先日、こちらの副社長さんの研修を受講したので講義後に名刺交換をしてちょっとお話したところ、早速、代表の方の著作をプレゼント頂きました。(デキル方は反応が早い。。)
色々面白かったのですが、特に気になったのはここ。人の行動の基本は、must、can、willの3つというくだり。
■ 私は踊らなければいけない(must)
■ 私は踊ることができる(can)
■ 私は踊りたい(will)
この3つが揃った時に人は最高のパフォーマンスが発揮できるそうです。(本の中では「仕事」を例としておりましたが・・willがかきたてられませんでした)
ついつい、must(~しなければならない)にガチガチに支配される仕事や、can(~できる)で見通しが立つことに流されがちになりますが、一番大事なのは、やはりwill(~したい、やりたい)を感じることができること。
飲みたい。
寝たい。(モデルは夏休みの長崎で大変世話になった後輩Hデ)
・・・最後は、お約束の踊りたいで締めるつもりだったのですが、土曜午後はアカデミーでのお見合いにやや気疲れして、その後はサークルまで辿り着けず帰宅。
■ 冬は鍋を食べなければならない。
■ 私は鍋をすぐに用意できる。
■ 鍋を囲んで酒を飲みたい。
さて、友人の皆様、我が家で一緒に鍋を囲んで飲みましょう。(果たしてあなたのWILLをかきたてますか?)
■ 162/200冊(2009年)
プレゼンテーション研修を受講したのですが、導入部分でやった演習が面白かったのでご紹介。名付けて、言葉のヒゲ退治
ヒゲというのは、「えー」とか「あのー」とか、「で、」とか、無意識にでる繋ぎ言葉達。とにかく与えられたお題に対して、30秒間ヒゲなしでしゃべり続ける訓練スタート。
あ、いきなり僕から・・お題は?・・「コーヒー」
「私はコーヒーが好きです。・・えー、なぜならば・・」
ドボン
想像以上に難しいゲームでした、一発合格は15名中1名だけ。失敗した人は立たされたまま、全員が座るまで続きました。
でも、その後も1:1で演習を延々と続けていると段々とコツがつかめてきました。まずは、お題を瞬時に自分のものとして取り込んで、客観的には語らないこと。
どこかモノゴトを客観的に語ろうとすると思考スピードが会話スピードに追い付かれます。演習自体も、30秒が60秒に伸び、お題に対して賛成or反対の立場を表明し理由を述べるなど、
だんだん高度なものに進んでいったのですが、練習の成果って凄い。結局、1日のうちに殆どの人がヒゲぼうぼうの状態からスッキリつるつるでしゃべれるように。おまけに1分で3つの理由を述べる訓練も相当身に付いたのです。
(ケース)
お題:「あなたはマンション派ですか?一戸建て派ですか?」
回答:(僕の回答例)
「私はマンション派です。理由は3つあります。1つ目の理由はマンションの維持管理のしやすさです。私は道産子ですが、一戸建ては冬の期間の雪かきがとっても大変でした。2つ目の理由はマンションの防犯性です。一戸建てに比べ入口が24時間有人管理されているマンションは防犯性に優れているといえます。3つ目は経済性、マンションの転売のしやすさです。同じ予算の場合、マンションの方が一戸建てよりも都心に物件を購入しやすくなります。やはり転売がしやすいのは都心に近い物件、駅に近い物件といえると思います。以上の3つの理由から、私自身マンションを購入致しました。・・しかし、隣の芝生は青く見えるもので、今では一戸建ての庭や畑が羨ましく感じたりもします。(1分)」
ポイントは「3つ理由があります。」と答えているときには、3つ理由が浮かんでいないこと。しゃべりながら考える、でも焦らないこと。
できればオチがつくように、3つの理由がかぶらないように並行して検証しつつ、アイコンタクトを1文ずつ回しながら、必要なボディランゲージを添えて。。
あれもこれもは難しい
ビデオに撮影しては、それを分析する辱めを受けつつ、なんとか1日を乗り切りました。最後のプレゼンは結構良い出来に仕上がったのではないかと思います。
これは仕事上の営業プレゼンも色々見直しをかけないとなぁ。。以前、人は見た目が9割という話がはやりましたが、プレゼンでは見た目が重要。
そして、プレゼンス、シナリオ・デリバリーのスキルを上げること。
今日から、オンでもオフでも、ヒゲ無しで臨みたいと思います (ヒゲ生えてたら御指摘ください)
■ 160/200冊(2009年)
「才能」に「時間」をかけて何かを成し遂げることができると仮定した場合、もうひとつ重要な掛け算の要素になるのは、志のベクトルではないかと最近思います。(O先輩は以前、情熱という言葉でそれを表現されていたような)
才能(+) x 時間(+) x 志(+/-) = 成果(+/-)
ベクトルだけにマイナス方向に伸びることがあれば、掛け算は結果がマイナスになることも。才能はいまさら伸ばすことが出来ず、ある程度投入量が自由になるのは時間だとして、果たして、志を自ら高めるようにコントロールすることは可能だろうか。
志のロールモデルとして以前より注目している一人が岩瀬大輔さん。ハーバードに留学されている頃のブログを当時ベトナムにて愛読しておりました。
東大在学中に司法試験合格、外資コンサルなどをへて、ハーバードで上位5%の成績でMBA取得。帰国後にライフネット生命保険を設立されて、現在、代表取締役副社長のご活躍。
著作をまとめ読みして、溢れる才能と努力(時間)を最大限活かす高い志を感じてみました。まったくもってたいしたものです、さらに年下!
岩瀬さんが父親ほども年齢の離れた出口さんと作っていくライフネット生命というベンチャー生保。こちらも行く末が大変気になります。
日本生命で働く後輩のK君がネット生保は苦戦しているという話を先日しておりましたが、リアルタイムな岩瀬さんのブログでも丁度その話題が出てたり。
今週末、意外にも熱いS君あたりと飲みながら話してみたいと思います。
■ 155/200冊(2009年)
1日0.2%、自分を改善する、成長すること、を目標に設定したいと思います。
テーマは勉強でも、減量でも、体力づくりでも、片付けでも、何でも良し。毎日0.2%ぐらいだったら何とか出来そうな気がしますよね。それも誰かと競うのではなく、自分比です。
元の状態を100として、0.2%改善されると翌日には100.2になります。さらに翌日には100.4004になります。
そうやって毎日少しずつ、0.2%ずつの改善を積み上げると1年で約200になります。200って、2倍です。
人生に複利の力を持ち込もうとは、カツマさん相変わらず凄いです。そういえば同じ指摘が楽天の三木谷さんの本の中でもされていたなー。
出来る人達は、実は地道に0.2%/日を人生の中でずーっと積み上げてきたのでしょう。もう遅いわ・・と嘆かず、今日から0.2%活動はじめたいと思います。
■ 149/200冊(2009年)
上司の指示に盲目的に従って仕事していると、もっとちゃんと説明してくれないと分からんわ・・・と思うことが多かったりもする訳ですが、ハッとする言葉に出会いましたのでメモ。
If you want complete order, join the Marines. -Eric Schmidt(一からすべて命令して欲しいなら、海兵隊に行けばいい。 -エリック・シュミット/グーグル会長)
オーダーに対して素早く従える順応性と、自主的に内容を吟味できる自立性の両立。決める行為には自己責任が伴うので時にストレスになりますが、人に決められるだけも辛い。
上司が示す方向に向かって(戦略)、具体的なアクション(戦術)を提案・実行するのは自分。予測される結果に疑義がある場合は、事前ブリーフィングでの承認も取った上で。
社会人12年目にもなってあらためて仕事の進め方について頭を整理するなんて今更ですが、どうも今まで感覚だけでやってきた部分があると思いますので。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。