恒例の職場のスキー合宿に参加。
土曜の朝7時に東京駅集合というのはゴルフ並のハードシップ。無事に全員ここまで辿り着いただけで既にキセキ。
30後半ともなれば上から数えたほうが早い年次ですが、この7年間ほど毎回参加しています。今回も若手達と一緒に雪と戯れてリフレッシュできました。
それにしても年々減り続けるのがスキーヤー比率、殆ど絶滅危惧種です。初日は1年ぶりのスキーを堪能したのですが、2日目にとうとう決断。
■ 37歳にしてボードデビュー
正確には大学の時に一度だけ試したところ、短時間で百回ぐらいこけて「二度とやるか!」と決別した過去。なまじスキーが得意なだけに同じ雪面で雪だるまになるのが耐えられなかったか、それっきり。
ところが今回の合宿では、初めてや2、3回目でも果敢にボードに挑戦する若手の姿に触発され、自分が得意なもの(スキー)に逃げ込み、挑戦する気持ちが萎えているような気がしてきたのです。
人生2回目、15年ぶりぐらいのスノーボード。 (まずはきかたから・・・)おそるおそる乗ってみたのですが、これが意外といけました。 (むしろ、才能あるんでは!?)
勿論、スキーと違って何度も転がりましたが、ターンもあっさり出来ました。15年前の感覚など覚えているはずもないので、なぜ今回は1回目と違って上手く出来るのかを考えてみました。
結論としては、体力は落ちてますが、カラダを操作する脳の力がはるかに向上していたのではないかと。スキーとボードの違いは、板が二枚が一枚になるところ。さらにつま先が谷側にあるスキーに対して、ボードは横向き。
体重移動の為に左右に踏み替えをするスキーのイメージを、ボードでは前後に切り替えることが必要。
このイメージの切り替えが、あらかじめ簡単に脳内でスムーズに出来たことがおそらくKSF。きっと30半ばに数年、ダンスを理詰めで練習した事で、カラダを動かすイメージ力がついたのかも。
若い頃は量と感覚でやっていたことが、そうもいかなくなりますから。とかく挑戦心が衰えがちな中年世代に飛び込む中では本日のボード挑戦は良い成功体験。
この要領で、今後も新しいことに挑戦できそうな気がしてきました。テニスとか水泳とかマラソンとか・・・あ、ゴルフの才能はどうやらなさそうですけど。