ぶらり、クアラルンプール

本日は丸一日クアラルンプールで自由なんで、リュックに本を詰めてブラブラ。移動手段は勿論、徒歩中心で(イスカンダルとの関係もありますので)。

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まずは宿の近所のインド人街を南に向けて歩いてみます。サリーやらカーペットを売る店がごっちゃりある中を、インドの軽快な曲が流れてます。

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イギリス統治時代の名残を感じる、スルタン・アブドゥル・サマド・ビル。現在は最高裁判所として使われてるそうです。

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2つの川の合流地点に立つ、市内最古のモスク、マスジッド・ジャメ。タマネギ形のドームやアーチはムーア時代の様式に影響をうけているそうな。

南国マレーシアに、イスラムとインドの雰囲気が流れているのがエキゾチック。それにしても道行く人も、中国系、マレー系、インド系、本当に様々な多民族国家。

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このあたりから中国人街に突入。世界のどこでも存在感のある中国人って本当に凄い人達です。

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関羽様が祭られている関帝廟。まさか関羽も、日本をはじめとする沢山の子供達にまで有名になるとは思わなかったはず。

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セントラル・マーケット内で面白そうなもの発見。これって例のお魚さんでは・・・10分135円ならやるっきゃないと、足をドボン。

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ギャハハ・・・信じられない勢いで魚達が足に群がります。僕のダンスや水虫で剥けた皮を貪る魚達を見ながら、軍隊蟻に襲われたらとかを想像。

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足もツルツルになったところで、2階に上がってランチ。ナシ・レマという庶民料理です。ココナツで炊いたライスをオカズが取り囲む感じ、これも美味しい。

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このお店は映画プロデューサーのオーナーが李香蘭をイメージして造り上げたとか(るるぶ調べ)中国アンティークの調度品が店内にはたっぷりつかわれております。

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続いて中国人街のはずれにあるチキンライスの人気店でランチをはしご。それにしても、どんな路地裏でも地図さえあれば辿りつける自分の感覚はたいしたものだと自賛。

こちらは、蒸し鶏もうまいんですが、蒸した際に出るスープと、そのスープで炊いたライスが絶品。お値段も、豚のローストを付けてもたったの270円、庶民派グルメ万歳。

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食後に2時間の足裏マッサージ休憩で体力回復した後は、モノレールを乗り継ぎタワーを目指す。ペトロナス・ツインタワー、大都会の象徴ですね。ケルンの大聖堂にそっくり。

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巨大なショッピングモールには思いつく限りの世界のブランドが揃ってます。もう、見るだけで僕なんかは購買欲が萎んでしまいました。

オープンスペースでピアノ生演奏を聴きながらビール片手に読書するという贅沢も満喫。いよいよ本日の最終目的地の新鮮魚介の有名店に突入。(結局、食べ物かい・・)

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オーストラリア産の活けロブスター、1尾でかるーく1万円以上・・却下。日本産の干し鮑、1個でかるーく1万円以上・・やっぱり却下。

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おぉ、タイガー大びん(not 魔法瓶)、久し振りだねぇ。(ベトナムでライセンス生産されていたので、僕にはおなじみのラベル)

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四角豆の炒めもの、大好き。(そういえばタイへ旅行した時に四角豆のサラダを食べたなぁとか覚えている自分が怖い)

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そしてお目当ての、花カニの炊き込みご飯(~800円ぐらい)。

カニの良い味が蒸し上げたお米(もち米おこわ系)にしみわたり、なんともトレビヤン。しょうしょう早いですが、ここで結論、クアラルンプール、いやマレーシアは旨い!

次回以降はボルネオ、ペナン、ランカウイ、マラッカなどを攻めたいものです、できれば誰かと一緒に。。(美味しいモノの感想をシェアしたいし、もっと種類を食べたい)

さて、今からチェックアウトしてシンガポールに移動しまーす。朝ご飯は空港で何食べよう、麺かなー、米かなー。

人生38カ国目はマレーシア!

昨日の宣言通りというか予定通り、旅に出ました。(今週の平日5日間で夏休みをとったんです)

いつもと同じ通勤時間に、逆方向の電車に乗るってなんだかワクワクしますね。前夜はさわやかにアッキー、マリオと祝杯をあげてそのまま寝落ちしましたので、朝パッキング。

今回は1人旅ですので身軽に機内持ち込みサイズで出かけることに。旅の目的地は、夏休みの計画のとおり、まずはマレーシア!

マレーシアの首都クアラルンプールに2泊して、水曜にシンガポールに移動して1泊。 木曜夜の夜行便で帰国し、そのまま週末を後輩Hデのいる長崎に行くという欲張りプランです。

今回初めての国、マレーシア、シンガポールに行けば、残るアセアンはブルネイとミャンマー。歳の数だけ新しい国に行ってみたい(50歳で50カ国)プロジェクトも順調に進行中です。

2004年7月のドイツ駐在からの帰国以降、この5年間で訪れた国を並べてみると・・

27カ国目・・ベトナム

28カ国目・・タイ

29カ国目・・ラオス

30カ国目・・カンボジア

31カ国目・・中国

32カ国目・・メキシコ

33カ国目・・ロシア

34カ国目・・台湾

35カ国目・・カナダ

36カ国目・・フィリピン

37カ国目・・グアム

38カ国目・・マレーシア

39カ国目・・シンガポール(予定)

こうしてみると割とバラエティに富んでいる気がしますね。ベトナムの10か月、中国(上海)の1か月をのぞけば、数日~2週間程度の出張・小旅行です。

本田さんの著作にもありましたが、手っ取り早い非日常体験は海外に行ってしまうこと。まさにその通りだと思います、いやおうなしに普段活用していない部分の脳が刺激されます。

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入国手続きをしたり、両替をしたり、市内までの交通手段を考えたりするだけでも脳はフル回転。

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出張時は安全と時間を買ってエアポートタクシーなどを選択しますが、今回はあくまでプライベート。できるだけ公共交通機関を使って動くのが僕の1人旅のルール。

市内までは高速鉄道でわずか30分。そこからモノレールに乗り換え街並みを楽しみながら宿まで。住所から最寄駅を割り出し、あとは人に聞きながらの小探検。

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安いホテルは地図にものってないし、一般人にも知られてないのが面倒なところです。そんな時はまず近所の高級ホテルに行って、そのドアマンに道を教えてもらうのが必殺技。

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クアラルンプールはさすがの大都会ですね。

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でも、1本入るとこんな屋台通りが広がっていたりして、アジアの喧騒が素敵です。

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ま、今日のところは、ガイドブックにのっているレストランのバーカウンターに落ち着きました。オープンエアーのご機嫌な店で、生演奏を楽しみながら、冷えたビールを傾ける幸せったら。

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マレー系と中国系が融合してできたニョニャ料理の一品、ニョニャ・ラクサが今晩のお目当て。マレースパイスとココナッツミルクの取り合わせが絶妙なお味!

明日の作戦を立てる為にバーテン氏から色々話を聞いたり(なぜかビールを1杯おごってもらう) 足マッサージを受けて気持ちよく寝込んだりしているうちに、終電逃してタクシー帰り(・・なんとなく、日本にいる時と行動パターンが近い気が)

明日からの旅レポートもご期待?下さい。

最近の濫読

すっかりお気に入りになった池井戸潤さんの著作をまとめ読み。

いずれも銀行を舞台とした、とってもリアルなサラリーマン社会を描いた小説。いやはや、自分も普段サラリーマンごっこ?をしておりますが、悲劇というか喜劇というか。

就職活動中に、銀行というか金融にはまったく興味をもてずに現在の会社に潜り込みましたが、大学時代は経済学部で金融論のゼミに入っていたので、ゼミ仲間は殆どが金融です。

ちょっとしたきっかけがあれば自分も銀行で働いていたのかもしれないなぁと思うと、なんだか不思議な感じがします。

新規事業系の話が2つあって、ひとつがインド、ひとつがインドネシア。見事にインドは先輩に拾って頂いてネシア担当に。(安堵)

インドは未踏の地ですけど、ここではビジネスはやりたくないなぁと本書を読んで確信。もちろん百聞は一見に如かずで、いつかは自分の目で見に行かなくてはいけないんですが。・・・まだ自分には早いかな、と(笑)

最近、寝坊気味だと思ったら理由が今朝分かりました。

家に引きこもり気味ののめさんが言っていたんです、お前の目覚まし毎夕6時に鳴ってるぞって。大事なことは、早く教えてください。

このペースは・・まずい、まずいぞぉぉ。

120/200冊

C級戦ラスト

とうとう迎えたC級戦、久し振りに前夜寝付けなかった気がします。朝5時起きで早すぎるという話でもありますが。(受付が7時~)

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考えてみると、今回でC級戦に挑戦するのも・・7回目。(昨年4回、今年3回、パートナー3人目)試合までの減量には失敗しましたが、燕尾は新調、今度こそと気合をいれました。

パートナー様が知り合いや高名なダンサーに会うたびに、いかに僕のダンスがひどいかというネガティブ情報を仕入れては報告してきますので参考にしつつも、本日は自分の踊りに集中。

1次予選1位通過、2次予選12位通過、3次予選1位通過、4次予選5位通過・・・迎えた勝負の最終予選(24組)、ここで上がれば準決勝。

前回はここで取りこぼした訳ですが・・会場の沢山の友人達の歓声に感謝しつつ踊り切り、なんとか準決勝進出、これで年度末B級への昇級ゲット。

しかし、準決勝は気合いはあったものの体力は枯渇し、踊りもかみ合わずフラフラに。あんまり惜しくない感じの9位で、僕の最後のC級戦が終わりました。

念願のB級昇級をやっと決めた嬉しさと、この先の競技生活をあまり思い描けない残念さと、なんだか色々な思いが渦巻いた一日でした。

リアルにブログに、友人の皆様方には沢山応援して頂き本当に有難うございました!気持ちの整理も兼ねてちょっと旅に出てきます。

<2009年の戦績>

4月 DSCJ B級スタンダード 2位(50組)
5月 JBDF C級スタンダード 準決勝(7位)(238組)
5月 DSCJ B級スタンダード 2位(63組)・・年度末統一級A級
5月 JBDF B級スタンダード 2次予選(78組)
6月 JBDF 日本インター   2次予選(141組)
6月 JBDF 北海道インター  準決勝(7位)(24組)
6月 JBDF C級スタンダード 最終予選(217組)
9月 JBDF C級スタンダード 準決勝(9位)(206組)・・年度末財団B級 ←イマココ

 

根本的な問題

リーマンダンサーズカテゴリ的には重要事件でしたので、サラリとメモしときます。この1か月ほど練習がうまくいかず(ダンス以前の部分で)もやもやしてたのはご報告の通り。

ところがこの日は1か月ぶりぐらいに、パートナーさんが以前のように口を聞いてくれたんです。もう、嬉しくて嬉しくて、アッキー、ユッキー、マリリンと飲みに行っちゃいましたよ。

そしてルンルン気分でパートナーさんにメールしたんです、土曜日の練習時間を決めたくて。

大笑い 「今日の練習は楽しかったです、*ありがとう。土曜日の練習の時間は午後2時で・・・略」

*注: (ようやく練習の時に口を聞いてくれて)

ところが目を疑う返信が。(ほぼ原文そのまま)

「ありがとう、じゃないでしょう?根本的に勘違い?甘え?があると思います。今日みたいに、個人の姿勢的な練習をカップル練でやるのは非常に時間が勿体無い。できなくても間違っていてもよいから、もう少し自分自身でやらなきゃいけないこと、やりたいことをよくよく整理して自分なりにとことんためしてごらんよ。いつも言っているけど、級の予選なんて99%ぐらいリーダーだけなの。パートナーはよほど見苦しく足を引っ張らなければ存在してればよいんだよ。だから落ちたらあなたのせいだし、優勝すればあなたの手柄なの。それをよく考えて自分自身のレベルを底上げする必要があるんじゃないの? 練習した結果が競技会でどう出るかなぁ♪、ではなく、こういう結果をだしたいと思ってそのための練習をしなければ遠回りしている間に歳とっていくだけだよ。」

よく骨が折れる瞬間の音の響きが自分では聞こえるといいますが、なんか小さな音が聞こえました、ポキッって、ココロの支柱が折れる音。

根本的なところで、コミュニケーションは成立していなかったことに気付きました。そして、日曜日はC級戦な訳なのです。