陽気と国境

カリフォルニアのサンディエゴを初訪問。さすが冬でも温暖な気候と、西海岸特有の陽気な雰囲気にテンションUP。

米国人にとっても住みたい街のランキング上位という話に納得。
気候が良くて食べ物も美味しくて、こちらまで陽気になれそう。

(お目当ての寿司を食べに・・高かったけど美味しかった)

サンディエゴからは陸路で国境を越えメキシコのティファナに。わずか車で1時間ほどの距離ながら、貧富の差が映し出して街並みが激変。

つい数年前はティファナの警察とマフィアが激しい銃撃戦を行い市内にも死体が転がっているようなとんでもない状態の時もあったそうですが、現在は治安も落ち着き暮らしも穏やかになってきている様子。

相変わらず国境越え手続きの非効率な感じは解消されてませんが。国境という見えない線を境にして、あちらとこちらで全く異なる暮らし。島国の日本ではなかなか感じられない現実に少し考えさせられました。

初秋刀魚

日本人として秋の秋刀魚を食べない訳にはいきません。
でも今年は・・・一匹も食べてない!

(まずはココロを落ち着けるために一杯の純米吟醸)

そんな事実を、ラストオーダー直前に飛び込んだサカグラにて気付きました。あぶない、あぶない。

(秋刀魚の塩焼き@マンハッタン)

秋刀魚といえば、最初は500円ぐらいが徐々に100円に近づくのが旬の価格。勿論、NYまで旅して頂いてますのでお店での売値はまさかの14ドル。(え?)

大事に大事に・・・一瞬で頂きました。
大根おろしに醤油というだけで舌が小躍りします。


(ジャパニーズマジック)

カウンターの隣の米人夫婦が感心して見ておりました。
漁師のひ孫ですから。

秋刀魚のはらわたの苦味とこの純米酒がまた合うんですよね、くぅぅ。そして、自家製の烏賊塩辛で白米を頂き今夜を締める幸せ。

ジャパニーズ@マンハッタン。

カツ丼と魔女

国連前からブロードウェイに向かって歩く。限られた時間の中で、進行方向で検索にひっかかったのがコチラ。

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(5番街そばのカツハマにてロースカツ丼)

そう、ニューヨークに降り立つと休む間もなく開演時間が迫っている状態。でも昼ご飯抜きだったので、何か食べないと、でも折角だから・・と。

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(四季の中でも大好きだったウィキッドをブロードウェイにて初観劇)前回はアラジンを30ドルの格安券で鑑賞しましたが(→アラジン)このたびは150ドルにて事前購入。

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(舞台がめっちゃ近い!いい席でした)

ここのところ予定が立て込んでましたが、3時間ほど無心となって世界に没入。米国で観るウィキッドは一味も二味も違うカタチでココロに響きました。

ミドリの肌への差別、動物への虐待など、弱者への攻撃。それぞれの正義のカタチがぶつかりあうストーリーは米国ならでは。そして何回もこの作品を観てしまうのは、やはりエンディングが好きだから。本日もちょっと幸せな気持ちを抱いて劇場をあとにしました。

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(人気のないマンハッタンの五番街を歩ける小さな幸せ)

こうした充電が明日の活力となります。

サウスバウンド

久しぶりにどっぷりと小説の世界に没入できた快作。

サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)/角川書店
¥596
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サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)/角川書店
¥555
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この親父の生き方、格好いいなぁ・・・きっとウザいけど。2006年の本屋大賞2位、映画化もされてる(邦画なんで観れないかなぁ、、)。

元過激派の父親が起こす大騒動、そして家族の絆。父親目線をもてるようになると世界の感じ方にも幅が出てきます。
本作以外の濫読作品もいつものようにメモ。

町長選挙 (文春文庫)/文藝春秋
¥562
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東京物語 (集英社文庫)/集英社
¥670
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おいしいコーヒーのいれ方 (1) キスまでの距離 (集英社文庫)/集英社
¥432
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おいしいコーヒーのいれ方 (2) 僕らの夏 (集英社文庫)/集英社
¥421
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明日のマーチ/新潮社
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東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと/東洋経済新報社
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世界怪魚釣行記/扶桑社
¥1,620
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例によって雑多な感じで。


(ワタシにも本読んでくれ)

家族到着で読書時間の確保は難しくなりましたが、100冊は年内にいけそう。やはり通勤時間は偉大な読書時間でした。

■ 82冊 (2014年)

水族館とマイケルと若作り

少々前の話ですが、ある地元企業の設立数十周年パーティーに参加。これが思いもよらぬ素敵なセッティングだったので備忘録。

なんと閉館後の水族館を貸し切ってパーティー会場に@ニューオリンズ。めちゃくちゃクール!(料理もなかなかのレベル)

そして外の会場では野外ライブまで、さすが音楽の街。

(やはりアースウインド&ファイアーとかマイケルで盛り上がりは最高潮に)

70年台、80年台のPOPSで盛り上がるあたりが本日のパーティーの主客層を反映。自分も洋楽POPSは社交ダンスアレンジながら繰り返し刷り込まれてるので・・

気がつけば後輩に「・・仕事忘れてませんか?」と心配されるほどダンシング。普段はどこかに格納しているダンサースイッチがONになった模様。

「馬鹿野郎、パーティーに招待され喜んでいる姿を踊りで印象づけてるんだよ!」

ホント、何事もモノは言いようです。

10年前はきっとパーティー・ガールだった美魔女系ご婦人に誘われセンターへ。ひとしきりノリノリに踊るのにお付き合い。

すると、彼女が「わたし、実は50歳なの。」と告白してきて、ニヤリ。なので「あ、僕も40歳ですよ。」と軽く答えると、あちらビックリ。

東洋人の童顔ぶりをなめて頂いては困ります。