「食べある記」カテゴリーアーカイブ

ランチは未来食堂に決めた

東京で働き出して4ヶ月目。サラリーマンのランチといえばサラメシですが、自分のサラメシの型が固まってきました。

働き出して直ぐは、毎回違うお店を開拓してみよう・・(→サラメシ連載はじめます)という自分企画をたてたものの、昼の時間も限られており、急ぎのランチはお弁当を連発することに。

ところがお弁当にも正直飽きがくるので、どうしたものか・・と考えている時に運良く出会えたのが未来食堂。

もともと、その独特の食堂ビジネスモデルが注目されあちこちで話題となり、自分も帰国したら是非足を運びたい・・と注目していたのですが、

お店の場所を調べると・・まさかの新しい職場の至近。

そのトンがったビジネスモデルについては、詳しくは・・こちらの本を読んで頂ければ未来食堂ってなんなのか?が店主の手により余すところなく説明されておりますので、ここでの説明ははしょりますが・・・

簡単に言うと、入店さえ出来れば待ち時間はほぼゼロの、毎日日替わり定食一択な定食屋さん。

好き嫌いのほぼない自分には毎回今日は何が食べられるのかなぁというワクワク感につながる仕組み。席に座った瞬間にサーブされます。

おひつに入った美味しいご飯が自由に盛れるので、その日のお腹の空き具合でご飯の量を調整出来るのも有難いところ。

だいたいは待っている方がいるので(ランチで4.5回転を目指しているお店なので)、食後のお茶を飲んでホッと一息ついたら直ぐに退店。かかる時間は・・入店から数えても15分程度。(お店にいる時間はほぼ純粋に食べている時間、待ち時間なし)

デスクを離れてから、再びデスクに戻るまでの時間が30分以内で、温かくて美味しいランチを頂けて、これで800円。(初回のみ900円でその後は何度でも100円割引・・)

ということで、一人でのクイックランチは(弁当ですませたいような急ぎの時は)常に未来食堂一択。誰かを誘って出かける時間がある時は新店開拓を進めていく・・ということに。

美味しくて早い、そして色々新しい、がそろった未来食堂を社食づかい、これって贅沢です。

六本木の割烹で山菜尽くし〜旬の味 いち

先日、米国の友人KCAさんが日本出張の際に声をかけてくれてオススメのお店にご案内頂きました。六本木のはずれにひっそりと佇む感じがおしゃれ・・

■ 旬の味 いち(→食べログHP

落ち着いた店の雰囲気に期待感を高めながらコースがスタート。

突き出しからの・・驚きの・・

山菜の盆盛り!

長野や新潟の山菜たちが様々に調理されて豆鉢のうえで宝石箱のようにディスプレイされていて凄い、美しい・・

こごみ、カタクリ、あづきなにうるい。あけび、うど、行者ニンニク、姫皮に筍・・ほとんど分かる、、というか、実家の食卓にも登場したなぁと思うところが自分の育ちを表している気が。

このお造りの下の台がまた凄い・・

たらの芽の天婦羅ラブ。

山菜鍋を堪能し・・

ほたるいかと筍の土鍋で〆。

盛り付けが上品で素敵で、まずは目を楽しませて頂き、続いて味を堪能して・・と満足な時間に。

ドリンクのサービスの方の対応もとてもプロフェッショナルで素晴らしく、この日はワインを楽しみましたが、日本酒も色々ありそう・・と隣のテーブルの方々のチョイスをチラ見。

まさかの隠れ家割烹にて、隠れる必要のない中年のおっさん二人での楽しい宴席となりました。(KCAさんの次回来日までに自分も色々発掘・準備しておかないと・・)

帰宅途上で確認するとミシュラン一つ星。まだ見ぬ美味しいお店が東京には沢山沢山ありそうだなぁ、そのうちの幾つかは今後出会えるかなぁと楽しみに思いつつ・・帰宅。

エピキュールが5周年〜藤春シェフとの再会

2016年以来となる広尾のフレンチ、エピキュール再訪。今やすっかりケアリングフードの第一人者としてご活躍されている、我らがF料理長こと藤春シェフ。昔はF料理長としていましたが、オーナーシェフですから今後は藤春シェフで統一。

ちょうど米国に赴任する時にオープンでしたので、5周年を迎えたばかり(→EPICURE・・になりたい)。新婚の後輩夫婦の門出をお祝いしたくて帰国早々にお邪魔させて頂きました。

私も詳しく説明できるほど理解出来ている訳ではありませんが、お客さん一人一人のアレルギーや食事制限、ベジタリアンやヴィーガン、宗教的制限から好き嫌いの嗜好まで丁寧に汲み取ってオーダーメイドで対応頂けるのがエピキュールが提案するケアリングフード(・・でいいのかしら)。

私も自身の身体を鑑みながら謹んでオーダーさせて頂きました。「まずは美味しいもの、プリン体多め、ちょっと糖質制限、あとマンゴーアレルギー(以上)」と!

そして並んだランチのコースがこちらです。

どうでしょうか、大満足なボリュームなようでいて、どこか食後感が軽い部分があったりと不思議な感じ。アミューズに続くあん肝のムニエルは相変わらず絶品でプリン体満載でしたが、様々な仕掛けが各皿に施されており、バターや生クリーム満点の古典フレンチとは完全に別モノ。(その分、苦労も多いと思います)

健康と美味しさの両立。難しい・・と諦めず、信念もって挑戦を続けられている藤春シェフに本日も力を頂きました、感謝。

次回は家族連れでお邪魔出来ればと思います。

サラメシ連載はじめます

ランチをのぞけば人生が見えてくる、働くオトナの昼ごはん、それが・・サラメシ!

NHKの人気番組、ランチを通したヒューマンドキュメンタリーの形を借りて私も5年ぶりの日本でのサラリーマン生活を追いかけてみたいと思います。あ、勿論、仕事ではなくランチ部分だけです(励行出来ているはずなんですが・・周囲の皆様からはブログに仕事のことは書くなよと念押し頂きます)

仕事始めの先週、今週は・・

アジアン料理屋でタイのガパオ、量多め。

立ち食い蕎麦で天ぷら蕎麦、うーん、いまひとつ。

老舗の天丼。良い店の天婦羅はやはり美味しい。

安定の餃子定食。(小ビールありますが、これは土曜)

羽田空港でかけそばに九条ネギをどっさりと。

移動中にコンビニで買って、公園でパクリ・・

社食的なところやお弁当は割愛。こうしてみると糖質、揚げ物率高し、野菜少なめ。どれも千円以下というのが米国に比べるとコスパ高いです。

中ほどの天丼は神保町の老舗はちまきのもの。昭和6年創業、多くの文豪が通ったのだとか(江戸川乱歩や井伏鱒二が常連とは・・歴史を感じます)私は800円の天丼を選びましたが、1,500円の穴子海老天丼が人気だとか。この中でのベストランチはココ。

当面、外にランチに出る時間がある時は常に新しい店にトライ、というのをマイルールでやってみたいと思います。時間がゆるせばサラリーマンの行列が出来そうな人気店も攻めたいですね。

果たして自分のランチ画像からどんな実態が炙り出されるのか。少なくとも食べ物の好みは再確認出来る気がします。2週に1本ぐらいのペースで連載開始。

和心すだち〜鯛めしに和の心

連休中、雪が谷大塚の小料理屋和心すだちを3度目の再訪。

→2016年の初訪問では毛蟹の土鍋飯
→2017年の再訪時はそら豆と筍ご飯

・・さぁ、今日はどんな土鍋ご飯が〆に・・(ワクワク)

(パパママ、またあらためて東京でお世話になります!)

娘達には恒例の豪華お弁当・・そして大人コースは・・

(いきなり日本酒が欲しくなる前菜・・)

プレミアムモルツからの早々に冷酒シフト。

この贅沢な刺身盛りの連続。最初が絶品おこぜの薄造りとその仲間達(皮や内臓)。続いて旬の魚や貝が。。ウニとか最高。。

お椀で心を落ち着け・・

牛ランプ肉炙りを頂き、再び小鉢で心を落ち着け・・

魚と筍の焚き物・・

山菜の揚げ物・・ときて、

いよいよ本日の土鍋飯が登場。

今日は鯛めしですか!

ここで土鍋飯の王道が登場、和の心を再確認@すだち。

しみじみと優しいダシの味と淡い鯛の風味。さすがにお腹いっぱいで1杯頂いた残りは持ち帰ったのですが、長女が美味しい、美味しいと沢山食べていたのが印象的。やっぱり美味しいモノはわかるのか。

それにしても日本の食材の豊かなこと。海に山にとあちこちから集められた色々な食材がこうして繊細な料理に仕立て上げられるのですから、凄いもの。(すごい手間をかけて)

滅多にできない贅沢をさせて頂きました。
お父さん、ご馳走になり有難うございます。