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米国生活の家計簿〜固定費編

米国生活も3年目に突入。

これまでの2年間でぎりぎり2,000ドルの黒字ですので、今後逓増の一途をたどるであろう教育関連出費を考えると、ここらで生活コスト増を抑える手綱をキチンとひかなくてはと思います。

というわけで、まずは固定費の大項目の分析から。この中で少しずつでも減らせるところを見つけられると大きいんですよね。多分難しい気がしますが。。(最初から弱気・・)

■ 家賃(築35年の平屋170m2、3ベッドルーム)

これから2年間の契約満了後の更新交渉を迎える家賃ですが、5%UPの月額2,100ドルで手をうつことで家主様とは事前打診ずみ。月に100ドルの上昇とはなりますが、そのかわり老朽化している古い冷蔵庫を新品に替えてもらうことをカウンターしてます。

一番大きい部分ですが、ここは下げる余地なしか。むしろ契約期間を通常の2年ではなく3年とし、これ以上の上昇の可能性はないように交渉してみることで良しとしましょうか。

■ 水道光熱費

水道、電気、ガスなども大きく安く出来る余地がないような気がします。節水、節電に取り組むのは性格的にも億劫ですし。。しいていうならば、夏場のエアコンの設定温度を少し高めにする、冬場のヒーターの設定温度を少し低くする、シャワーを早めに切り上げる、、ぐらいを心がけるぐらい。3つ合計で月200ドル、年間2,400ドル程度です。(一戸建ての割には安いという話も・・家が米国的には小さいので)

■ 通信費(ケーブルTV&ネット&妻携帯)

これが2016年度の重要課題。5月のAT&T契約の更新時にケーブルTVは完全解約してインターネットのみにしようと思います。ケーブルTV、殆ど観ていないので。月150ドル近くかかっている請求も半分程度になるのでは・・と期待!これで年間800ドルの削減という皮算用。果たしてうまくいくかしら。

■ 車(リース代、ガソリン、保険)

我が家の車2台のうち、1台は買い切りですが、2台目はリース。(→米国生活でお勧めの車2台の組み合わせ

このリース代の月額300ドルが少しでも安くなるのであれば助かるのですが・・リース契約期間は残り1年半。再リースの場合は当然安くなる??と思っていたのですが、ネットを眺めるとどうも必ずしもそうとはいえないようで。むしろ高くなる選択肢しか取れない場合の想定も必要かしら。ガソリン代は既にめちゃ安ですので、これ以上の削減は期待できず。

上昇を恐れていた自動車保険ですが、昨年とほぼ同レベル、年間3,000ドルでの更新見積もりが届きました。ホッ。

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■ 教育費(主に次女)

次女のプリスクール学費が現在は週2回で約300ドル、夏から週4回にして月額700ドル。いずれ4歳となって、長女と同じく学費無料の公立小学校のプリキンダーに入るまでの辛抱・・。あと2年半か。遠い。。習い事も現在の各々月額100ドルぐらいがまだまだ増えていくとして考えておかないといけないですね。これは抑制対象ではないので、まぁ、このままで。

こうしてみていくと、やはり、食費、エンタメ、美容・衣服・雑貨の3つの大きな変動費カテゴリに切り込んでいくしか改善余地はないようです。

さて、どのように進めていきましょう。(個々の変動費編に続く)

米国生活で電気が止まる?

電気料金を滞納して電気を止められる期間って日本だとだいたい3ヶ月ぐらいらしいですが(遅収の期間を過ぎてから2ヶ月程度が目安?)、米国で未だに信用状態が低い外国人の自分の場合はもっと短期間のようです。

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(娘達よ、甲斐性のない父親でスマン)

自動支払いでクレジットカード払いを設定して2年弱、今迄なんの問題もなかったのですが、先月末になぜかカードが使えず不払い。即ワーニングレター発信。このレターが発行されてから10日以内に支払いしないと電気を止める、との厳しいご通達。(もう3日ぐらいしか残されていない!)

封書は僕が中身を確認して選り分ける役なので、平日出張で家をあけてる場合は週に一回程度の頻度での確認。直ぐに気がつかなければ、あやうく留守中に電気が止まるところでした。(もっとちゃんと連絡して欲しいもの、メールも来ていないし。)

暑い時期に空調が止まると大変ですし、夜、明かりがないと現代人家庭ですので困ります。慌てて支払いを別カードで一旦かけて一安心。・・というところで気が付きました。

■ 連続期限内支払い記録が消えた

Bounce Energyという会社と自分は電気供給の契約をしているのですが、毎月支払い期限内に料金払い込みを継続していると節目節目で何かしらの特典があるのです。あと5ヶ月で、連続24ヶ月期限内支払いでの1ヶ月電気料金フリーを目前にしての権利失効。

電気料金は月に80〜100ドルですからこれは勿体無い! ということで早速カスタマーサポートに、「ムキキーーー」という思いを冷静に英語でしたためてメールをしたところ(毎月の自動支払いを設定しており、このクレジットカードについては他の支払いでは問題が起きていないにもかかわらず今回突然に不払いだと整理されるのは甚だ遺憾である、うんぬん。)、1週間ぐらいしたところ、何の返事も無く継続記録が復活しました。

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何事もゴネテみるもんだな@アメリカ(あるいは世界中)。

こうして少しずつ日々鍛えられています。

使途不明金処理

米国赴任以来、ドル口座の記録用にZaimというアプリをいれてクレジットカード利用履歴などを時々まとめていたのですが・・

現金払いの昼食や夕食、それ以外の支出で色々と記入もれがあったようで、2014年4月から2015年12月までの累計の使途不明金が何と・・

■ 8千ドル

いやー、適当な家計管理でスミマセン。反省しつつ一旦落として、アプリ上と実際の口座残高を合わせておきます。

(日本への一時帰国でも相当支出、こちらは円口座から)

まぁ、日々の細かいお金の動きはよいとして全体像を掴んでおきたいところ。だいたい整理が出来ました。

年末時点でざっくり手元に12,000ドル!
日本からの持ち込みが10,000ドル!
借金は残り28,000ドル!(ここまで20,000ドル返済)

ん・・ということは、プラス2,000ドルの累積黒字!
・・・いばれる内容じゃありませんが。(いまだ借金あるので)

あと3年ちょいで借金を完済し少々のドル資金を残すのが目標。旅行や帰省の費用はあくまでドル収入の範囲で賄う方向で。

来年から次女の教育費が発生する部分で家計へインパクトありますが、教育は最優先な投資ですので、そのぶん何かを削ります。

妻と懐具合を相談しつつ、やっていきたいと思います。

ユナイテッドの奴隷

ヒューストン生活2年目。
ユナイテッドの奴隷生活も2年目。

(我が家の絶対君主の一人)

1年目は各社のサービスの違いを自ら体感してみようと、ユナイテッドのみならずデルタ、サウスウエスト、ジェットブルー、USエアウェイなどそれぞれ利用。

幾つかの航空会社を試しましたが、選択肢の多さはやはりユナイテッドが一番。(過去に合併したコンチネンタル航空のハブがヒューストンだった為)

そのかわりサービスレベルは・・・。(いわゆる代表的な米国のサービスレベル)定時運行というものからは程遠いところで営業しております。

できることといえば、利用を集中しマイルを獲得することでステータスをあげ、低いながらも、その中では相対的にマシなサービスをうけること。

1年目は2.5万マイル以上のシルバー、そして2年目はギリギリ年末に5万マイル以上を飛んでゴールドのステータスに!(日本一時帰国の甲斐もあり)

しかし、ゴールドになっても搭乗グループはNo.2からNo.1にならないことを最近知ってしまい少々盛り下がっています。(更に上のプラチナになる必要が)

5年目はとにかく全日空にマイルを振り代えていくとして(その翌年は日本ゆえ)

あと2年間は引き続きユナイテッドの奴隷を予定。ゴールド達成後の次の目標はクレジットカードを出来るだけ活用してのマイル獲得。

米国生活4年目の妻子夏休み帰省を貯めたマイルで実行するのが目標。最初は28万マイルあればと思っていたのですが、日程の自由度なども考慮すると

確実なのは、15万マイル x 3人分の45万マイルでした。現在とうとう25万マイル、残りは20万マイルです。シルバーからゴールドの昇格で獲得ボーナス率が上がるのが助けになるかしら。

気がつけばすっかりユナイテッドのマイルの仕組みにもこの1年半で詳しくなり、まさに彼らの思う壺です。(奴隷的ロイヤルカスタマー)

■ 2016年~UNITED GOLD
獲得マイル累計は25万マイル(あと20万マイル)

漂流する前に貯金しとく?

以前も書きましたが貯金は苦手です。(→貯金をしよう?

その日暮らしの江戸っ子ほどではありませんが楽観的な道産子。ところが少し前に出張先でつけた日本チャンネルで観たNHKスペシャル。

キーワードは「老人漂流社会」。


(我が家の次世代)

やはり注目すべきは、こんなはずじゃなかった、でしょうか。
もう少し想像力を膨らませるために以下の関連書籍もチェック。

下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)/朝日新聞出版
¥821
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老人漂流社会/主婦と生活社
¥価格不明
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漂流老人ホームレス社会 (朝日文庫)/朝日新聞出版
¥648
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最初から老後破産を喜んで迎える人はいないでしょうから、何か計算が狂ったはず。そもそも、ある程度の不覚的要素に対する備えが足りなかったという面もあるか。

我が家計はただでさえ高収入貧乏の罠にかかりやすいゾーンに一応いますので普段から身の丈以上の暮らしへ背伸びしていないかの自主点検が重要。

おかしな見栄をはってると、介護や病気一発で自分達も漂流開始かもしれません。そもそも娘達が小さいので教育費が遅れて発生することも要注意。

もろもろ考え合わせ、現時点では海外ゆえ投資もままならないことを考えると、やはり貯金をきちんと計画的に行うしかないとの至極当たり前の解が目の前に。

年収220万円の32歳(男)が1000万円貯めた方法 impress QuickBooks/インプレス
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今までドル収入の範囲で暮らせればよいか・・ぐらいで軽く考えてましたが、よく考えるとすでに日本から不足分として合計1万ドル引いてるんですよね。

まずは、これをドル収入から返すのがファーストステップ。次いでドル収入からの支出を絞り米国での貯蓄開始でしょうか。なかなか手強いですが、漂流したくはないので早めに対応開始です。

日本の年金制度が問題だとか、老後社会のあり方がどうだとか、
感じ方や受け取り方は人によって様々でしょうけども、自分の場合は、自分(達の)将来の姿にしたくない、この一点。

■ 173冊(2015年)