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満足化人間

「選択のパラドックス」という現象があります。

選択肢が多いほど自由に選べる可能性が広がり、より充実度が高まるはずだという考え方は、自分を含め、多くの現代人に信じられれていると思います。

ところが、バリー・シュワルツによると、これは幻想であると断じています。選択肢が多いことはかえって人々の幸福度を低下させているのだと。

彼の分類によると、世の中には、何でも最高を追求したい最大化人間と、ほどほどで満足する満足化人間がいるそうです。

最大化人間は選択肢が増えるとつぶさに観察し、より良いかを観察しないと気がすまないが、満足化人間はいったんそこそこの選択肢を見つければ、選択肢が増えても気にしないそうで。

性質的な判定では、明らかに最大化追求の傾向が見受けられる部分ありますが、総じて幸福度が高い満足化人間になって人生を謳歌したいという強い欲求があったりもします。

自分自身の初期値をどのようにフレームするか、これこそが大事なのだなぁと思います。就活しかり、婚活しかり、パートナー探ししかり、自分探ししかり。

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水がコップに半分しか入ってないと思うのか、半分も入っていると思うのか。人は同じ内容をみても、状況や理由によって違うように受け取るもの。

ちなみにこの場合は、ビールが半分しかコップに入ってないが僕の回答です 大笑い

<参考文献?>

この新書はかなり面白いです。人間って、つくづく合理的には行動しない存在なのだなぁと改めて実感。

既にスベりまくっているので今更何ですけど、個人的にも、社会学的にも興味あるテーマです。

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自己肯定感

精神科医で有名な香山リカ先生の講演を聞く機会がありました。

現代とは自己肯定感が目減りしやすい社会だそうです。自己肯定感が不足すると心が風邪をひいたりする、それが鬱病です。

対策としては、優先順位をしっかりつけて、イヤなことは距離を取って物事を対象化する。休みをしっかりとって英気を養い、自分自身のメンテナンスをきちんとする。

自分からつぶやいてみる、「俺って頑張ってるよなぁ。」そして、周りの仲間も褒めてみる。「君って、○○だよね!」(○○は良いこと)

やっぱり人を褒めることができる人の周りには、その人を褒める人も集まるはず。褒め上手は、褒め上手を惹きつけるのかもしれません。んー、できそうな、簡単にはできなさそうな。

思ったことは口に出すほうだけど、意外と素直に褒めるのって苦手だったりします。これは・・・意識的に実践を通して「褒め力」は鍛えるしかないですね。

コツコツと経験値を稼いでレベルをあげないと。

という訳で、最近僕に褒められた方。それは、ひょっとするとレベル上げ中の僕です。(でも、嘘褒めはしてませんよ)