「独学のススメ」カテゴリーアーカイブ

2013年11月の勉強会

先月はお休みしたので2ヶ月ぶりの勉強会。(先月は飲んだだけ)
インプットを加速する貴重なアウトプットの場。

(皆でお勧めTED視聴)

せっかく1回5千円ほど払って聴講している慶応MCC夕学五十講を活かすべく、印象に残ったことを伝えようとするのだけど、気付きとかって直ぐ消えていきます。

■ 楠木建教授 経営センスの論理

■ 澤上会長 長期投資のススメ

今更ながら英語って標準装備しなくてはいけないスキルだよねと確認をして、こないだNHKの放送でみて感銘をうけたTEDを皆にお勧め(強制視聴)。

(メグ・ジェイ「30歳は昔の20歳ではありません」)

この話を30代でみると「あわわ・・・(もう手遅れか。。)」となりますが、当然今からだって出来ることありますので、そこまで悲観的にならぬよう。

このプレゼン、事前に2回観て、全文のスクリプトを英語で確認したのですが、やはり英語だけで視聴すると大事な単語がいくつか自分の語彙には無い。

語彙力UPはやはり英語力UPに直結してそうなことを今日も実感。あとは、スティーブ・ジョブスのプレゼンを皆で観て感想を交換。

面白かったTEDを勉強会で紹介するのはなかなか良いアイディアです。視覚や聴覚を刺激しますし、議論のきっかけになります。

僕の校長先生

本日の夕学五十講。
講師は三浦雄一郎先生。 テーマは、人生はいつも「今から」。

冒険家、プロスキーヤーとして有名ですが、やはり最近のエベレスト登頂の快挙。それも70歳、75歳、そして今回80歳での世界最高年齢登頂記録です。

(僕の場合は3歳ぐらいで親父に背負われて初スキー)

僕にとっての三浦先生は、札幌オリンピックの会場となった手稲ハイランド、ここのスキースクールの校長先生というのが小学生からのイメージ。

小学生の頃から何年も放り込まれて、中学2年の時に埼玉に越すまで、毎冬の滑走日数は35日以上でした。(北海道は冬休みだけで25日あるので)

今思うとよくも冬休み中毎日毎日飽きもせずスキーしに雪山に通ったもの。でもあの経験が僕に自信と根性をつけてくれたのは間違いないので両親には感謝。

■ 目標(生きがい)をもつことの大切さ
■ 気力、体力が重要
■ 自然の中での親子関係づくり
■ 攻める健康法、守る健康法
■ 世界への好奇心
■ 不安を感じたらじっくり待つ(体力を回復する)
■ 次は85歳でチョ・オユー(世界6番目の高さ)からスキーで滑降

もうアラフォーごときで歳だと言っているのが恥ずかしい。久しぶりの校長先生の授業にガツンとやられました。(スキー以外習ったことないが)

講演終了後の著書サイン会の際に一言挨拶したんです。
「小学生の時分に何年も手稲のスクールでお世話になりました。北大の後輩です。」って。

そしたら、「東京で頑張って働いているか?」と力強く声をかけて頂きました。握手してくれた手が温かったなと思いながら、生徒として後輩として感激。

なんといっても、あれで80歳ですよ、80歳。

まだ半分にも満たない38歳の若輩者としては大いに刺激を受けました。今週は買い込んだ著作を読み返しながら、再度感慨にふけっています。

高血圧、高血糖&不整脈の私でも、エベレストに登れた健康法 (magazinehouse poc…/マガジンハウス
¥840
Amazon.co.jp
三浦家のDNA (実業之日本社文庫)/実業之日本社
¥560
Amazon.co.jp
私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか (小学館101新書)/小学館
¥735
Amazon.co.jp

■ 140冊 (2013年)

モテない人は商売のセンスない?

夕学五十講の後期がいよいよスタート。
前期はパスポートを購入しましたが、後期は受講券をバラ買い。

第一夜にあたる佐藤優さんの講義は会食とぶつかりなくなく断念。本日の第二夜を楽しみにしておりました。

(丸の内に再び定期的に通うことに)

講師は一橋大学大学院の楠木建教授。
「ストーリーとしての競争戦略」をじっくり読んだのは1年半前。

禿頭にがっしりしたカラダ付き、なんだか海老蔵似の眼力が格好良い。見事なプレゼンテーション力、さすがストーリーを語るだけあって話が上手!

■ 戦略とは違いをつくること
■ 理論はなくとも論理はある
■ スキルではなくセンス
■ センスとは因果論理の引き出しの質と量
■ 何をやらないかを決める
■ 苦手や不得意なものに着目する
■ 読書とは情報・知識のインプットではない、対話
■ 数字ではなく筋

これをつながりをもってストーリーとしてワクワク語っていくには?自分の中にあるかもしれないセンスをどうやって発掘し伸ばすか。いろいろヒントをもらえた気がします。

講義の終わりにはすっかり楠木ファンになってしまい、迷わず新著購入。サインを求める列にならんでしまいました。

経営センスの論理 (新潮新書)/新潮社
¥777
Amazon.co.jp
■ 130冊 (2013年)

リベラル・アーツへの投資効果

2013年度上半期、慶応丸の内シティキャンパス夕学五十講受講。

(タコは入っていないタコライス)

半期25講義のうち、21夜を受講できましたので中々の出席率。
(やむをえずの会食、海外出張などで4回参加できず)

受講費用は最終的に1晩5,000円。満足度が高かった講義もあれば、それなりのものも。特に印象深かった講義TOP 5をあげるとこのあたり。

■ オイシックスの高島社長
■ トレンダーズの経沢社長
■ 作家の橘玲先生
■ 経営学者の三宅先生
■ 地震学者の大木先生

与えてもらった気付きを思い起こしているとかなり費用対効果は高かった気が。2013年度後期は、パスポートではなく受講券をばら買いして受講しようかな。

直ぐに役に立つといわれるようなビジネス知識やスキルは直ぐ陳腐化する時代。あえて中長期の視点で自分を耕すことも必要でしょう。

今頃・・と言わず、思い立ったとき、それこそ今でしょ、で。

教養としての地震学

来週は所要あるため第二十四夜目にして、最後の夕学五十講前半戦。テーマは「教養としての地震学」、講師は大木聖子先生。

最初にことわっておきますが、情熱大陸で拝見して以来の一ファンです。美人過ぎる地震学者、としても有名。

注目すべきは・・・学部は、なんと、北大理学部卒。(その後、東大の院で博士号を)あの北大のキャンパス内を、それも理学部なんていうド理系な世界に彼女が存在したとは。

これだけで熱く語れて、ご飯三杯ぐらいいけるのですが、圧倒されたのは別のところ。地震学者の一人としての強い使命感と、東日本ではやり切れなかったという深い後悔。。

僕もちゃんと自分の大事な人達に今日の学びを伝えなくてはいけないと思いました。

■ M7クラスの直下型地震はいつでもどこでも起きえること

■ 1分以上の揺れは津波を想定して直ぐに高台に避難すること

■ 想定外は想定できないのだから、失ってはいけないものを考えること

さっそく我が家にもどって、落ちてこない、倒れてこない、移動してこない、の確認しないと。そして、木造30数年一戸建ての我が家の耐震補強で打てる手はあるのだろうか。

(絶対に失ってはいけないもの、ちゃんと想定できてますか?)

聴衆の一人一人の心に訴えかける見事なプレゼン。間違いなく今後の日本をひっぱる女性リーダーの一人なのだろうな、と確信しました。

印税は全て震災孤児に寄付されるという著書も迷わず2冊購入。
夕学前半の最後を飾る素敵な学びでした。

■ 夕学五十講 21/25
(全体の振り返りはまた後日別途)