3ヶ月のグロービス通いも三分の二が終わる、セッション第8回。
今日も元同期のA君と会えてちょっと話が出来ました。いまや大学院のクラスを持っているA先生ですからね、格好いい。(グロービスに転職されたのです)
本日のケースは「JALの破綻」について、でした。失敗事例からの学びは非常に大きいものがあります。(たいがいは成功のあとに失敗が訪れます)
(機内食より何倍も美味しいうちの奥さんの弁当)
JALの経営は、何を、いつ、どこで、誤ったのか?答えは最初から現場にあったのだが、誰もがそれを直視しようとしなかった現実。市場の変化に対して、なぜ正しく反応できなかったのか。(優秀な方が沢山いたでしょうに)
どうして否認というものが起こるのか。
- なぜリーダーは「失敗」を認められないのか―現実に向き合うための8の教訓/リチャード S テドロー
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今回のセッションの課題図書。沢山のエクセレントカンパニーがその後の否認から失敗する事例を集めており非常に面白かったです。同じことは、我が身、我が組織にも起きているのではないか。
クラスに参加する多くの皆さんが同じことを思ったのではないかと思います。最近すっかりファンとなったちきりんさんのブログ「その船を、いつ降りる? 」も課題に併せて響きました。
こちらは個人としての否認の格好な事例。 (クラスには元長銀の人もいます。。)やはり、目の前の変化、現実にどう向き合うか・・・受け入れるか、実は否認していないか。
そして・・・沈む時には、その前に自ら泳ぎだそう。
■ 026冊 (2012年)
早いものでグロービスもセッション7回目。
本日のケースは「変革を続ける旭硝子:EVAの実践」、組織変革における管理会計がお題。こうした失敗事例から学ぶケースに取り組むのも面白いものです。
改革もあんまり欲張ってやりすぎちゃいけないんだなぁとしみじみ実感、ちゃんと社員がついて来ないと。
(お稲荷さんもあまり米を詰め込みすぎてはいけない)
○VAという指標も鳴り物入りで当時は各社で導入されましたが、すっかり最近は人気も下火に。やっぱり計算が難しくて変数要素が多すぎるものさしは馴染まなかったのでしょう。
ただ、あとづけで批評するのは簡単でも、自分がその立場であったら一体何が出来るのか。軽く考えたところで答えは出ないのですが、答えがない、あるいは幾つもあるのが現実。
こうして考えるきっかけを与えてくれることもグロービス通いの効用の一つかも。(それだけ普段考えていないのかも・・・)
グロービスも折り返しの6回目のセッション。テーマは前回からのファイナンスの続きと、ウエラン製薬というケース。
(木曜日はデスクにてケースを読み返しながら愛妻弁当を頂きます)
税務上の観点からグローバルな用地選定を考察するというケースなのですが・・・つ、つまらん。。
マーケティング担当とか税務の担当が登場してきてそれぞれ自論を述べるんですけど、、全くストーリーに共感出来ない。 だいたい、アイルランドか欧州大陸のどこか、とかアバウトすぎです。
税務の観点だけでそんな重要な意思決定がありえるはずがなく、もっと適切なケースを選定すべきかと。でも、5回、6回の講師のY先生の講義は大変興味深く、著書も購入したいと思いました。
講義後は、クラスほぼ全員参加にて22時半スタートの懇親会。
前週にKさんと2人飲みしつつの企画が早々に実現しました。
Kさんの呼びかけにこたえ、次々とメーリスで参加表明されるクラスメイトの皆様を眺めつつ、やはり若者(相対的に)が幹事しないと飲み会すらはじまらないことを実感。
せっかくの出会い(縁)ですので、積極的にクラスメイトの皆様とも交わろう。
本日は、27歳の息子がその気になったらグロービスに通うお金援助してやってもいいなぁ、と父親の顔をちらりと見せてくれたIさんの言葉に胸がキュン?としました。
グロービスの5回目のセッションは、ファイナンス。
ファイナンス的な考え方は生活の中でも重要と感じさせる素晴らしい導入の講義でした。結局、大事なのはキャッシュ。
キャッシュがどれだけ入ってくるのか、現在の価値にしたら幾らなのか。会計上の利益なんて不確かなものですからね。演習でマンションやらパンダの現在価値を計算してたのですが、気が付けば自分の不動産鑑定に。
(MAIたんのお家の現在価値はいくらですかねー)
ところで、自分自身の現在価値は・・・?
月曜と火曜の2日間、異業種交流の社外研修に参加。3社から集まった同年代20数名のメンバーで一緒に経営戦略のケースに取り組みました。主催はグロービス。
最近すっかりグロービスっ子になっています。
今回取り組んだテーマは3つ。
■ クラウンコール
■ 上海サントリー
■ EMIのCTスキャナー
おかげで金属缶業界のことや、上海のビール市場での攻防、CTスキャナーについて突然詳しくなりました。それ以上にこの2日間の研修は自分を客観視する良いきっかけにも。
やはり均質的な世界で過ごす時間が長くなると思考に癖や傾向が出てくるものだと思いました。自覚が出来ているのならよいですが、あまりに無自覚なのはちょっと。
宿題がしんどかったけど、参加できて良かったです。それにしても職場の皆に「異業種交流」って伝えたら予想通り皆ニヤニヤ。
合コンじゃないですよん、と。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。