夕学五十講の第23夜は、ダイバーシティー・デザインの可能性。
講師はデザイナーの坂井直樹先生。
数々の大ヒットを生み出してきたインダストリアルデザイナーであり経営者ですが、つい最近までは慶應SFC教授として教鞭もとられてきたそうで、見事な講義。
(宇宙生物的デザインのアサヒガニ)
ここでいうダイバーシティーは、市場そのものと、作る人両方のダイバーシティー。ダイバーシティーという手法を活用しなければ、イノベーションは起きないとのご主張。
ダイバーシティーによりコンフリクトが発生し、その結果生じたハングリーがモチベーションに。・・・というストーリーがどう実際の現場で作用するのだろうかと色々想像しながら拝聴。
それにしてもデザインの歴史がわずか100数十年とは知りませんでした。デザインって身近でお世話になっている割には理解できてないことを実感する120分。
こうして知らないことを知る、自分は何も知らない、という学びの機会はつくづく大事。
■ 夕学五十講 20/23
夕学五十講、第22回は次代のリーダー育成をテーマに。
講師は完全全寮制の中高一貫校である海陽学園の校長をつとめられる中島先生。
トヨタや中部電力、JR東海などの中部地方の財界が中心になって設立した私立学校。欧米のパブリックスクールなどをお手本とした全人教育の場を目指す試み・・・
全人教育とは、基礎学力と人間力を育成すること。
つまるところ、エリート養成学校です。
(魚卵エリート養成中)
全寮制ですから生徒の殆どの時間を管理したうえで、主要教科は公立校の2倍の勉強量。社会や文化を学ぶイベントなども豊富で、結構魅力的な学生生活にもみえます。
設立からまだ7年、2期しか卒業生を送り出していないので評価はこれからでしょうが、日本が次世代をになう若者の教育の場作りに真剣になることは誠に結構なこと。
いまのところ男子高なので娘はおくりこめませんが、息子がいたら考えてしまう??と思っていたら、6年間の授業料が1,800万円と聞いて断念。
人間力の育成は家庭が責任を持って行い、基礎学力は公教育で十分!・・・と言いたいところですが、果たしてどこまでできるものか。(現時点で既に娘の教育に殆ど参加できていない不安)
本日の講義も、親になる前と、後では、随分聞く側の心構えは違ったのだろうな。すっかり、自分の子供の教育問題として捉えてしまいました。
■ 夕学五十講 19/22 (仕事都合で3回欠席)
夕学五十講、第二十夜。
本日の講師はコラムニストの小田嶋隆さん。
そういえば購読中の日経ビジネスオンライン版で、よくコラムを読ませて頂いています。その他にも沢山連載を抱えているそうで、コラムニストという生き方、興味あります。
(ベトナム麦わら帽子女性とガブローシュ・・・?)
結局、モノを書く秘訣とは・・・・書くこと、書きまくること。これはきっとコラムニストだけではなく、ブロガーにとっても同じことなんでしょう。
やっぱり実戦に勝る経験の場無し、ということか。自分の経験というフィルターを通すことで目の前の事象をどう切るかのモノカキ視点。(そして消化したことを編集して、こうしてブログという形でネットを介して垂れ流し)
文章を書く力というのは、仕事でも、それ以外でもきっと必要な力。こうしてブログを更新することも、自分コラムの執筆のようなもの。
すぐ滞り勝ちになりますが、それでも誰かには細々読んで頂けることに感謝して、、コツコツ書き続けてみようとの思いを新たにしました。
そうですね、とりあえずは月間10,000PVぐらいを目指そうかな。
人気ブロガーと言われる基準の100分の1ぐらいから。
■ 夕学五十講 18/20
(最終講義が近づいてきました)
夕学五十講、第十九夜目。
本日の講師は楽しみにしていた安藤美冬さん。
(このあと10分後に予防接種が迫っているとは知るまい)
ツイッター、ブログ、著作に情熱大陸と見てきて、とうとうご本人を拝むことに。どこまで自由を追求できるかが、自分の人生を賭けた一大実験と言い切るアラサー女子。
なんだか大丈夫なのかなぁと思うノマドな世界でもあるのですが、今後が気になります。きっと色々誤解はうけやすいと思うのですが、やはり応援したいと思います。
■ 100万人の中の1位の作り方 (100x100x100)
100万人の中で1番を目指そうという話が面白かった。その為に100人中で1位になれることを3つ持てば良いという視点は斬新。
一歩外の世界に出る、現在地を確認するために。
人生を自分で切り開くために、自分から発信していくこと。
自分の場合、危険な道は選んでませんね。人生でそのような選択ができたのは30歳のときだったかなぁ、今思えば。
あの頃も相当悩んだ気がするけど、自分なりに選択してきた結果が今。だから、やっぱり魅力ある人の人生を眺めながらも、自分の人生を生きるしかない。
心配せずとも、誰でも皆、個性的。
魅力あるかは各人次第。
■ 夕学五十講 17/19
夕学五十講も十八夜目。
本日の講師は演出家の宮本亜門さん。亜門さんといえば、ネスカフェの上質を知る人・・・どまりだったのですが凄いお方。
クリエイティブな発想の凄みを間近に感じ、現在に至る半生を興味深く伺いました。
■ 新しく見たことのないワクワクを発見、創作し、多くの人に届ける
宮本亜門さんのミッションだそうです。響くなぁ。
(我が家のガブローシュと演出監督)
演出家として、さまざまな異なる人々を集めて化学反応を試みるリーダーシップ。死を見つめて過ごして成長してきた少年時代と繊細な感性、そしてとにかく熱い。
亜門さんが関わったミュージカルか舞台を見に行くことをやりたいことリストに。ウィズの再演を待つか、徹平のメリリーに行くか、妻と早速作戦会議しなくては。
■ 夕学五十講 16/18
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。