夕学五十講も十五夜目・・が先週後半にありました。
講師は注目の若手社会学者、古市憲寿さん。
現在、東大の博士課程というから、28歳ぐらいですか。若者の生態を描き出した著作が評判になったことは聞いてましたが、まだ未読でした。
本日は若者論ではなく、起業という切り口で日本の社会を分析して頂きました。色々と新鮮な視点(だれもが知っていたとしても)での語り口、良かった(面白かった)。
■ のびたにだって起業できた (起業家大国だった日本)
■ サザエさんというセレブ一家
■ 豊かな起業忌避社会
自分の場合、かつては憧れの職業であったサラリーマンという身分を幸運にも頂いており、日々、大企業の中で企業家のように働くことを求められている訳で・・・はい、何も文句ありませんです。 (明日からもっと一生懸命働こう)
しかし、観察者として社会を見つめる視点を持つ学問って興味深い。新書レベルですけど、よく若者論を語る社会学的な本にも手を伸ばしてます。
社会学というのも、今後理解を深めたい学問の分野かも。土台になるのは、広範な知識と、実地での地道な調査ながら。
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自分はいまや若者の1人というか、、幸せ感じる1人の中年(若めの)。でも、まだ人生にあきらめてないというか、あきらめてはいけないように感じています。
さて、これってどう考えればよいのかしら。(何言っているのだと思った方は是非古市先生の著作をどうぞ、かなり面白いです)
■ 79冊 (2013年)
■ 夕学五十講 13/15