々の視点)

気がつけばあっという間。メモリーのメロディーに涙を誘われるのはお約束として、やはりブロードウェイという世界最高峰の舞台だからなのか、単に自分の目が少しばかり肥えたからなのか(10年前より肉体は確実に肥えてます)、10年前の劇団四季の観劇の記憶とは全く違うレベルで楽しめました!

何が楽しかったのでしょう(自問)。

まずは踊り、というかバレエのレベルが高い!そして歌うまい!鍛え抜かれた肉体が舞う姿を目で追いまくり。主に白い猫(Victoria)のお尻と、赤い猫(Bombalurian )の胸を視線の拠点にしたのは言うまでもありません。

そしてその愛くるしい表情と、強い目線、しなやかな動きに虜になったのがSillabubを演じたJessica Cohenさん。もうたまらん・・。本日のベスト猫。

WHO’S WHOによると、これがブロードウェイデビュー。他の殆どのメンバーと同じバレエ出身の人なんですね。(このCATSの前にAn American in Parisの全米ツアーに出ていたというから、ひょっとするとうちの奥様達がヒューストンで観ていたかも。)

いつまであるかわかりませんが、→彼女をインタビューした30分のラジオ番組があったので視聴しちゃいました

(猫じゃなくても美人)

声も可愛く聞こえる、歯切れの良い語り口が更に魅力的。是非、今後の彼女の活躍も応援したいですね。とりあえず、もっと前の席を取ってCATSをまた観に来るか・・・

ドラクエXI、はじめました

ドラゴンクエストXIはじめました。冷やし中華じゃなくて。

妻の呆れ顔を感じつつ、5月に一時帰国した際にぬかりなくLAWSONで注文しており、発売日に引き取って持ち帰ってきてもらったんです。(ありがとう、ありがとう!)

もう手元にあるので少年のようには、がっつかず、妻子が寝静まった深夜におもむろにプレイ開始。

おなじみのオープニング、レベルアップや攻撃時の効果音、そして漂う雰囲気。この30年であらゆる面でゲームの開発環境は進化しているのにも関わらず、さほど変化していないかのように感じさせるマンネリ感は水戸黄門的。(実際は凄く進化してますが)

つい最近までヒゲの白髪のおっさんと一体になってハードな世界を旅していたので(→ウィッチャー3最高)、違和感が凄いです。大人向けのハードボイルド小説の後に、絵本を読み始めたぐらいのギャップ。なんだ、この幼児感。

少々居心地が悪いまま1時間半ほどストーリーに流され、ようやく導入部分(プロローグ)をへて、正式な物語のスタート。オープニングロールには痺れました、これは格好いい。

ストーリーの流れに今後の展開が期待できます。現在の世界のRPG愛好家にウケるかどうかはまだ不明ですが、これはこれでジャパンが切り開いてきた王道RPGゲームの世界。

つかみの部分を見るだけで、かなりやり込み要素もありそうなゲームシステムのようですしレベル上げも純粋に楽しめそう。(ウィッチャーは無数のメインとサブのストーリーを追うのが主で、レベル上げの要素などはありませんでした。)

楽しみに待っていたのは僕だけではないようで、発売わずか2日で200万本以上を売り上げているのだとか。

(笑ったネット記事、ネタか)

どうせ少しずつしかプレイできないので、ひょっとすると年内一杯はドラクエが中心かもしれません。まだ、ウィッチャー3の拡張パックも未プレイですし、ペルソナ5もあるのでストックは十分。

2017年7月の読書ログ

前月の読書ログのラスト、「よし、7月こそ・・読むぞ」の自分の言葉を頭をかきながら読んでしまった、7月の読書ログレポ。

ま、趣味的な要素もあるわけなので、強制ではなく自然体で。

7月は4冊ほど、ジャンル違う中でかなりのオススメ本と出会えました。まずはアメリカを知る為の2冊。

 

 

「ブラックストーン」はプライベートエクイティの歴史を学ぶのに絶好の良書。(→ブラックストーン

「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」は、いまや日々、当たり前のように利用しているAmazonというモンスター企業の歴史、創業者であるジェフ・ベゾスを知るための格好の一冊。そう言われると、あまりAmazonについては、AppleやGoogle、Facebookのようには知らないかも。当初はネット上の本屋でしたからね。

彼が幼少の頃ヒューストンで育って当時から天才児だったなんてことも、これまで知りませんでした。育ての父親はオイル&ガス業界の方ですし。

うってかわって、オススメ小説を2冊。

 

ためしに読後の感想を書いてみたのですが、面白い本とはいえ、面白そうに紹介するのは難しいものですね。

■ →蜂蜜と春雷

■ →七帝柔道記

 

イタリアから日本を見つめる塩野さんのエッセー。僕も一応、米国から日本を見つめているはずですが、果たしてこのような含蓄の言葉を吐けるかというと、いやはや。。やはり国家の盛衰というものを、歴史を調べ、その物語をつむぐことで見えている何かがあるのではと思います。

 


戦略思考を学ぶ本を二冊。大活躍されている元同期の著作と、大前さんのなんと処女著作。これが日立の技術者からマッキンゼーのコンサルタントに転職されての初の著作の新装版。もう40年前の著作ですが、いまでも色あせない鋭さが随所に感じられます。

人生は計画的に・・・はつまらない言葉だと思いますが、なにごとにも戦略的に取り組むこと、思考することは必要だと思います。

 


美味しいものに出会いながら、こんな文章が書ける人生を送りたいものです。

 


とりあえずドラゴン桜を娘が読める歳になったら、さりげなく置いておくところからはじめるか・・・って、その頃は東大に行く意味も薄れているかも。。

 

米国にいるからこそ、あえて客観視してみたい日本の近現代史。太平洋戦争関連もまだ未読の積ん読になっています。

 

読み応えのある本達が多かったので冊数としてはわずか13冊。でも満足度は相当高かったです。

30歳から、年間200冊読むのを50年続けると一万冊・・・ということで立ち上げてみた一万冊プロジェクト(→一万冊プロジェクト)。間違いなく、公開減量生活と並ぶ、死ぬまで終わらない僕の人生二大プロジェクトです。

最初の30代の10年では1,678冊でした。続く40代の10年でも1,500冊は目標に掲げたいと思います。おそらく今が一番時間が取れない時期。そして50代は少しギアをあげ2,000冊へ。

きっと60代から70代は年間2,500冊読めるぐらい時間がたっぷりあるでしょう。但し、心配なのは時間があったとして、それだけの読書量に耐えうる体力があるか、知的好奇心を維持できているかどうか・・。

■ 95冊(2017年)

NYで焼き鳥〜YAKITORI TOTTO

和食の中で好きなジャンルといえば、まずお寿司が筆頭ですが、焼き鳥もかなり上位。(焼きトンも同じぐらい大好き)

ただ、焼き鳥も焼きトンもなかなか米国では美味しいものには出会えません、というか、ちゃんと本格的にやっているところは少ない感じ。美味しい鶏や豚はいると思うのですが、下処理にやたら手間かかりますし、焼きトンの内臓系にいたっては流通で鮮度を維持するのが難しいからだと思います。

NYで過ごした週末、以前トライして満席で断念した焼き鳥のお店に行ってきました。

■ 焼き鳥トット (YAKITORI TOTTO→公式HP

開店時間17時半少し前についたのですが、既に開店を待つお客さんの列・・・! なんとかギリギリでカウンター席に座れたのですが、少々受付の女性と一悶着。

1時間後の18時半から予約が入っているので1時間以内に出るのが条件というのです。こんなカウンターの隅の席に予約の人を通すの?と思うのですが、そうだと。単に1人客をいびっているだけではないかと疑いましたが、さもなければ1時間から2時間待ちだ、と高圧的な姿勢なのでやむをえず着席。

うわー、グレープフルーツサワー!久しぶり。(でも1杯10ドルだと、全然庶民値段じゃない)

少々、肉のポーションは小さめでしたが、焼き加減はばっちり。ひざなんこつ、せせりやはつもと、ソリレスなどの希少部位も軒並み焼いて頂き、大満足。

時間を気にしながら急いで食べていたのですが、隣の空いていた席に同じく1人客の方が遅れて着席。日本人の方でしたので暫し独りの時間を楽しまれたのを見計らい、質問。

「18時半までと言われました?」「いいえ、特に何も・・」

そこで担当のサービスの女性にあらためて、僕に時間のしばりがあるかを伺うと、いぇいぇどうぞごゆっくり・・との反応。あの受付女性、単に単価低そうな1人客をさっさと回転させようとかましたなぁ、、

気分切り替え、心と腰を落ち着け、生ビール、熱燗と飲みはじめ、あれこれ焼き鳥を頂きながら隣の方と談笑。予定の19時半までカウンターで存分に楽しむことができました。(20時からミス・サイゴン開演だったので・・)

カウンターでしっかり飲んで食べて、お会計150ドル。近所のミシュラン1つ星の鳥心と同じ値段(→鳥心@ニューヨーク)あちらはコースと飲み物の値段だけで150ドルなんで、もっと高価ですけど。さすがどちらもマンハッタン価格。

酒蔵、蕎麦トット、ラーメントットと、グループ各店舗には大変お世話になっており、味は折り紙付。でも今回はあの受付女性の高飛車な対応には疑問符をつけさせて頂きます。(他の席に予約客をもし通したのなら一言告げるとか・・。)

でもカウンターの独り客はやっぱり小一時間で自主的に退店すべきなのかなぁ、、(はしご酒する次の店がないですが)