「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いなのか。あなたならどうやって答えますか?
A 「どっちも大事だよ。」
B 「仕事なんだからしょうがないだろう。」
どっちを選んでも、きっとうまくいかないでしょう。(正解は本書中にあります)それは、この女性が感情論理で質問をしているため。いくら理性論理で答えようとしても、けっしてかみ合うはずがない。
「どうしていつも時間を守れないの?」
「なぜちゃんと勉強できないの?」
このての質問は全て仲間、感情論理によるものです。さらに、なじみのあるフレーズに置き換えるならば・・・
「どうしてPPで肩をあげるの?」
「なぜちゃんと股関節を使わないの?」
これも典型的な感情論理によるもの。踊っている時に肩をあげたいはずもないし、股関節は使いたいに決まってる。このような質問には既に論理のかけらもありません。論理的且つ前向きなメッセージを相手に伝えたいのならば、
「PPで肩があがらないようにするには、どうやって踊るといいんだろうね。」
「このまえの練習ではもっと股関節が使えて踊りやすかった気がするわ。」
とかが模範回答になるはず。感情理論をぶつける女性が本当に求めているのは、相手の気持ちであり、愛情。男性はいちいち、論理の綻びをつく必要もないし、腹を立ててもいけない。
いやぁ、勉強になりました。議論で負けて人生に勝つ。必要な時は議論でも勝つ、これですね。
「わたしとダンス、どっちが大事?」
「ダンス。」
(ダメな回答例)
74/200冊